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仮想通貨のレバレッジ取引とは?メリット・デメリットや注意点を紹介

レバレッジとは
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仮想通貨におけるレバレッジ取引とは、口座にある証拠金を担保として、預け入れた金額以上を稼ぐことができるシステムです。

日本の仮想通貨取引所において、レバレッジは最大2倍までですが、海外の取引所なら最大100倍もかけることができます。

  • 「仮想通貨のレバレッジのやり方を知りたい!」
  • 「レバレッジ取引は本当に儲かる?」

そのようなお悩みを持つ方へ向けて、今回は仮想通貨におけるレバレッジ取引のやり方や、メリットデメリットについて解説します。

この記事でわかること
  • レバレッジ取引とは、少ない元手で大きな利益を得られることができる
  • 多額の利益を稼げることができる一方、損失するリスクも高い
  • 国内の仮想通貨取引所は最大2倍までレバレッジをかけられる
  • レバレッジをかけるなら、少額から投資していく
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仮想通貨のレバレッジ取引とは?

レバレッジとは 開設画像

レバレッジとは「てこ」という意味です。レバレッジ取引とは、小さな金額に倍率をかけて大きな金額の取引をすることで、利益も損失も大きくなる特徴があります。

例えば、ビットコインを10万円分保有していたとします。レバレッジなし、またはレバレッジ2倍で、購入時より価格が10%〜50%上昇したときの利益は、次のとおりです。

価格上昇レバレッジなしレバレッジ2倍
10%1万円2万円
20%2万円4万円
30%3万円6万円
40%4万円8万円
50%5万円10万円

上記のように、レバレッジで取引金額を倍にできるため、同じ価格上昇率でも得られる利益は倍になります。レバレッジを掛けることで、資金効率が高まり、より多くの利益を得ることが可能です。

ここでは、具体的に現物取引とレバレッジ取引の違いを解説します。

仮想通貨の現物取引とレバレッジ取引の違い

仮想通貨で一般的に耳にするのは「現物取引」かと思われます。現物取引とは、自己資金でその時の相場の仮想通貨を売買することです。

現物取引とは

一方でレバレッジ取引は、自己資金にレバレッジの倍率を掛けた金額で仮想通貨を運用する方法。現物取引は実際の仮想通貨を決済する一方、レバレッジ取引は差金決済という方法で決済します。

差金決済とは?
取引の結果、生じた差額の現金のみを受け渡す決済方法

差金決済では実際の仮想通貨の授受は行われません。そのため、レバレッジ取引で生じた利益は、決済してお金(例えば日本円)にすることしかできません。

ポイント
また、新規で仮想通貨を売却できる「空売り」が可能な点も特徴として挙げられます。

仮想通貨を保有していなくても価格が高い時に売り注文ができ、さらに下落したときに買い戻すことをすれば、利益を得られます。

現物取引とレバレッジ取引の違い【一覧表】

実際に、レバレッジ取引と現物取引ではどのような違いがあるのか、以下の表にまとめました。

以下の表はスクロールできます。>>
レバレッジ取引現物取引
取引方法預けた証拠金×レバレッジ率の金額を運用できるその時の相場と等しい金額で取引する
利益大きい少ない
損失マイナスになる可能性があるゼロ以下にはならない
空売り×
利用方法お金への変換のみ
  • お金に変えられる
  • 仮想通貨を買い物に使える

現物取引に比べ、レバレッジ取引は利益になりやすい分、マイナスになる可能性も大いにあります。

また、現物取引で稼いだ場合お金や仮想通貨としてのショッピングなど変換することができますが、レバレッジはお金のにの変換になります

仮想通貨レバレッジ取引の5つのメリット

レバレッジ取引には、主に5つのメリットがあります。どのメリットも重要で、仮想通貨でレバレッジ取引をする大きな理由にもなります。

レバレッジ取引のメリット5つ
  1. 少ない元手で大きな利益を生み出せる
  2. 借金を負うリスクが低い
  3. 下落していても利益が狙える
  4. 24時間365日いつでも取引可能
  5. 保有している仮想通貨を活用できる

