
生命保険は個人によってニーズが異なり、必要な場合も多くあります。しかし「生命保険はいらない」と考えている方もいらっしゃるでしょう。
生命保険の必要性はライフステージや個人の資産状況によって異なるため、不要な人の特徴などを知ることで結論を出せます。この記事では生命保険がいらない理由をまとめ、併せて加入するメリット・デメリットについて解説します。

この記事の要点
- 1.必要な保障額が多額になる立場の人にとっては、貯蓄だけですべての保障を準備するのは難しい場合があります。
- 2.生命保険のメリットは、起こるかどうかわからない出来事に対して、必要な保障をすぐに準備できる点にあります。
- 3.自分自身や大切な家族にとって何がどの程度必要なのか、適切に判断する必要性があります。
この記事は5分程度で読めます。
目次
生命保険はいらない?不要論とは
よく見かける「生命保険不要論」を整理すると、以下の4つがおもな根拠のようです。
生命保険不要論の根拠
- 日本は公的保障が充実しているから
- 貯蓄があれば十分だから
- 保険のお世話になる機会はほとんどないから
- 保険は割高で他の運用方法のほうが有利だから
それぞれについて詳しくみていきましょう。
日本は公的保障が充実しているから
日本では、すべての人がなんらかの公的保険制度に加入しています。病気やケガで医療費がかかっても、公的医療保険のおかげで、実際にかかった医療費の3割以下の自己負担で済むなど、公的保険の恩恵は大きいものです。
死亡保障に関しても、配偶者に扶養されている人は、配偶者が亡くなれば、遺族年金を受け取れます。これらを見ると、民間の保険会社の生命保険に加入していなくてもただちに困ることはないように思えます。
ある人が年金を受け取る前に亡くなった場合、その人に扶養されていた配偶者は遺族年金を受け取れる可能性があります。
しかし、すべての人が加入している国民年金から支給される遺族年金(遺族基礎年金)は、配偶者に18歳未満の子どもがいる場合にのみ支給されるルールです。
そのため、国民年金にのみ加入している自営業やフリーランスの世帯で、夫婦に子どものいない場合、遺族年金が受け取れない場合があるのです。(※寡婦年金・死亡一時金など他の遺族給付は受け取れる場合があります)
また、会社員は厚生年金に加入しているため、子どもがいなくても遺族厚生年金を受け取ることができますが、遺族厚生年金の額は、亡くなった人が将来受け取れるはずだった老齢年金の4分の3の額です。
注意点
\保険加入を検討するなら/
貯蓄があれば十分だから
公的保障に頼れなくても、十分に貯蓄があればいいのではないかと考える方も多くおられるのではないでしょうか。この意見は、一理あります。
生命保険に加入したとしても、保険にできるのは、もしものときに経済的な負担をカバーすることにすぎません。リスクそのものを減らすことは保険の目的ではないのです。
つまり、生命保険に加入したからといって、一家の大黒柱が亡くなることを防げるわけではないですし、医療保険に加入したからといって、病気を予防できるわけではありません。
もしもの場合に、遺族の生活を支えるためのお金や、医療費として使えるお金が受け取れることで経済的にダメージをやわらげてくれるのが保険です。
そうであれば、「もしものときに使えるお金が十分にあれば保険は不要」という考え方は正しいでしょう。一家の大黒柱が亡くなったとしても、その後、家族が生活に困らないのなら、保険で備える必要はありません。
問題は、それだけのお金を本当に貯蓄で準備できるのか、という点です。
一家の大黒柱となる人の死亡保障を考えてみたとき、配偶者と子どものその後の生活費、子どもの教育資金などを考えると、遺族年金から支給される額を差し引いたとしても、数千万円単位のお金になる場合が多いでしょう。
また、ある程度の貯蓄があったとしても、死亡保障として備えておくためには、保障のためのお金はもしものときのためにずっと確保しておかないといけないのです。
注意点
