生命保険の加入率|ライフステージ・世帯年収・年代別に解説
生命保険の加入が必要かどうか悩んでいる人は、「同年代の加入率はどのくらいなのだろう」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
生命保険文化センターの2022年度「生活保障に関する調査」によると、生命保険に加入している割合は、男性が77.6%、女性が81.5%です。
今回は、生命保険の加入率を年代別、ライフステージ別、世帯年収別に徹底解説します。
この記事の要点
- 年代別に見ると、20代は男女とも加入率は比較的低く、30代〜40代にかけて加入率が一気に高まる傾向にあります。
- ライフステージ・世帯収入別に見ると、特に子どものいる世帯は加入率が高く、世帯年収が高くなるほど加入率も高くなる傾向にあります。
- 生命保険は個々人の年齢やライフステージ、収入などによって必要な保障が異なるため、一概にどの生命保険がおすすめとは言えません。
- 自分に最適な生命保険に加入するためには、無料の保険相談窓口で専門家と相談しながら検討することがおすすめです。
- 「ほけんのぜんぶ」では、専門家があなたの家計状況やライフプランなどを考慮し、最適な保険をご提案!シミュレーションを用いながら、じっくり比較・検討できます。
この記事は5分程度で読めます。
こちらの記事も読まれています
※本コンテンツで紹介している保険会社は、保険業法により金融庁の審査を受け内閣総理大臣から免許を取得しています。コンテンツ内で紹介する商品の一部または全部に広告が含まれています。しかし、当サイトは生命保険協会等の公的機関や保険会社の公式サイトの情報をもとに各商品を公正・公平に比較しているため、情報や評価に影響する事は一切ありません。当コンテンツはほけんのぜんぶが管理しています。詳しくは、広告ポリシーと制作・編集ガイドラインをご覧ください。
【当サイトは金融庁の広告に関するガイドラインに則って運営しています】
金融商品取引法
募集文書等の表示に係るガイドライン
生命保険商品に関する適正表示ガイドライン
広告等に関するガイドライン
生命保険の加入率は全体で80%以上!
生命保険文化センターの「令和4年度 生活保障に関する調査」によると、個人年金保険を除く生命保険の全体の加入率(全生保)は80.8%です。
男女別の加入率では、男性が79.0%、女性が82.2%と女性がやや高くなっています。
【全体】加入率推移
調査年度 | 加入率 |
---|---|
平成13年 | 77.7% |
平成19年 | 79.9% |
平成25年 | 81.5% |
令和元年 | 82.1% |
令和4年 | 80.8% |
【男女別】加入率推移
調査年度 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
平成13年 | 80.1% | 75.6% |
平成19年 | 80.8% | 79.2% |
平成25年 | 80.9% | 81.9% |
令和元年 | 81.1% | 82.9% |
令和4年 | 79.0% | 82.2% |
全体の加入率推移をみると穏やかに上昇して大きな変動がないように見えますが、男女別でみると男性は加入率があまり変わらないのに対し、女性は増加傾向にあり、男女の加入率は逆転しました。
以下では年代別の加入率の推移について解説していきます。
20代の生命保険加入率
20代の生命保険加入率は男性46.4%、女性57.1%です。
4割以上の人が保険未加入ですが、主な理由は下記が考えられます。
20代が生命保険に未加入な理由
- 結婚していない、子どもがいない、などの理由で死亡保障に対するニーズが少ない。
- 若いので健康に自信があり、医療保障ニーズも他の年代よりは少ない。
- 収入が十分でないため、保険加入する経済的ゆとりがない。
また、全年代の加入率が増加しているのに対し、20代は低下傾向にあります。
特に、女性については他の年代の加入率が大幅に増加する中、20代だけが低下しているのが目立ちます。
20代の加入率推移
表は横にスライドできます
平成13年 | 平成19年 | 平成25年 | 令和元年 | 令和4年 | |
---|---|---|---|---|---|
男性 | 55.8% | 53.8% | 52.4% | 58.5% | 46.4% |
女性 | 59.6% | 58.1% | 56.8% | 59.9% | 57.1% |
20代の加入率が低下傾向にある主な理由は、下記が考えられます。
20代の生命保険加入率の低下理由
- 非正規社員の増加や収入の伸び悩み
- 晩婚化や少子化の影響
\プロがあなたに最適な保険を提案!/
30代の生命保険加入率
30代の生命保険加入率は男性81.5%、女性82.8%です。
「生命保険に関する調査」では、「ケガや病気に対する不安」を感じる人は20代とあまり変わりません。
