40代におすすめの生命保険は？選び方や見直し方を解説

40代は、人生の大きな転機を迎える時期です。結婚や子どもの独立、マイホームの購入など、ライフスタイルに変化が訪れることが多く、このタイミングで生命保険の見直しや新規加入を検討する人も増えています。

しかし、40代は自分に最適な保険を選ぶのが難しいと感じることが多く、特に保障内容や保険料のバランスに悩む方が多いでしょう。

そこで本記事では、40代における生命保険の選び方や見直しのポイントについて、男性・女性別、独身・既婚・子ども・共働きといった属性別に詳しく解説します。

40代の平均年間払込保険料

生命保険文化センターの調査によれば、40代の平均年間保険料は男性が22.4万円（月額1.8万円）、女性が18.6万円（月額1.5万円）です。※

40代の月額保険料分布は以下の通りです。

加入率を見ると、男女間には大きな違いはありませんが、男性の保険料が女性よりやや高い傾向にあります。

これは、主に男性が家計の大黒柱として家族の死亡保障などを重視する傾向が多いためだと考えられます。

※生命保険文化センター『2022年度 生活保障に関する調査』 P203

40代に生命保険の加入をおすすめする理由は以下の通りです。

40代になると収入が増えることが多い一方で、仕事でのストレスが原因でうつ病や生活習慣病にかかるリスクが高くなり、健康状態が悪化する可能性があります。

また、家庭においては子どもの教育資金や住宅ローンの返済など出費の続く年代でもあります。

厚生労働省によると、40代男性の入院理由の上位5つは以下の通りとなっています。

例えば、入院費用や手術費用がカバーされていても、最近の治療法や高額な治療費には対応できていない可能性があるため、必ず保障内容をチェックしましょう。

40代既婚者におすすめの生命保険

40代既婚者の場合は、将来のライフプランで保険の重要度が大きく変わります。例えば子どもを持たず夫婦で暮らしていくなら保険の重要性は低くなるでしょう。

しかし今後子どもを持つ予定がある家庭は、保険は重要になります。特に世帯主は手厚い保障をかけて、万が一のことがあっても配偶者や子どもの生活に支障がないようにしてください。

死亡保険で用意する金額は、一般的に現在の年収の3年分といわれています。

この期間内に配偶者は生活を立て直せるか、話し合いながら決めてみてください。貯蓄や世帯主の稼ぎに合わせて検討しましょう。

40代子持ちにおすすめの生命保険

40代で子どもがいる家庭は、子どもの教育プランに合わせた保険を選ぶ必要があります。特に生まれたばかりのときは大きな保障を用意する必要があるため、あらかじめ理解しておきましょう。

世帯主は子どもの教育プランや現在の貯蓄状況、生活水準を照らし合わせながら死亡保障を検討してみましょう。他には医療保険、学資保険なども検討対象になります。

また、配偶者は働き方や貯蓄状況に合わせて検討しましょう。基本的に正社員・パートは保険を検討し、収入を得ていない場合は家庭の貯蓄でまかなえるか確認します。

40代共働きにおすすめの生命保険

40代共働きの場合は、特に収入の大きい方に死亡保険を用意しておくことをおすすめします。不足の事態があったときでも家計を立て直せるからです。

共働き世帯はどちらも収入を得ているため、双方に保険をかけておくと安心できます。お互いに相談しながら「これだけ保険があれば、家計が大きく崩れる心配はない」という内容を探してみてください。

40代で生命保険の新規加入・見直しを検討するなら

「40代は生命保険の見直しや手厚い保障が必要なのは分かったけれど、自分ひとりで最適な保険を選べるか不安」という方も多いでしょう。

そこで、ここからは保険やお金の専門知識をもつプロに何回でも無料相談できる保険相談窓口おすすめ3選をご紹介します。

ほけんのぜんぶ

ほけんのぜんぶは、FP資格を持ったプロに無料で相談できるサービスです。自分のライフスタイルや健康状態を踏まえた上で、将来に向けた保険プランを具体的に提案してくれるので、安心して任せられます。

ほけんのぜんぶは40社以上の保険会社と提携しているため、取扱商品が豊富です。保険料の安さや保障内容の手厚さなど、あなたが重視したいポイントに合わせて、担当FPが適切な保険商品を紹介してくれます。

出典：ほけんのぜんぶ

マネードクター

マネードクターは「お金のかかりつけ医」のような役割で、悩みだけでなくちょっとした疑問解消などにも便利です。

「40代の自分に最適な生命保険がわからない」「今のお金を有効に運用する方法を知りたい」など、お金にまつわる疑問や悩みに対して、プロのアドバイザーが親身に相談にのってくれます。

また、最短翌日の対応も可能。何度でも無料で相談できるため、1回ですべて解決しなくても、自分のペースで悩みや不明点を打ち明けることができます。

出典：マネードクター

保険マンモス

保険マンモスは、自分のニーズにぴったりなファイナンシャルプランナーを紹介してくれるFPマッチングサービスです。保険商品の説明はもちろん、ライフプラン全般についての相談にも対応しています。

保険マンモスでは、担当FPがあなたの未来に基づいた資金計画を一緒に考え、具体的で実現可能なプランを立てるサポートをしてくれます。

老後資金、教育資金、住宅ローンの返済など、多くのライフイベントを考慮する必要がある40代にとって、頼りになるパートナーとなるでしょう。

出典：保険マンモス

まとめ

本記事では、男性・女性別、独身・既婚・子ども・共働きといった属性別に40代におすすめな生命保険の選び方をご紹介しました。

生命保険への加入率が全世代平均よりも高くなる40代は、世帯収入もアップしている可能性は高いですが、まだまだ子どもの教育資金や住宅ローン返済などもあり、経済的には余裕があるとはいえません。

40代は独身の場合でも、病気やケガで長期間働けなくった場合には生活が破綻してしまう恐れがあるため、万が一の備えは必要不可欠です。

死亡保障は高くなりがちですが、ライフスタイルに応じて過不足のない保障にすることで保険料を抑えられます。