1少ない元手で大きな利益を生み出せる

レバレッジ取引では、預けた証拠金にレバレッジ率を掛けた金額を運用できます。証拠金を10万円分預け、レバレッジ率5倍で運用した場合にどうなるか、現物取引と比較して考えてみましょう。

現物取引10万円分の仮想通貨のみ運用可能
レバレッジ取引10万円×5倍=50万円分の仮想通貨を運用可能。

このレバレッジ率は利益にも反映されます。同じ元手でも、現物取引で2万円の利益を得た場合、レバレッジ取引では2万円×5倍=10万円の利益になります。

ポイント
レバレッジ取引のほうが現物取引よりも、多くの利益を生み出せる可能性があるのが大きなメリットです。

なお、高いレバレッジ率に設定すればするほど、利益もふくらみます。

2借金を負うリスクが低い

レバレッジ取引では、損失の大きさによっては取引の最中にロスカットが入るため、借金を負うリスクが低いです。

ロスカットとは?
損失が大きくなり、証拠金維持率が一定水準を下回ると強制的に決済が行われるシステムです。

レバレッジ取引は元々存在しないお金を使って取引している分、大きな損失が生まれる可能性があるため、借金を負わないよう強制的に決済が行われます。

ロスカットが入る条件は仮想通貨取引所ごとに異なるので、レバレッジ取引を行う際は事前に条件をチェックしておくのがおすすめです。

ただ、ロスカットは本人の意思と反して実行されるため、時にはデメリットになることもあります。

3下落していても利益が狙える

レバレッジ取引では、仮想通貨を保有していなくても売り注文ができる空売りが可能です。

空売りとは?
実際には持っていない仮想通貨を「売った」と仮定し、後で買い戻す取引方法。ショートとも呼ぶ。

空売りを利用して、これから下落していくと予想される仮想通貨を売り、価格が下がったときに買い戻せば、差額分が利益になります。

現物取引では空売りができません。空売りができるレバレッジ取引は、より幅広い取引が可能になる点もメリットと言えるでしょう。

424時間365日いつでも取引可能

レバレッジ取引は仮想通貨以外にFXや株などの金融商品にも存在しますが、FXや株でレバレッジ取引を行える時間は決まっています。

しかし、仮想通貨のレバレッジ取引は仮想通貨取引所がメンテナンスを行っていない限り24時間365日いつでも取引可能です。

ポイント
日中は仕事が忙しく取引できないという方でも、仮想通貨のレバレッジ取引であれば自分の好きなタイミングで取引を楽しめます。

もちろん土日でも関係なくレバレッジ取引ができるので、休日に落ち着いて取引することも可能です。

5保有している仮想通貨を活用できる

レバレッジ取引では、自身が保有している現物の仮想通貨を担保(証拠金)として他の仮想通貨へ投資できる場合があります。

そのため、レバレッジ取引の資金を確保するために日本円を入金する必要や、保有している仮想通貨を売却する必要がありません。

保有している仮想通貨を売却する際、値上がりしていると税金が発生する場合もあるので、そういった場合はレバレッジ取引の担保として有効活用するのも良いでしょう。

仮想通貨の売却を考えている方は、売却するのではなくレバレッジ取引に活用してみてはいかがでしょうか。

仮想通貨レバレッジ取引の4つのデメリット

メリットが大きいレバレッジ取引ですが、デメリットも大きいです。ここでは主に4つのデメリットを紹介します。

レバレッジ取引のデメリット
  1. 資金がマイナスになる可能性がある
  2. 損失が膨れ上がりやすい
  3. ロスカットのリスクがある
  4. レバレッジ手数料が発生する