その一方、「死亡時の遺族の生活に対する不安」を感じる人が全体の72.9%以上と40代に次いで2番目に高くなります。
30代の生命保険加入率が上がる理由として考えれる項目は以下のとおりです。
- 結婚したり子どもができたりして死亡保障のニーズが高まる。
- 収入が安定し、保険に加入する経済的ゆとりができる。
しかし、30代男性の加入率の推移をみると低下傾向にあります。
かつては、30代から50代の加入率が最も高かったのですが、現在では60代とあまり変わりません。
30代の加入率推移
表は横にスライドできます
平成13年 | 平成19年 | 平成25年 | 令和元年 | 令和4年 | |
---|---|---|---|---|---|
男性 | 86.6% | 88.5% | 84.1% | 82.4% | 81.5% |
女性 | 74.8% | 82.1% | 78.5% | 82.8% | 82.8% |
理由としては、20代と同様に「非正規社員の増加や収入の伸び悩み」と「晩婚化や少子化の影響」が考えられます。
注意点
- 特に、30代の人は就職氷河期と呼ばれる時代に大学を卒業し非正規社員になった人も多く、結婚する経済的余裕がない人などが話題となりました。
- 現在30代の人が20代だった頃の加入率は50%強しかなく、保険加入率の低い世代であるともいえます。
一方、30代の女性の加入率は増減があるものの上昇傾向にあります。
\プロがあなたに最適な保険を提案!/
40代の生命保険加入率
40代の生命保険加入率は男性86.1%、女性86.3%です。
加入率が最も高い理由は、子どもの教育費がかかる年代で責任が重くなるとともに、健康への不安が出始めるからです。
「生命保険に関する調査」の下記結果より、40代は死亡保障ニーズと医療保障ニーズがどちらも高い時期であることがわかります。
また、40代は生命保険に対するニーズが「死亡保障」から「医療保障」に変化しはじめる時期ともいえるでしょう。
ポイント
- 「ケガや病気に対する不安」を感じる人が93.3%(各年代の中で最も高い)
- 「死亡時の遺族の生活に対する不安」を感じる人が78.8%(各年代の中で最も高い)
40代の加入率推移
表は横にスライドできます
平成13年 | 平成19年 | 平成25年 | 令和元年 | 令和4年 | |
---|---|---|---|---|---|
男性 | 91.7% | 91.8% | 87.5% | 91.0% | 86.1% |
女性 | 82.0% | 86.5% | 90.0% | 89.0% | 86.3% |
40代の加入率の推移をみると、男性の場合は9割前後の高い加入率が続いている一方、女性の加入率は大幅に上昇しています。
40代女性の加入率が上昇している理由は、がん罹患率が40代や50代にピークを迎える乳がんや子宮がんなどに備える保険への関心が高まっていることなどが考えられます。
\プロがあなたに最適な保険を提案!/
50代の生命保険加入率
50代の生命保険加入率は男性86.9%、女性87.8%です。
50代になると、加入ニーズに変化が見られます。
ポイント
- 「死亡時の遺族の生活に対する不安」を感じる人が減少する一方、「ケガや病気に対する不安」を感じる人は90.5%と40代に次いで2番目に高いです。
- ただし、50代で大学に通う子どもがいれば、教育費の負担が大きい上に住宅ローンの負担や老後資金の準備が加わり、まだまだ死亡保障を必要とするケースもあります。
50代の加入率推移
表は横にスライドできます
平成13年 | 平成19年 | 平成25年 | 令和元年 | 令和4年 | |
---|---|---|---|---|---|
男性 | 85.6% | 85.4% | 87.6% | 86.1% | 86.9% |
女性 | 80.8% | 86.3% | 88.1% | 87.3% | 87,8% |
50代の加入率の推移をみると、男性の加入率は平成13年以降ほぼ変わらないのに対し、女性については20代を除く他の年代と同様に加入率は上昇しています。
50代の女性についても、医療保障ニーズが高まってきています。
\プロがあなたに最適な保険を提案!/
60代の生命保険加入率
60代の生命保険加入率は男性85.8%、女性86.5%です。
60代になってもほとんどの人が保険に加入しているのは、下記理由が考えられます。
- 60代、70代と急増する医療費負担に備えたいというニーズがある。
- 「お葬式代くらいは残しておきたい」という死亡保障ニーズがある。
60代の加入率推移
表は横にスライドできます
平成13年 | 平成19年 | 平成25年 | 令和元年 | 令和4年 | |
---|---|---|---|---|---|
男性 | 79.6% | 80.7% | 83.3% | 82.9% | 85.8% |
女性 | 76.9% | 77.5% | 83.0% | 84.5% | 86,5% |