使ってしまってから、もしものことがあれば結局足りないということになってしまうのであれば、せっかくお金があったとしてもいつ起こるかわからない出来事のために、そのお金が拘束され続けます。
保険の対象となるのは、「起こるかどうかわからないこと」です。死亡については、いつかは必ず訪れますが、子育て中の死亡と、子どもが独立してからの死亡では意味合いがまったく違います。

\保険加入を検討するなら/
保険のお世話になる機会はほとんどないから
保険の対象となる出来事、たとえば死亡保険であれば、保険の対象者(被保険者)が亡くなることを、「保険事故」といいます。保険とは、商品ごとに決まった保険事故があったとき、決まった保険金を受け取れる仕組みといえます。
保険事故が起こる確率について、考えてみたことはあるでしょうか。たとえば、今30歳の人が、家族のために生命保険への加入を考えています。この人が、実際に、家族を残して亡くなってしまう確率はどの程度あるのでしょう。
この数字だけを捉えると、確かにそんなに高い確率ではないように思えますし、そのように低い確率であることに対して準備をしておく必要はないとも思えます。
たしかに、30歳の男性が子育て中の10年間、死亡保険に加入していても、その後の10年間に保険金を受け取る機会はほとんど訪れないでしょう。
掛け捨て型の保険であったら、その間に払い込んだ保険料は戻ってきませんから、「ムダなお金を払った」と感じてしまう人がいるのも理解できます。
注意点
しかし、1,000人に1人しか経験しないことであっても、1,000人に1人には訪れている現実です。保険とは、そうした、「起こる確率は低いけれども、起こってしまった場合はとても困る」ことに対して備えておくためのものです。
もしものときに必要な保障額は多額です。めったに起こらないからこそ、めったに起こらないことのために多額の保障額を貯蓄で準備するのは非効率であることはすでにお伝えしました。

\保険加入を検討するなら/
保険は割高で他の運用方法のほうが有利だから
貯蓄型の生命保険もありますが、お金を貯めたいなら生命保険よりもっといい方法があるように思えます。たしかに、貯蓄型保険の返戻率は下がってきており、金融商品としてみたときの魅力が乏しいと感じる人も多いのでしょう。
利回りに注目するのであれば、株式などに積極的に投資したほうが、より大きなリターンを得られる可能性があるのも事実です。
しかし、金融の世界では、リターンは常にリスクと表裏一体です。リスクをとらずにリターンを得ることはできません。
注意点
また、保険には、保障という大きなメリットがあることを忘れないでください。貯蓄型の生命保険よりも、投資信託を積み立てで購入したほうが、最終的にはお金が貯まるかもしれません。
これは保険ならではのことです。また、自分で投資をするための知識や手間も必要なく、貯蓄できるという点も保険のメリットといえます。
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生命保険が不要な人はこんな人!
さまざまな角度からの「生命保険不要論」を検討してきました。以上を踏まえて、生命保険が不要といえるのは、どういう人でしょうか。
貯蓄とは、預金に限らずその他の金融資産でもかまいません。ただし、いざというときに必要な額がすぐ使えるよう、値動きがあるものや換金性の低いものは向きません。
また、自分自身の資産として用意できていなくても、親を頼ることができるなど、個別の環境によって助けられる場合もあるでしょう。
貯蓄ですべての生活費をまかなえなくても、自分自身の収入と、実家の援助があればやっていけそうだ、ということであれば、それでもかまいません。必要額は人によって大きく異なります。
子育て中の子どもがいる世帯などは、教育資金も含めてかなりの額が必要になりますが、独身であればかなり限定されるでしょう。
\保険加入を検討するなら/
生命保険が必要な人の2つの特徴
「生命保険はいらない」と考えている方の中にも本当は必要な方がいらっしゃるかもしれません。必要にも関わらず加入していない場合は残された家族やご自身に経済的な負担がかかってしまいます。
そこで以下では生命保険が必要な人の2つの特徴を挙げていきます。自分に当てはまるか確認し、必要であれば検討してみましょう。
貯蓄がない人
貯蓄がない人は生命保険の加入をおすすめします。なぜなら病気や怪我で働けなくなった時にご自身の治療費や、家賃や通信費などの固定費を支払えなくなる可能性があるからです。
もちろん公的医療保険の対象であれば、保険適用されます。しかし、これまでの固定費に加えて治療費もかかり、収入は減少するということを考えると、病気に罹ってしまうと生活が立ちいかなくなってしまいます。

保険で受け取ったお金は治療費だけでなく生活に必要な資金もまかなってくれます。そのため、貯蓄のない人は保険に加入しておく必要があるのです。
家族がいる人
家族がいる人は保険に加入することをおすすめします。なぜなら独身の頃と比較して生活費がより多く必要になり、保険の必要性が高まっているからです。
特に世帯主に万が一のことがあった時は家族に大きな経済的損失が発生してしまいます。そのため、死亡保険など大きな一時金が受け取れる保険だけでも加入しておきましょう。
「貯蓄が苦手だけど教育資金を用意したい」という方は学資保険など貯蓄ができる保険も検討してみましょう。一部の保険は貯蓄機能も備えており、ご自身のニーズに合わせて準備できるのです。
\保険加入を検討するなら/
おすすめの無料保険相談窓口で最適な保険を選ぼう
各種生命保険に新規で加入したいけれど、自分ではどんな保障が必要か分からず困っていませんか?もしくは、既に加入している各種生命保険が現在のあなたや家族に最適かどうか分からず迷っていませんか?
どの商品が最適か分からない方や、ご自身やご家族にとって今後必要となる保障を手に入れたい方は、一度無料の保険相談所を利用してみることをおすすめします。
- 1.複数の保険会社の商品から比較・検討し、最適な保険を提案してもらえる
- 2.何度相談しても費用がかからないため、納得がいくまで相談ができる
- 3.家計や収支、将来のことも合わせて相談でき
- 4.オンライン相談や店舗に出向く方法、近所のカフェや職場に来てもらうなど相談場所も選択できる
保険相談所もさまざまある中、どこで相談したらいいのかな?と迷われる人へ、無料の保険相談所おすすめ5選をご紹介します!
1.ほけんのぜんぶ
おすすめの保険相談所1つ目は、当社「ほけんのぜんぶ」です。
「ほけんのぜんぶ」のここがおすすめ!
- 取扱保険会社数38社
- 相談員は、FP資格取得率100%(※入社1年以上のプランナー対象)
- オンライン保険相談も可能!
- 訪問エリアは全国対応(※離島以外)
- 保険相談をするだけでプレゼントがもらえる
相談員の質が高く、また無料で保険相談をするだけでプレゼントがもらえるのも嬉しいポイントです。
取扱保険会社数 |
合計:38社 |
主要商品 | 生命保険/医療保険/がん保険/火災保険/学資保険/個人年金保険/旅行保険/ペット保険/就業不能保険/介護保険/自動車保険/その他多数 |
対応地域 | 全国どこでも可能(離島除く) |
オンライン保険相談 | 対応可能 |
キャンペーン | あり |
2.保険マンモス
おすすめの無料保険相談所2つ目は「保険マンモス」です。
保険マンモスのここがおすすめ!
- 相談満足度95%※1
- 保険相談に関する調査で三冠達成!※2
- FPの実務経験が平均5年と豊富で、AFP・CFP・MDRTなどの有資格者も多数在籍!
- 万一失礼な対応やしつこい営業行為があった場合は速やかに担当FPの変更行うイエローカード制度
相談満足度も実績も多くあり、安心して相談ができると定評があります。
取扱保険会社数 |
提携先による |
主要商品 | 生命保険/医療保険/がん保険/火災保険/学資保険/個人年金保険/旅行保険/ペット保険/就業不能保険/介護保険/自動車保険/その他多数 |
対応地域 | 全国どこでも可能(離島除く) |
オンライン保険相談 | 提携先による |
キャンペーン | あり |
保険マンモスでは、無料保険相談後に豪華プレゼントをもらえるキャンペーンを実施中!