1資金がマイナスになる可能性がある

レバレッジ取引では、仮想通貨の価値が下がった分にも倍率がかかります。例えば、10万円分の仮想通貨に5倍のレバレッジをかけ、価値が1割ほど下落したと考えましょう。

現物取引10万円×1割=1万円の損失
レバレッジ取引10万円×5倍×1割=5万円の損失になり、現物取引の5倍の損失

元手の価格は10万円ですから、レバレッジ率5倍の場合では、1割の下落で元手が半額に、2割の下落で0円、それ以上の下落ではマイナスに転じてしまいます。

注意点
マイナスになった分は「追証(おいしょう)」という借金となり、取引所に支払わなければなりません。

仮想通貨は値動きが大きいので、大きく下落してしまう可能性も十分にあります。

追証にならないように、しっかりと相場を観察して管理することが大切です。

2損失が膨れ上がりやすい

レバレッジ取引における損失のリスクは、価値が下落したときだけではありません。「空売り」にも損失がどこまでも膨れ上がるリスクがあります。

注意点
10万円で売り注文をした仮想通貨が20万円に高騰した場合は、20万円で買い戻すことになるので、10万円の損失になります。

レバレッジ取引では、この損失にもレバレッジ率が掛かるので、価値が上がれば上がるほど大きな損失が出てしまうのです。

空売りをする際にも、買い戻しのタイミングをしっかりと見計らいましょう。

3ロスカットのリスクがある

仮想通貨のレバレッジ取引では、ロスカットのリスクがあことも認識しておきましょう。

注意点
ロスカットにはユーザーが証拠金を全額失い、借金状態にならないよう守ってくれる利点がある一方で、自分の意志とは関係なく強制決済されることがデメリットになるケースもあります

もしもロスカットが無ければ、価格が予想と反対方向に動いても、しばらく待っていれば戻ってくることも十分にあり得ます。

そのため、利益が出るまで長時間ほったらかしにして、プラスに転じてから決済する戦略を取ることが可能です。

しかし、レバレッジ取引で強制ロスカットされてしまうと含み損を抱えた状態で決済されマイナスが確定します。そのため、本来であればプラスにできたはずの取引が、損失で終わってしまう状況が想定できるのです。

4レバレッジ手数料が発生する

仮想通貨でレバレッジ取引を行う際は、通常の取引手数料に加えてレバレッジ手数料が発生します。ただ、すべてのレバレッジ取引で手数料が発生するというわけではありません。
ポイント
レバレッジ手数料は日を跨いでポジションを保有した場合に発生し、多くの取引所では1日あたり0.04%程度の手数料となっています。
そこまで大きな手数料ではないことから基本的にあまり気にする必要はありませんが、長期的に保有すると金額が大きくなるため注意が必要です。

仮想通貨のレバレッジ取引のやり方を詳しく解説!

ここからはレバレッジ取引のやり方について詳しく解説していきます。また、仮想通貨をこれから始め方についても知りたいという方もチェックしてみてください。
レバレッジ取引のやり方
  1. 仮想通貨の取引所の口座を開設する
  2. 日本円を入金する
  3. 証拠金口座に資金を移動する
  4. 注文を行う
  5. 決済する

1仮想通貨の取引所の口座を開設する

まずは、レバレッジ取引を行える取引所の口座を開設します。取引の中には、レバレッジ取引ができないところも存在するため、レバレッジ取引可能かどうかを必ず確認しましょう。

ポイント
DMM Bitctoin、bitFlyer、GMOコインなどはレバレッジ取引を行える取引所です。

レバレッジ取引可能な取引所を選択したら、口座開設していきます。口座開設順序は取引所によって多少の違いはありますが、おおむね以下のようになります。


取引所口座の開設方法
    • メールアドレスを登録する
    • 届いたメールから個人情報を入力
    • 本人確認書類を提出する
    • 審査後に口座開設完了通知が届く

    本人確認書類としては、免許証やマイナンバーカードを利用できることが多いです。書類提出後には審査が行われ、審査に通れば仮想通貨取引を行えます。

    口座開設通知は郵送の場合と、メールの場合が存在します。メールで通知の受け取りが可能な場合には、最短で当日から取引できることもあります。

    ただ、本人確認通知は郵送で受け取らなければならない取引所も存在します。詳しくは、各取引所のホームページなどを確認しましょう。

    2日本円を入金する

    口座開設ができたら日本円の入金を行います。仮想通貨取引所では、以下のような入金方法を選択できることがほとんどです。

    日本円の入金方法
      • 銀行振込
      • コンビニ入金
      • ネットバンキング入金

      コンビニ入金の際には「コンビニ手数料」、銀行振込時には「振込手数料」が発生することになります。一度の入金でかかる手数料は数百円程度ですが、何度も入金を行うと大きな金額になってしまいます。

      注意点
      そのため、可能であればコンビニ入金や、銀行振込での入金は避けたいところです。

      これらの中で、最も迅速・低手数料で入金できる傾向があるのが、ネットバンキング入金です。ネットバンキング入金は、リアルタイムで取引所の口座に資金が反映され、取引手数料も無料になることが多いです。

      ネットバンキングに利用できる銀行や手数料は、取引所によっても異なります。各取引所の詳細情報を確認するといいでしょう。

      3証拠金口座に資金を移動する

      取引所に入金した資金は現物口座に着金します。そのため、そのままではレバレッジ取引には利用できません。レバレッジ取引に利用するには、現物口座から証拠金口座へ、資金を移動する手続きを取りましょう。

      注意点
      不慣れな方の場合、この手順が必要であることを知らず、レバレッジ取引ができずに戸惑う可能性があります。

      そのため、現物口座と証拠金口座は別々だということを、この機会に把握しておきましょう。現物口座の資金は現物取引で利用でき証拠金取引の資金はレバレッジ取引でのみ使用可能です。

      レバレッジ取引の際には証拠金口座への入金が必要です。これを行わないと、取引スタートできないので注意しましょう。

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      4注文

      証拠金口座への入金が完了したら、レバレッジ取引を行いましょう。取引したい通貨ペアを選び、数量を入力後に注文すればポジションを持つことができます。

      レバレッジに対応している銘柄は現物取引に比べて少ないですが、主要銘柄のBTC•ETH•XRPなどは多くの取引所で取引可能です。

      しかしこの際、決して無茶な数量での注文は行わず、少なすぎるぐらいの金額に抑え注文しましょう。

      ポイント
      初心者の場合には、まずは少額で慣れることが重要です。そのため、控えめな金額からレバレッジ取引を試すようにしてください。

      レバレッジ取引では、証拠金を担保にすることで売りから入る取引を行うことも可能です。そのため、下げ相場でも取引を行うことができ、相場状況にかかわらず利益を出せる可能性があります。

      現物取引では価格が上昇しないと利益を出せません。一方、レバレッジ取引では暴落時に大きく稼ぐことも可能なのです。

      5決済する

      ポジションを保有したら、その後レートが変動することにより、利益もしくは損失が出ることになります。いずれにしても所有しているポジションを決済することで、取引は終了することになります。

      ポイント
      利益確定することを「利確」、損失確定することを「損切」と呼びます。

      毎回利益が出ればいいのですが現実のチャートは思い通りに動くことばかりではないのがリアルです。そのため、損切しなければならないときには躊躇なくマイナスを確定させ資金を温存するようにしましょう。

      一度の取引で負けたとしても資金が残っていれば、次の機会に利益を出せます。損切できずにマイナスが拡大しないよう気を付けましょう。

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      仮想通貨レバレッジ取引の5つのコツ

      レバレッジ取引はハイリスク・ハイリターンの取引です。大きな損失を出さないように取引をするには工夫が必要です。ここではレバレッジ取引の5つのコツについて紹介します。

      レバレッジ取引のコツ
      1. 取引する上でのルールを決めておく
      2. テクニカル分析を使いこなす
      3. 余剰資金で取引する
      4. 情報収集を怠らない
      5. 取引の回数をおさえる

      1.取引する上でのルールを決めておく

      レバレッジ取引で大きな損失を出さないように、あらかじめルールを決めておくのがおすすめです。

      自分なりに売買するタイミングのルールを設定しておけば、大きな損失を出す前にスムーズに対処できます。最低でも以下の2パターンのルールは決めておきましょう。

      取引上のマイルールの例
      • 損切りをするライン
      • 利益を確定させて決済するライン

      預けた証拠金の3%以上の損失で「損切り」をする、10%の利益で「決済」する、というように明確なラインを決めておくことで、機械的に取引が行えます。

      感情に左右されずに取引ができ、損失を減らし確実な利益を生みやすくなるでしょう。

      2.テクニカル分析を使いこなす

      仮想通貨取引に役立つ情報として「テクニカル分析」があります。テクニカル分析とは、過去の値動きから、将来の価値を予測する分析のことです。

      テクニカル分析には「ローソク足」「移動平均線」「ボリンジャーバンド」など、さまざまな指標が使われます。これらの指標を組み合わせて、将来の価格を予測します。

      数値上の分析と思われがちですが、指標には人の心理・行動が表れているので、きちんと読み取れば損失を避けられる可能性が高いです。

      3.余剰資金で取引する

      仮想通貨に限った話ではありませんが、投資には資金を失うリスクがつきものです。そのため、投資は余剰資金で行うべきなのです。

      投資で大きな利益を得ようと、生活資金に手を付け無理な金額を投じるのは、非常に危険なので絶対にやめるべきです。

      注意点
      生活資金を失うと、当然生活がままならなくなります。その結果、生きるために借金をしてしまう人も多いです。

      また、中にはキャッシングなどの借り入れで調達したお金を、仮想通貨投資につぎ込む人もいます。万が一これらのお金が無くなった場合、その後に人生に深刻なダメージが出る恐れもあるでしょう。

      実際に、借金を利用した取引を溶かしてしまい、首が回らない状況になった方も実在します。

      そのため、レバレッジ取引に利用するのは、余剰資金のみにしておきましょう。最悪全額を失っても、諦められる金額に抑えるべきです。

      4.情報収集を怠らない

      仮想通貨でレバレッジ取引をする場合は、情報収集を怠らないようにしてください。仮想通貨の相場を予測する方法は、テクニカル分析だけではないからです。

      仮想通貨に関する情報をもとに相場を予測する「ファンダメンタルズ分析」があります。

      例えば、「世界的な◯◯企業がビットコイン決済を採用」「アメリカの◯◯企業がビットコインによる給与支払いを導入」など、仮想通貨に関するポジティブな話題が出ると価格は上昇する可能性があります。

      逆に、「△△取引所で仮想通貨が流出」など仮想通貨に関するネガティブな話題が出てくると、価格が下落することがあります。

      ポイント
      レバレッジ取引はハイリスク・ハイリターンだからこそ、日々情報収集を行い、市場の動きに敏感でなければいけません。

      投資に関する情報サイトを複数チェックし、情報収集を怠らないようにしてください。

      5.取引の回数をおさえる

      仮想通貨のレバレッジ取引で利益を最大化するためには、取引の回数をおさえることが大切です。

      ポイント
      レバレッジ取引には多くの手数料がかかるため、取引回数をおさえることで単純に手数料がかかる回数を減らせます。

      1回ごとの手数料は大したものではありませんが、何度も積み重なるといずれ大きな損失になってしまうので、利益を最大化したい場合はできるだけ取引回数をおさえることがおすすめです。

      日を跨いだ取引にはレバレッジ手数料が発生するため、少しでも手数料をおさえたいのであればポジションを持ち越さないようにしましょう。

      初心者が仮想通貨のレバレッジ取引をする際の注意点

      初心者がレバレッジ取引を始める際は、まず以下の3点に注意しましょう。

      レバレッジ取引の注意点【初心者向け】
      1. 初心者はまず現物取引から始める
      2. レバレッジ取引は手数料がかかる
      3. 証拠金維持率を確認

      初心者はまず現物取引から始める

      初心者はまずは現物取引から始めることをオススメします。レバレッジ取引を行う際には、チャートの動きや画面の操作方法など、様々なことについて注意しなければなりません。

      さらにロスカット基準についても考えなければならず、現物取引の経験が無い状態で行うには、あまりにもハードルが高すぎます。

      注意点
      気を配るべきことがあまりに多く、冷静な判断ができなくなっても全くおかしくありません。

      そのため、まずは現物取引で取引に慣れることから始めてみましょう。現物取引であれば、比較的考えることも少なく、取引を行いやすいはずです。

      取引画面に慣れてきたら、次は利益を出せる取引のパターンを見付けるといいでしょう。

      勝ちパターンを見付けたらレバレッジ取引に移行し、徐々に運用する金額を上げていけばいいのです。このように、順序だててレバレッジ取引を行えば、利益を出せる確率は飛躍的に高まることでしょう。

      レバレッジ取引は手数料がかかる

      レバレッジ取引には「レバレッジ手数料」というものが存在します。この手数料はポジションを保有した状態で、日を跨ぐと発生するもの。

      レバレッジ手数料は多くの取引所で、1日当たり0.04%程度の水準です。そのため、通常は気にする必要はありませんが、長期保有すると金額が大きくなります。

      注意点
      1日単位であれば手数料は0.04%で済みますが、仮に100日間ポジションを保有すれば4%になってしまいます。

      そのため、レバレッジ取引の際にはポジションを長期保有することは、オススメできません。手数料を抑えるためには、可能であれば当日中にポジションを手仕舞うのがベストでしょう。

      割合としては非常に小さいものの、レバレッジ手数料というものが存在することは、知っておいた方がいいでしょう。

      証拠金維持率を確認

      レバレッジ取引では、取引所ごとに個別の証拠金維持率が設定されています。証拠金維持率が低くなると、資金がマイナスにならないよう、システムが強制ロスカットを執行する仕組みになっています。

      注意点
      そのため、大きな含み損が出ている状況でも、強制的にマイナスを確定されてしまうのです。

      一般的には証拠金維持率が50%程度になると、マージンコールと呼ばれる警告が届きます。さらに、証拠金維持率が20%~30%になると、強制決済が行われ損失が確定するケースが多いです。

      強制ロスカットを回避するためには、マージンコールが届いた時点で、資金の追加入金が必要です。放置すると、高確率で強制決済でマイナスが確定する流れになります。

      ロスカットのリスクを抑えるには、できれば証拠金維持率が200%以上を維持できるように、投資資金を調整するといいでしょう。

      レバレッジ取引ができるおすすめの仮想通貨(暗号資産)取引所3選!

      レバレッジ取引はすべての取引所で対応しているわけではありません。対応していない取引所もあるので注意が必要です。ここでは、レバレッジ取引ができる3つのおすすめ取引所を紹介します。

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      ※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。  国内暗号資産交換業者における 2020年1月-12月の月間出来高(差金決済/先物取引を含む)

      ※1 Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2026年〜2021年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
      ※5 ビットコイン販売所にて無料。また、購入価格と売却価格の差であるスプレッドは利用者負担。

      仮想通貨のレバレッジに関する最新ニュース

      レバレッジに関する最新ニュース
      • 米SECがレバレッジ型ビットコイン先物ETFを初承認

      米国証券取引委員会(SEC)が、レバレッジ型ビットコイン先物ETFを初めて承認したと米暗号資産メディアが報じました。

      公開資料によると、承認されたETFは「CBOE BZX Exchange」のマーケットにティッカーシンボル「BITX」として上場する予定とのこと。

      初めて認可されたレバレッジ型のビットコインが、今後のビットコイン現物ETFの承認へどのような動きを見せるのか注目が集まります。

      出典:あたらしい経済

      仮想通貨のレバレッジ取引に関するよくある質問

      レバレッジ取引ができるおすすめの取引所は?
      レバレッジ取引ができる取引所としては、DMM Bitcoin、bitFlyer、GMOコインの3つがおすすめです。どの取引所もセキュリティ性が高く、アプリでテクニカル分析の確認ができるなど利便性も良いです。
      なおどの取引所もレバレッジ取引の最小注文数量は0.01BTCです。
      仮想通貨のレバレッジ取引とは?
      レバレッジとは「てこ」のことで、小さな元手にてこの原理で倍率をかけて、元手以上の金額を運用する取引方法のことです。金融庁の規制により、日本の取引所ではレバレッジ率の最大値は2倍となっています。
      レバレッジ取引と現物取引の違いは?
      現物取引は、実際に仮想通貨の受け渡しが行われる取引ですが、レバレッジ取引は利益や損失部分のみを決済する「差金決済」となっており、実際の仮想通貨の授受は行われません。そのため、レバレッジ取引で生じた利益は売ってお金に変えることしかできないので注意が必要です。
      レバレッジ取引をするメリットは?
      レバレッジ取引のメリットとしては、利益が膨らみやすいこと、24時間365日取引が可能なこと、空売りすることで下落相場でも利益を狙えることの3つが挙げられます。
      レバレッジ取引をするデメリットは?
      レバレッジ取引のデメリットは、損失が膨らみやすいこと、損失がマイナスになる可能性があること、大きな損失になる前に強制的に決済されるロスカットのリスクがあることの3つが挙げられます。
      レバレッジ取引は初心者でもできる?
      レバレッジ取引を成功させるには、チャートを読み解く必要があります。そのため、チャートを読み分析することに不慣れな初心者にはリスクが大きいです。そのため、現物取引に慣れてチャートなどを読み解けるようになってから参入するのがおすすめです。
      レバレッジ取引を成功させるコツは?
      レバレッジ取引をする際には、損切りのタイミングや利益を確定させるタイミングをあらかじめルールとして決めておくと、冷静な取引がしやすいです。また、テクニカル分析を有効活用し、値動きを予想することも大切です。分析のために投資ノートをつけておくのも良い手段でしょう。
      借金で仮想通貨のレバレッジ取引を行うのはどうでしょうか?
      借金を投資に利用することはオススメできません。失った場合に取り返しのつかないことになるからです。
      仮想通貨のレバレッジは最大何倍まで引き上げられますか?
      仮想通貨取引でのレバレッジは2倍までになっています。仮想通貨は値動きが激しいので、FXなどよりも上限が抑えめになっています。
      仮想通貨取引において海外ではどのくらいレバレッジをかけられますか?
      仮想通貨取引において海外取引所ではレバレッジ100倍以上掛けることが可能です。魅力的に見えるかもしれませんが、あまりにレバレッジが高すぎるので危険でしょう。

      仮想通貨レバレッジ取引のまとめ

      本記事では仮想通貨におけるレバレッジ取引の詳細やレバレッジ取引を行うメリット・デメリット、実際に取引する際のコツなどをご紹介しました。

      レバレッジ取引は少ない元手でも大きな利益を生み出せる取引手法であり、下落相場からでも利益が狙えるため、仮想通貨で稼ぎたい方にはおすすめの手法といえるでしょう。

      しかし、大きな利益を狙える分マイナスになるリスクも高いハイリスク・ハイリターンな手法なので、初心者の方はある程度取引経験や仮想通貨に関する知識を身につけてから実践すると良いでしょう。

      本記事では、レバレッジ取引が行えるおすすめの仮想通貨取引所も紹介しているので、レバレッジ取引が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

      現物取引に慣れてチャートを分析できるようになったら、レバレッジ取引にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

      \取引スタイルが豊富!/
      暗号資産(仮想通貨)取引は、元本を保証するものでなく、価格変動により損失が生じる リスクがあります。お取引される際には、取引内容をよく理解し、ご自身の判断で行ってく ださい。
      執筆者情報


      仮想通貨のぜんぶ編集部

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      監修者の紹介
      祖父江仁美

      大学卒業後、大手保険会社に入社し4年間生命保険・損害保険の営業職を経験。保険代理店へ転職後、副業として親子向けのマネーセミナーをスタート。2017年にはじんFP事務所を開業し、数字が苦手な女性起業家を専門に「家計」と「事業」2つのマネーサポートを行なっている。マネーセミナーや個別相談、日経WOMAN公式アンバサダーも務めており、一人ひとりに寄り添ったファイナンシャルプランナーとして活動中。著書「私たちの「お金の使い方・貯め方」教えて下さい」ではお金の失敗の実例を踏まえながら、賢いお金の使い方や国の制度を理解することができる。

      祖父江仁美のプロフィール情報   

      祖父江仁美

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