60代の加入率の推移の特徴は、男女とも加入率が増加傾向にあることです。
\プロがあなたに最適な保険を提案!/
生命保険の加入率【ライフステージ別】
次に、ライフステージ別の生命保険加入率をみていきます。
これまでの解説と前提条件が異なることに注意願います。次の世帯年収別の加入率についても同様です
まずは、子どものいない世帯の加入率を確認しましょう。
表は横にスライドできます
世帯主の年齢 | 世帯加入率 | 世帯主の加入率 | 妻の加入率 |
---|---|---|---|
40歳未満 | 71.0% | 65.6% | 55.9% |
40歳~59歳 | 91.6% | 87.6% | 81.8% |
60歳以上(有職者) | 93.0% | 89.1% | 84.0% |
60歳以上(無職者) | 83.1% | 78.0% | 73.4% |
参考:生命保険文化センター|令和3年度 生活保障に関する調査「ライフステージ別にみた生命保険の加入実態、生活保障意識 」
(世帯加入率については以下同様)
調査対象すべての世帯加入率は89.8%ですが、子どもがいなくても40歳以上の世帯加入率は一定水準であることがわかります。
一方、子どものいない40歳未満の世帯加入率は71.0%です。
子どもの有無にかかわらず20代の平均が約70%、30代の平均が約90%であることから、世帯加入率は低いといえます。
子どものいる世帯については、末子の進学状況で区分したものが下表になります。
表は横にスライドできます
末子の進学状況 | 世帯加入率 | 世帯主の加入率 | 妻の加入率 |
---|---|---|---|
乳幼児 | 88.5% | 83.3% | 74.6% |
幼稚園・保育所 | 93.6% | 89.3% | 81.4% |
小・中学校 | 94.4% | 89.6% | 83.4% |
高校・大学 | 93.7% | 90.3% | 86.2% |
就学終了 | 89.8% | 84.5% | 80.5% |
ポイント
- 子どもがいる世帯については総じて世帯加入率が高く、特に小・中学校への進学、高校・大学への進学と進むにつれて世帯加入率が高くなります。
- また、ほぼ世帯加入率=世帯主の加入率となっており、世帯主の保障をより重視していることがわかります。
\プロがあなたに最適な保険を提案!/
生命保険の加入率【世帯年収別】
最後に、世帯年収別の加入率を確認しましょう。
前述のライフステージ別と同様に世帯加入率を使って解説します。
世帯主の年収 | 世帯加入率 |
---|---|
200万円未満 | 73.8% |
200万円以上 300万円未満 | 83.4% |
300万円以上 400万円未満 | 87.3% |
400万円以上 500万円未満 | 89.5% |
500万円以上 600万円未満 | 92.1% |
600万円以上 700万円未満 | 94.0% |
700万円以上 1,000万円未満 | 95.3% |
1,000万円以上 | 94.4% |
世帯年収別にみると、世帯年収が多くなるほど世帯加入率は高くなることがわかります。
一方、年収200万円未満の世帯や300万円未満の世帯では世帯加入率は低く、世帯にとっての生命保険料の負担が大きいと考えられます。
保険の加入や見直しを検討するなら必ずすべきこと
各種生命保険に新規で加入したり見直しをしたいけれど、自分ではどんな保障が必要か分からず困っていませんか?もしくは、既に加入している各種生命保険が現在のあなたや家族に最適かどうか分からず迷っていませんか?どの商品が最適か分からない方や、ご自身やご家族にとって今後必要となる保障を手に入れたい方は、一度無料の保険相談所を利用してみることをおすすめします。
自分で最適な保険を選ぼうとすると、数多くの商品から探しださなければならなくなり、探す時間も膨大に必要なうえに、専門的な知識や具体的な数字が見えてこず、結局無駄な保障や月額保険料が高い保険に入ってしまうことも…。
その点、無料の保険相談窓口を利用すれば、複数の保険会社の商品から比較・検討し、最適な保険や保障を提案してもらえますし、もしも保険が不要そうであれば不要であることを話してもらえます。
何度相談しても無料なので、納得がいくまで相談ができます。また、オンライン相談や店舗に出向く方法や、近所のカフェや職場に来てもらうなど、相談場所も自分の好きなように選択ができるので忙しくても大丈夫。
その他、各種保険のことだけでなく、家計全般や収支、将来のことなどお金のこと全般をまとめて相談できるのも、無料保険相談窓口のメリットです。
「周りに実際無料保険相談を利用したことがある知人がいないからイメージがつきづらい…」と思っておられる方に、実際に無料の保険相談窓口を利用した方の口コミ評判をご紹介します。保険相談所もさまざまある中、どこで相談したらいいのかな?と迷われる人へ、無料の保険相談所おすすめ5選をご紹介します!