※1…保険マンモス株式会社 集計期間 2015年1月~2015年6月、インターネットによるアンケート調査:回答数3,775
※2…日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要2020年9月期 ブランドのイメージ調査
3.マネードクター
おすすめの無料保険相談所3つ目は「マネードクター」です。
マネードクターのここがおすすめ!
- 取扱保険会社数31社 ※1
- FP資格を保有したプロが全国に1,270人も在籍 ※2
- 相談満足度92.9% ※3
- オンライン相談はネット環境さえあればOK、ほか全国あらゆる場所で相談可能!
- 保険だけでなく家計や資産運用をはじめ大切なお金のこと全般相談できる!
- 保険相談後選んだプレゼントがもらえる!
無料の保険相談窓口としてテレビCMも行っていることからご存じの方も多いマネードクターは、保険のことと同時に他のお金についての悩み事も相談できるため頼りになりることうけあいです。
取扱保険会社数 |
合計:31社 ※1 |
主要商品 | 生命保険/医療保険/がん保険/火災保険/学資保険/個人年金保険/就業不能保険/介護保険/自動車保険/その他多数 |
対応地域 | 全国どこでも可能(離島除く) |
オンライン保険相談 | 対応可能 |
キャンペーン | あり |
マネードクターでは、無料保険相談の予約時にお好きなプレゼントを選択し、相談後にもれなくプレゼントを受け取ることができます!
ただし、プレゼントはこちらのページからの無料保険相談のみ限定となりますのでご注意ください。
※1…2021年10月現在
※2…2020年度実績
※3…2020年12月-2021年4月(マネードクター自社アンケートより)
4.保険市場
おすすめの無料保険相談所4つ目は「保険市場」です。
保険市場のここがおすすめ!
- 取扱保険会は業界最大の84社
- オンラインでの相談が可能
- 業界のなかで老舗
- 東証一部上場企業
取扱保険会社数は国内最大級で、老舗でありながら東証一部上場企業であることで安心感があります。
取扱保険会社数 |
合計:84社 |
主要商品 | 生命保険/死亡保険/医療保険/がん保険/火災保険/地震保険/学資保険/個人年金保険/就業不能保険/介護保険/自動車保険/その他多数 |
対応地域 | 全国どこでも可能(離島除く) |
オンライン保険相談 | 対応可能 |
キャンペーン | なし |
5.保険無料相談ドットコム
おすすめの無料保険相談所5つ目は「保険無料相談ドットコム」です。
保険無料相談ドットコムのここがおすすめ!
- 面談後にもらえるプレゼントキャンペーンの商品が豊富
- 電話やオンラインでの相談が可能
- お客様満足度97.6%!
取扱保険会社数 | 合計:22社 (生命保険:15社 損害保険:7社) |
主要商品 | 学資保険/生命保険/医療保険/がん保険/個人年金保険/介護保険/自動車保険/火災保険/海外旅行保険/ペット保険/自転車保険/損害保険 |
対応地域 | 一部対応できない地域あり |
オンライン保険相談 | 対応可能 |
キャンペーン | あり |
無料保険相談所の選び方
無料の保険相談窓口はショッピングモールやテレビCMで見たことがあれど、実際に利用をしたことがないと、何を基準に窓口を選べば良いのか迷ってしまいますよね。
数ある中からあなたに合った保険相談所を見つけるには、以下の項目をチェックするとよいでしょう。
- 1.相談場所は、自宅(オンラインor電話)か、店舗か、指定した場所か
- 2.相談担当者が専門知識を有しているか
- 3.取り扱っている保険会社数の多さ
1.保険相談をする場所はどこが良いか

2.相談担当者が専門知識を有しているか
無料の保険相談窓口は多くありますが、相談に乗ってくれる担当者はどこも同じではないかと思われがちですが、実は、担当者は相談窓口によって異なることはもちろんのこと、店舗によっても異なります。
保険の相談に乗ってくれる担当者全員がFPをはじめとする資格を持っているとは限りません。FPとは、以下のような幅広い知識を持ち合わせている者を指します。
- 保険
- 教育資金
- 年金制度
- 家計にかかわる金融
- 不動産
- 住宅ローン
- 税制など
生命保険への新規加入や見直しも、家計や家族のお金に直結する項目であることから、専門知識を有している担当者のほうが、有益な提案やアドバイスができる可能性が高くなります。
3.取り扱っている保険会社数の多さ
無料の保険相談所のメリットの1つとして、複数の保険会社の商品を比較・検討できるという点が挙げられます。比較できる対象が多いほうが、ご自身や家族により最適な商品が見つかりやすいということに繋がります。

それでもどこにするか迷ったら
どの相談所も、もしも相談に乗ってくれる相談員を代えたい場合は無料で変更することが可能で、違う相談員に再度無料で相談をすることができます。
しかし、できることならば初めから質の良い相談員に担当してもらえると嬉しいですよね。
どの相談所も、担当者はこちらから選ぶことはできないため、まずは相談員が必ずFP資格を所持していると明記している「ほけんのぜんぶ」で相談をすることをおすすめします。
生命保険に加入するメリットとデメリット
「生命保険に加入するメリット・デメリットがわからないから必要ない」と思っている方もいらっしゃるでしょう。生命保険は複雑な仕組みのため、どうしても敬遠してしまいがちです。
そこで以下では生命保険に加入するメリットとデメリットを紹介していきます。総合的に考えて自分に必要なものか判断してみてください。
生命保険に加入することで得られるメリット
生命保険は万が一に対して貯金より早いスピードで備えられるものです。以下では生命保険に加入するメリット2点を具体的に解説していきます。
ポイント
- 万が一が発生した時の保障を得られる
- 教育資金や老後資金などを蓄えられる
万が一が発生した時の保障を得られる
生命保険に加入すると万が一が発生した時の保障を得られます。なぜなら支払い事由に該当した時に契約前に定められた保険金を受け取れる仕組みだからです。
例えば定期保険(死亡保険の一種)に保険金500万円で加入したとしましょう。2年後に被保険者がなくなってしまった場合、契約時に定められた500万円が一時金で受け取れるのです。

教育資金や老後資金などを蓄えられる
生命保険に加入すると商品によっては教育資金や老後資金などを蓄えられます。なぜなら保障を用意するだけでなく、貯蓄機能を備えた保険も用意されているからです。
「貯蓄機能を備えた保険」と言われてもピンとくる方は少ないでしょう。具体的に貯蓄機能がある保険を以下にまとめたので、確認してみてください。
貯蓄機能を持つ保険 |
・終身保険 ・養老保険 ・学資保険 ・個人年金保険 |
以上のように、保険は保障だけでない側面も持っています。「教育資金を用意できない」「老後資金が心配」という方でも安心できる機能を用意しているのが生命保険なのです。
生命保険に加入するデメリット
便利な機能を持つ生命保険ですが、もちろんデメリットもあります。これから保険の加入を検討される方は必ずデメリットも確認して、複数の面から検討するようにしましょう。
ポイント
- 毎月保険料が発生する
- 支払い事由に該当しない場合は払い損になる
毎月保険料が発生する
当たり前ですが、保険に加入すると毎月保険料が発生します。そのため、普段の生活で給料を全部使い切ってしまう方は、生活が圧迫されてしまう可能性があるため注意が必要です。
基本的に保険料は数千円から数万円程度で、ご自身の意向やライフスタイルに合わせて予算の範囲内で保険料を決めていきます。
保険料が高くなってしまう場合
- 保険金額が大きい
- 保障内容が充実している
- 契約時の年齢が高い
- 持病を持った状態で契約する
保険料はある程度コントロールできますが、年齢や持病の有無などでどうしても高くなる可能性があります。予算に合わない場合などは本当に必要か、他の保険会社で代用できないかなど検討するようにしましょう。
支払い事由に該当しない場合払い損になる

葬儀にいくらかかるか知っておこう
生命保険で「自分の葬儀代の費用を準備しておきたい」と考える方もいます。
生命保険の中でも「終身保険」が、最も葬儀費用を準備するために適しており、被保険者は一生涯の保障を得られるだけでなく、死亡した際には保険金受取人が「死亡保険金」を受け取ることができます。

葬儀代は預貯金から支払える?
