

確かに掛け捨て型の保険は解約時の解約返戻金は全くないか、あってもごくわずかです。

そこで今回の記事では、掛け捨て型保険と貯蓄型保険の違い、それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。
今後の保険選びの参考になりましたら幸いです。
この記事の要点
- 1.掛け捨て型の保険にも貯蓄型の保険にもメリットとデメリットが存在する
- 2.生命保険に加入する目的によってどちらが最適なのかが変わってくるため目的を明確にしよう
- 3.貯蓄性がある生命保険にはたくさんの種類がある
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この記事は5分程度で読めます。
目次
掛け捨て型と貯蓄型の違いとは
ひと口に生命保険といっても、大きく分けて「掛け捨て型」「貯蓄型」の2つに大別できます。

それでは、ほかにどのような違いがあるのでしょうか?両者の違いを見ていきましょう。
掛け捨て型
保険期間が終身の「終身保険」ではなく、保険期間が一定期間で終了する「定期保険」が掛け捨て型保険の代表的な商品になります。
例えばこんな保険です
- 保険期間20年の定期保険に加入した場合、20年の保険期間が満了になれば更新しない限り保障は終了し、支払った保険金が返ってくることはありません。
定期保険の一種である「収入保障保険」や、医療保険やがん保険で一定期間内に保障が終わるタイプの保険も、掛け捨て型に分類されます。
掛け捨て型のメリット
掛け捨て型保険のメリットは、同じ保障内容で貯蓄型保険に比べて保険料が割安になる点です。

貯蓄型
保険期間は一生涯である「終身」が基本ですが、中には一定期間で保障が終了する保険もあります。
代表的な商品は保障が一生涯続く「終身保険」です。
解約しなければ死亡時点まで保障が継続されるため、保険会社は保険料の一部を積み立てて運用することで将来の解約返戻金や死亡保障を準備します。
解約返戻金とは
- 生前に途中解約した場合に、それまで支払った保険料に合わせてお金が受け取れる。

保険料の支払い方法は生涯にわたって払い続ける「終身型」のほか、60歳までなど払込期間を決めて支払うタイプもあります。
ただし、デメリットもあります。
貯蓄型のデメリット
貯蓄性があることで、同じ保障内容でも掛け捨て型保険に比べて、保険料が割高になります。

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掛け捨て型と貯蓄型の違い
「掛け捨て型」「貯蓄型」それぞれの特徴を掴んだところで、両者の違いを比較してみましょう。 2つのタイプの主な違いは以下のとおりです。
掛け捨て型と貯蓄型の違い
- 解約返戻金があるか、ないか
- 同じ保障内容で保険料が割高か、割安か
どちらが最適な保険なのかは、保険に加入するための「目的」に応じて大きく変わります。
掛け捨て型保険が向いている人
掛け捨て型保険は貯蓄性がない代わり、同じ保険料でも準備できる保障が手厚いというメリットがあります。
家庭の大黒柱が若いうちに亡くなった場合、将来的に必要になる生活費や子どもの学費は単なる貯蓄では備えることが難しいでしょう。
少ない保険料で大きな保障を手に入れられる掛け捨て型保険であれば、非常に効率よく大きな保障に備えることができます。

貯蓄型保険に向いている人
一方の貯蓄型保険は、死亡のリスクに備えながら、人生でお金がかかるライフイベントへの準備もできます。
子どもの大学での費用に備える「学資保険」や、年金の支給額不足を補う「個人年金保険」が代表例です。