fa-arrow-circle-o-right表は右にスクロールできます。
※2024年3月時点・各社公式サイト
1.ほけんのぜんぶ
おすすめの保険相談所1つ目は、当社「ほけんのぜんぶ」です。
- 取扱保険会社数40社以上!※1
- 相談員は、FP資格取得率100%(※入社1年以上のプランナー対象)
- オンライン保険相談も可能!
- 訪問エリアは全国対応(※離島以外)
- 保険相談をするだけでプレゼントを6種類の中から選んでGETできる!
相談員の質が高く、また無料で保険相談をするだけでプレゼントがもらえるのも嬉しいポイントです。
取扱保険会社数 | 合計:42社 ※1 (生命保険:25社 損害保険:11社 少額短期保険:6社) |
---|---|
主要商品 | 生命保険/医療保険/がん保険/火災保険/学資保険/個人年金保険/旅行保険/ペット保険/就業不能保険/介護保険/自動車保険/その他多数 |
対応地域 | 全国どこでも可能(離島除く) |
オンライン保険相談 | 対応可能 |
キャンペーン | あり |
2.マネードクター
おすすめの無料保険相談所2つ目は「マネードクター」です。
- 取扱保険会社数43社 ※1
- FP資格を保有したプロが全国に2,300名以上も在籍 ※2
- 相談満足度91.4% ※3
- オンライン相談はネット環境さえあればOK、ほか全国あらゆる場所で相談可能!
- 保険だけでなく家計や資産運用をはじめ大切なお金のこと全般相談できる!
- 保険相談後選んだプレゼントがもらえる!
取扱保険会社数 | 合計:43社 ※1 (生命保険:30社 損害保険:13社) |
---|---|
主要商品 | 生命保険/医療保険/がん保険/火災保険/学資保険/個人年金保険/就業不能保険/介護保険/自動車保険/その他多数 |
対応地域 | 全国どこでも可能(離島除く) |
オンライン保険相談 | 対応可能 |
キャンペーン | あり |
3.保険マンモス
おすすめの無料保険相談所3つ目は「保険マンモス」です。
- 相談満足度95%※1
- 保険相談に関する調査で三冠達成!※2
- FPの実務経験が平均5年と豊富で、AFP・CFP・MDRTなどの有資格者も多数在籍!
- 万一失礼な対応やしつこい営業行為があった場合は速やかに担当FPの変更行うイエローカード制度
取扱保険会社数 | 提携先による |
---|---|
主要商品 | 生命保険/医療保険/がん保険/火災保険/学資保険/個人年金保険/旅行保険/ペット保険/就業不能保険/介護保険/自動車保険/その他多数 |
対応地域 | 全国どこでも可能(離島除く) |
オンライン保険相談 | 提携先による |
キャンペーン | あり |
4.保険市場
おすすめの無料保険相談所4つ目は「保険市場」です。
- 取扱保険会は業界最大の98社
- オンラインでの相談が可能
- 業界のなかで老舗
- 東証一部上場企業
取扱保険会社数は国内最大級で、老舗でありながら東証一部上場企業であることで安心感があります。
取扱保険会社数 | 合計:98社 (生命保険:32社 損害保険:27社 少額短期保険:39社) |
---|---|
主要商品 | 生命保険/死亡保険/医療保険/がん保険/火災保険/地震保険/学資保険/個人年金保険/就業不能保険/介護保険/自動車保険/その他多数 |
対応地域 | 全国どこでも可能(離島除く) |
オンライン保険相談 | 対応可能 |
キャンペーン | あり |
5.保険無料相談ドットコム
おすすめの無料保険相談所5つ目は「保険無料相談ドットコム」です。
- 面談後にもらえるプレゼントキャンペーンの商品が豊富
- 電話やオンラインでの相談が可能
- お客様満足度95.2%!