「葬儀代なら、故人の預貯金を利用すれば良いのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、これまで故人の預貯金は、遺産分割協議が完了するまでは金融機関から引き出すことができませんでした。
ポイント
しかし、2019年の相続法改正により「預貯金の仮払い制度」が新設され、故人の預貯金を相続人が引き出せるようになりましたが、引き出せる金額は「相続開始時の預貯金残高×1/3×法定相続分(預貯金を引き出した相続人の分)」までと上限が決められています。
さらに、ひとつの金融機関から払い戻しができるのは150万円までとなっています。

では、死亡保険金としていくら用意しておけばよいのでしょうか?それには葬儀にはいくらかかるのかの目安を知る必要があります。
葬儀代は本当に200万円も必要?
以前より、「葬儀代には200万円程度かかる」と言われてきましたが、現在もそれほど高額な費用がかかるのでしょうか?
最近は、「家族葬」や「シンプル葬」を選ぶ方が増えていることから、葬儀価格も数十万円からのセット価格が用意されています。
参考までに、全国チェーンのA葬儀社とB葬儀社の葬儀費用をご紹介します。
【A葬儀社】
葬儀プラン |
参加人数 |
費用(税込) |
火葬式 |
~10名 |
20万3,500円 |
家族葬 |
~30名 |
50万6,000円 |
一般葬 |
30名~ |
72万500円 |
【B葬儀社】
葬儀プラン |
参加人数 |
費用(税込) |
直葬 |
~15名 |
28万1,970円 |
家族葬 |
~50名 |
63万9,970円 |
一般葬 |
50名~ |
113万9,840円 |
なお、いずれも基本的なセット内容となっていますので、オプションを付ける場合はプラスで費用がかかります。

ポイント
火葬式や直葬といった小規模な葬儀であれば、20万~30万円程度に収まりますが、大人数の一般葬となると100万円以上かかることもありますので、従来の一般葬を希望する場合は、ある程度まとまった金額を用意しておく必要があります。
最近は、生前にご自身の希望する葬儀スタイルを家族と話し合っておく方も増えており、あらかじめ決めておけばおおよその費用の目安が付きやすいでしょう。
しかし、もし費用が不足してしまうと遺族の負担がかかる可能性もあるため、余裕をもって備えておきたい方は、やはり200万円程度を準備しておくと良いでしょう。
チューリッヒ生命の「定期保険プレミアムDX」なら、お子さまの教育費と配偶者の生活費のために必要な保障額を備えることができます! ここがおすすめ! 保険期間・保険料払込期間:10年更新 商品の特徴 保険期間・保険料払込期間:10年 アクサダイレクト生命のホームページに遷移します。 AXD-223-023 マニュライフ生命の「こだわり外貨終身」なら、一生涯の保障と、海外の金利を活用した資産形成を同時に備えることができる! ここがおすすめ! 「こだわり外貨終身」なら、保険料払込期間中に、がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態に該当したとき、それ以降の保険料の払い込みが免除されます。 さらに、免除された将来の保険料総額に相当する金額は、主契約の積立金に上乗せされ、解約返戻金が増額すると同時に、解約控除の適用がなくなります。ご契約と解約すると保障がなくなります。 この結果、増額した解約返戻金を、治療費や療養生活をサポートする資金として活用できます。 ※商品の詳細、リスクや費用については、「ご契約のしおり/約款」「契約締結前交付書面(契約概要/注意喚起情報)」でご確認ください。こだわり外貨終身についてのリスクと費用は、マニュライフ生命のHPのこちらをご覧ください。 ・保険商品の内容の全てが記載されているものではなく、要点や数値を抜粋して表示したものです。各商品の優劣を比較するものではなく、あくまで参考情報としてご覧ください。 MLJ(営企)21020065おすすめの生命保険3選
チューリッヒ生命
「定期保険プレミアムDX」
チューリッヒ生命
「定期保険プレミアムDX」保険料例
年齢
男性
女性
30歳
970円
920円
35歳
1,210円
1,140円
40歳
1,640円
1,460円
保障内容:[保険金額]1,000万円
※標準体型と非喫煙優良体型のうち、非喫煙優良体型の保険料例です。
※2022年3月2日現在
※満50歳~80歳の方は「定期保険プラチナ」にご加入いただけます。詳細はチューリッヒ生命のホームページをご覧ください。
アクサダイレクト生命
「定期保険2」
※保険金額やお申込み時に告知いただいた内容によって、健康診断結果などを提出いただく場合もあります。
アクサダイレクト生命
「定期保険2」保険料例
年齢
男性
女性
20歳
575円
395円
30歳
650円
540円
40歳
1,080円
850円
50歳
2,205円
1,465円
60歳
4,900円
2,495円
保険金額:500万円
※解約返戻金なし
※2022年3月現在
【引受保険会社】マニュライフ生命保険株式会社
「無配当外貨建終身保険(積立利率変動型)」
マニュライフ生命
「こだわり外貨終身」保険料例
年齢
男性
女性
20歳
163米ドル(17,145円)
158米ドル(16,620円)
30歳
191米ドル(20,091円)
190米ドル(19,986円)
40歳
239米ドル(25,140円)
232米ドル(24,404円)
保険料払込期間:30年満了
保険料払込方法:口振扱月払
契約通貨:米ドル
保障内容:[基本保険金額]10万米ドル[特定疾病保険料払込免除特約(17)]適用
※標準保険料率と非喫煙者保険料率の内、非喫煙者保険料率の保険料例です。非喫煙者保険料率の適用には所定の条件を満たすことが必要です。
※2020年10月平均の換算為替レート 1ドル=105.19円で計算
※換算為替レートは手数料などを考慮しておりません。
※2020年11月現在
※マニュライフ生命の担当者・募集代理店(生命保険募集人)は、お客さまとマニュライフ生命の保険契約締結の媒介を行う者で、保険契約締結の代理権はありません。したがって、保険契約はお客さまからの保険契約のお申し込みに対してマニュライフ生命が承諾したときに有効に成立します。なお、お客さまが生命保険募集人の権限などに関して確認を希望される際には、ご遠慮なくマニュライフ生命コールセンターまでご連絡ください。
・保険商品の内容については、必ず「契約概要」や「商品パンフレット」において全般的に確認いただく必要があります。
・保険料だけではなく保障内容等の他の要素も考慮に入れたうえで比較・検討いただくことが必要です。
・顧客の年齢や性別等の前提条件に応じ、適用される保険料の相違が顕著である場合には、前提条件の相違により保険料が異なる場合があるので、実際に適用される保険料について保険会社に問い合わせたうえで商品選択を行うことが必要です。
・保障内容、免責事由や特約の有無等は保険会社ごとに異なります。保険会社の「契約概要」「設計書」等でご確認ください。
生命保険はいる?いらない?必要性に関するよくある質問
まとめ
「生命保険不要論」について考えてみました。
公的保険制度の充実した日本では、十分な貯蓄が確保できていれば、生命保険は不要だとする考え方も一理あります。
しかし、子育て中の世帯など、必要な保障額が多額になる立場の人にとっては、貯蓄だけですべての保障を準備するのはムリがあります。
起こるかどうかわからない出来事に対して、必要な保障をすぐに準備できるのが、生命保険のメリットです。このメリットを最大限活かすことが、結果的にお金と家族を守ることにつながります。
生命保険が必要か不要かは、ネットに漂う意見を鵜呑みにするのではなく、自分自身にとってどうなのかを、慎重に考えたいものです。