ただし、貯蓄型保険の場合は早期に解約した場合は解約返戻金がないか、あってもごくわずかになる点に注意が必要です。
注意点
- 保険料払込期間中に解約した場合に、解約返戻金は払い込んだ保険料を下回るのが一般的です。
- 想定外の出費があって貯蓄型保険を解約したとしても、普通に貯蓄していた場合より使えるお金が少なくなることも考えられます。
解約してしまうと払い込んだ保険料よりも少ない解約返戻金しか戻ってこない可能性があるので、終身保険以外にも十分に貯蓄をしておくことが重要になります。
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チューリッヒ生命の「定期保険プレミアムDX」なら、お子さまの教育費と配偶者の生活費のために必要な保障額を備えることができます! ここがおすすめ! 保険期間・保険料払込期間:10年更新 定期保険や収入保障保険に代表される保険料が掛け捨て型の生命保険の場合、貯蓄型の保険と比較して保険料がお手頃な額に抑えられているのがメリットです。 子どもが小さな家庭では大黒柱に万が一のことが起きた場合、大きな死亡保障が必要になります。 文部科学省が公表している「平成30年度子供の学習費調査の結果について」によれば、幼稚園から高校卒業まで「1年間にかかる学習費用」は以下のとおりでした。 1年間にかかる学習費用 また、子どもの希望によっては高校を卒業後に就職せず、大学などに進学するパターンも考えられます。 日本政策金融公庫が公表している「令和元年度『教育費負担の実態調査結果』」によれば、大学にかかる1年間の費用は以下のとおりです。 大学にかかる1年間の費用 仮に幼稚園から大学まで公立に通った場合でも約969万円、すべて私立に通った場合は約2,567万円ものお金がかかる計算です。 もし幼稚園入学前に大黒柱が亡くなってしまった場合、残された配偶者にこれだけの負担がのしかかってくることになります。 そういった場合に、手軽な保険料で大きな死亡保障を備えられることは掛け捨て型保険の大きなメリットです。 また、保険期間が定められている点も考え方次第ではメリットです。 契約更新時に保険料が上がってしまうデメリットがあるものの、保険期間が定められていることで保障を見直しやすいともいえます。 その時の家庭の状況に応じて以下のような選択肢から自由に選ぶことができるのです。 状況に応じられる \オンライン・訪問どちらも可能/ 掛け捨て型の生命保険のデメリットで最たるものは、やはり「貯蓄性がない」ということでしょう。 貯蓄型の「養老保険」と異なり、払込期間満了まで保険料を支払っても満期保険金は支払われません。 注意点 また、期間が定められていることもデメリットになり得ます。 終身型の保険は契約が生涯にわたって続くため、加入時の保険料が払込期間満了まで適用されます。 更新時、その時々の年齢で契約し直すため一般的に保険料が高くなります。 貯蓄型保険のメリットは、支払った保険の一部が運用され、将来的に満期保険金や解約返戻金といった形で受け取ることができる点です。 保険の契約は契約時に「予定利率」が決められます。 予定利率は一定のまま 世の中の景気が悪くなると金利が下がって銀行の利息などは安くなってしまいます。 貯蓄型保険のデメリットは、掛け捨て型の生命保険と比べて保険料が割高になる点です。 必要な保障のすべてを貯蓄型保険で備えようとすると、どうしても保険料が高くなります。 注意点 掛け捨て型の保険が向いている人は、以下のような人です。 掛け捨て型保険が向いている人 それぞれについて見ていきましょう。 お手頃な保険料で大きな保障を確保したい人は、掛け捨て型の生命保険が向いています。 子どもが小さな時に大黒柱である親が亡くなると、残された配偶者の金銭的な負担が非常に重くなります。 掛け捨て型の生命保険は、10年・20年といった単位で満期を迎えます。 更新時に保険料が上がるというデメリットはあるものの、その時点の家庭の状況に応じて別の保険に切り替えることが可能です。 更新せずに契約を終了するなどの選択肢も含め、臨機応変に対応できるのが掛け捨て型のメリットです。 \オンライン・訪問どちらも可能/ 貯蓄型保険が向いているのは、以下のような人です。 貯蓄型保険が向いている人 それぞれについて見ていきましょう。 貯蓄型の生命保険が向いている人は、将来に向けて「死亡の備え」「貯蓄」の両方を行いたい人です。 掛け捨て型に比べて支払う保険料は割高になります。 「家計管理が得意ではない」「手元にお金があると使ってしまう」といった心配がある人は、貯蓄型保険が向いています。 貯蓄型保険では毎月自動的に保険料が引き落とされるため、意識しなくても自然と将来の備えをすることが可能です。 通常の貯金であれば下ろして使うのは簡単ですが、保険はそうはいきません。 契約して数年以内に解約すると解約返戻金は大幅に少なくなるほか、解約手続きも簡単には終わりません。 \オンライン・訪問どちらも可能/ ひと口に「貯蓄型保険」といっても、以下のように数多くの選択肢があります。 貯蓄ができる生命保険の種類 生涯にわたって死亡保障を受けられるため、保障期間に終わりはなく、解約しない限り遺族が死亡保険金を受け取れます。 もちろん解約したら解約返戻金も受け取ることができます。 保険料払込期間を過ぎれば解約返戻金の水準は終身保険と同じになります。 そのほか、貯蓄性が高い保険に「養老保険」もあります。 保険期間中に死亡した場合は死亡保険金、解約したら解約返戻金、満期になれば死亡保険金と同額の「満期保険金」が受け取れるなど、貯蓄性に優れた保険です。 上記のような多彩な保険の中から自分に最適な保険を選びたい人は、貯蓄型保険が向いているでしょう。 保険相談所もさまざまある中、どこで相談したらいいのかな?と迷われる人へ、無料の保険相談所おすすめ3選をご紹介します! 「ほけんのぜんぶ」のここがおすすめ! 合計:34社 保険市場のここがおすすめ! 合計:84社 保険無料相談ドットコムのここがおすすめ! 生命保険への新規加入や見直しも、家計や家族のお金に直結する項目であることから、専門知識を有している担当者のほうが、有益な提案やアドバイスができる可能性が高くなります。 無料の保険相談所のメリットの1つとして、複数の保険会社の商品を比較・検討できるという点が挙げられます。 どの相談所も、もしも相談に乗ってくれる相談員を代えたい場合、無料で変更し、違う相談員に再度無料で相談をすることが可能です。 どの相談所も、担当者はこちらから選ぶことはできないため、まずは相談員が必ずFP資格を所持している「ほけんのぜんぶ」で相談をすることをおすすめします。 掛け捨て型保険と貯蓄型保険は、解約返戻金の有無や戻ってくる金額に差があるのが特徴です。 どちらの保険が向いているかは、保険に加入する目的によって大きく変わります。 少ない保険料でできるだけ大きな保障を備えたいのであれば掛け捨て型保険の方が効率的ですし、保障と貯蓄性のバランスを取りたいのであれば貯蓄型保険が向いています。 \オンライン・訪問どちらも可能/おすすめの生命保険商品はこれ!
チューリッヒ生命
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「定期保険プレミアムDX」保険料例
年齢
男性
女性
30歳
970円
920円
35歳
1,210円
1,140円
40歳
1,640円
1,460円
50歳
3,290円
2,520円
保障内容:[保険金額]1,000万円
※標準体型と非喫煙優良体型の内、非喫煙優良体型の保険料例です。
※2020年10月1日現在掛け捨て型と貯蓄型の生命保険のメリット・デメリット
掛け捨て型生命保険のメリット
保険料が安い
出典:文部科学省|平成30年度子供の学習費調査の結果について
出典:日本政策金融公庫|令和元年度「教育費負担の実態調査結果」
保障期間が定められている
掛け捨て型生命保険のデメリット
貯蓄性がない
保険期間が定められている
貯蓄型生命保険のメリット
貯蓄型生命保険のデメリット
あなたにおすすめなのは掛け捨て型と貯蓄型、どっち?
掛け捨て型保険が向いている人
手頃な掛け金で大きな保障を準備したい人
臨機応変に保障内容を切り替えたい人
貯蓄型保険が向いている人
保障と貯蓄を両立させたい人
貯金が得意ではない人
さまざまな保険商品から貯蓄方法を選びたい人
おすすめの無料保険相談窓口で最適な保険を選ぼう
1.ほけんのぜんぶ
おすすめの保険相談所1つ目は、当社「ほけんのぜんぶ」です。
取扱保険会社数
(生命保険:22社 損害保険:9社 少額短期保険:3社)
主要商品
生命保険/医療保険/がん保険/火災保険/学資保険/個人年金保険/旅行保険/ペット保険/就業不能保険/介護保険/自動車保険/その他多数
対応地域
全国どこでも可能(離島除く)
オンライン保険相談
対応可能
キャンペーン
あり
2.保険市場
おすすめの無料保険相談所2つ目は「保険市場」です。
取扱保険会社数
(生命保険:24社 損害保険:32社 少額短期保険:28社)
主要商品
生命保険/死亡保険/医療保険/がん保険/火災保険/地震保険/学資保険/個人年金保険/就業不能保険/介護保険/自動車保険/その他多数
対応地域
全国どこでも可能(離島除く)
オンライン保険相談
対応可能
キャンペーン
なし
3.保険無料相談ドットコムおすすめの無料保険相談所3つ目は「保険無料相談ドットコム」です。
取扱保険会社数
合計:22社
(生命保険:15社 損害保険:7社)
主要商品
学資保険/生命保険/医療保険/がん保険/個人年金保険/介護保険/自動車保険/火災保険/海外旅行保険/ペット保険/自転車保険/損害保険
対応地域
一部対応できない地域あり
オンライン保険相談
対応可能
キャンペーン
あり
無料保険相談所の選び方
1.保険相談をする場所はどこが良いか
2.相談担当者が専門知識を有しているか
3.取り扱っている保険会社数の多さ
それでもどこにするか迷ったら
まとめ