取扱保険会社数 | 合計:38社 (生命保険:21社 損害保険:11社 少額短期保険:6社) |
---|---|
主要商品 | 学資保険/生命保険/医療保険/がん保険/個人年金保険/介護保険/自動車保険/火災保険/海外旅行保険/ペット保険/自転車保険/損害保険 |
対応地域 | 一部対応できない地域あり |
オンライン保険相談 | 対応可能 |
キャンペーン | あり |
無料保険相談所の選び方
無料の保険相談窓口はショッピングモールやテレビCMで見たことがあれど、実際に利用をしたことがないと、何を基準に窓口を選べば良いのか迷ってしまいますよね。
数ある中からあなたに合った保険相談所を見つけるには、以下の項目をチェックするとよいでしょう。
- 1.相談場所は、自宅(オンラインor電話)か、店舗か、指定した場所か
- 2.相談担当者が専門知識を有しているか
- 3.取り扱っている保険会社数の多さ
1.保険相談をする場所はどこが良いか
新型コロナウイルスの流行をきっかけに、現在では各社がオンラインでの相談を実施しています。リモート業務の前後や休憩時間はもちろんのこと、お休みの時間などさくっと相談できるので大変好評なサービスです。
わざわざ外出するのは控えたいときも、気軽に自宅で相談ができます。
カメラを使用する相談も、電話のみでの相談も実施している会社もあります。まずは利用してみるのもよいかもしれません。
その他にも、よく利用するショッピングモールや駅の近隣にある店舗での相談ができる「店舗型」や、職場や自宅近くのカフェやファミレスで相談ができる「訪問型」もあります。
2.相談担当者が専門知識を有しているか
無料の保険相談窓口は多くありますが、相談に乗ってくれる担当者はどこも同じではないかと思われがちですが、実は、担当者は相談窓口によって異なることはもちろんのこと、店舗によっても異なります。
保険の相談に乗ってくれる担当者全員がFPをはじめとする資格を持っているとは限りません。FPとは、以下のような幅広い知識を持ち合わせている者を指します。
- 保険
- 教育資金
- 年金制度
- 家計にかかわる金融
- 不動産
- 住宅ローン
- 税制など
生命保険への新規加入や見直しも、家計や家族のお金に直結する項目であることから、専門知識を有している担当者のほうが、有益な提案やアドバイスができる可能性が高くなります。
3.取り扱っている保険会社数の多さ
無料の保険相談所のメリットの1つとして、複数の保険会社の商品を比較・検討できるという点が挙げられます。比較できる対象が多いほうが、ご自身や家族により最適な商品が見つかりやすいということに繋がります。
それでもどこにするか迷ったら
どの相談所も、もしも相談に乗ってくれる相談員を代えたい場合は無料で変更することが可能で、違う相談員に再度無料で相談をすることができます。
しかし、できることならば初めから質の良い相談員に担当してもらえると嬉しいですよね。
どの相談所も、担当者はこちらから選ぶことはできないため、まずは相談員が必ずFP資格を所持していると明記している「ほけんのぜんぶ」で相談をすることをおすすめします。
まとめ
個人年金を除く生命保険の加入率は全体で80.8%で、男性は79.0%、女性は82.2%とほぼ同率です。加入率の推移をみると、男性の加入率があまり変わらないのに対し女性は大幅に増加しています。
年代別では、以下のような傾向があります。
年代別の生命保険加入率の傾向まとめ
- 20代は他の年代と比較して加入率が低い
保険に対するニーズが低く、経済的要因も関わっている - 30代から40代にかけては特に加入率が高い
プライベートでも仕事でも責任が重くなり、手厚い保障が必要になる - 50代から60代は男女とも80%以上が生命保険に加入
医療保障ニーズの高まりなどにより、加入率の減少幅は大きくない
生命保険への加入率は原則、保障の必要性に応じて決まりますが、個人の収入や経済情勢に左右されることもあります。
都内の私立大学を卒業後、日系生命保険会社に就職。主に個人・中小企業の保険営業とマネジメント業務を担当した。 その後、2021年11月にライターとして独立。実務経験を活かし、保険・税金・クレジットカードなど金融ジャンルを中心に記事執筆から編集まで行う。
ライターとして経験を積んだのち、ほけんのぜんぶマガジンの編集者を担当。保険業界の最新情報をいち早く掴み、読者に役立つ情報をわかりやすく提供することを心がけています。 質の高いコンテンツを通じて、読者が自分に合った保険やサービスを選べるようにサポートしていきます。
・本コンテンツは情報の提供を目的としており、保険加入その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。
・本コンテンツは商品の概要を説明しています。
・詳細は「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり/約款」を、通信販売の場合は、「パンフレット」「特に重要な事項のお知らせ/商品概要のご説明/ご契約のしおり抜粋」「ご契約のしおり/約款」を必ずご確認ください。
・弊社は本コンテンツの正確性、確実性、最新性及び完全性等に関して保証するものではございません。
・本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。
・また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります