銀行カードローンおすすめランキング13選！金利や審査を比較【2024年】

銀行カードローンとは、銀行が提供している個人向けのカードローンのことです。

当サイトが行ったアンケートによると、「利用経験のあるカードローンは何ですか？」という質問では銀行カードローンと答えた人が最も多く、半数を超えていました。

銀行カードローンの大きなメリットは、消費者金融と比較して低金利なカードローンであることです。なるべく金利を抑えてお金を借りたい方は銀行カードローンを選ぶと良いでしょう。

この記事では、銀行カードローンおすすめ13選を紹介します。銀行カードローンの上限金利を比較したランキングもあるので、選ぶ際にぜひチェックしてみてください！

銀行カードローンおすすめ13選

カードローンを提供する貸金業者は、消費者金融・銀行・信用会社などさまざまな金融機関があります。中でも人気なのが「銀行カードローン」です。

ここからはそんな人気の銀行カードローンに絞って、おすすめの会社を紹介していきます。

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銀行カードローン おすすめ	三菱UFJ銀行カードローン バンクイック	楽天銀行カードローン	三井住友銀行カードローン	横浜銀行カードローン	みずほ銀行カードローン	千葉銀行カードローン	東京スター銀行 カードローン
金利	年1.8%〜年14.6%	年1.9〜14.5%	年1.5％～14.5％	年1.5〜14.6% （変動金利）	年2.0〜14.0%	年1.4〜14.8%	年1.5％～14.6％
審査スピード	最短即日※3	最短当日	最短当日※2	最短即日	みずほ銀行ウェブサイト参照	最短翌営業日	翌営業日以降
融資スピード	最短翌日	最短翌日	最短当日	最短即日	みずほ銀行ウェブサイト参照	最短翌営業日	翌営業日以降
借入限度額	500万円	800万円	10～800万円	10～1,000万円 （10万円単位）	800万円※	800万円	1,000万円
当行口座	不要	不要	普通預金口座不要	必要	必要	必要	必要
Web完結	◯ （申し込みまで）	◯	◯	◯	◯	◯	◯
手数料無料の 提携ATM	セブン銀行・ローソン銀行・ イーネット	セブン銀行・ローソン銀行・ イーネット・イオン銀行・ 三井住友銀行・みずほ銀行	セブン銀行・ローソン銀行・ イーネット・ゆうちょATM	セブン銀行・ローソン銀行・ イーネット・イオン銀行	イーネット（月3回まで）	ー	ゆうちょ銀行・セブン銀行 （返済・残高照会のみ無料）
最低返済額	1,000円	2,000円	2,000円	2,000円	2,000円	2,000円	2,000円
無利息期間	ー	ー	ー	ー	ー	ー	最大30日間
申し込み 可能年齢	満20歳以上65歳未満	満年齢20歳以上62歳以下	満20以上満69歳以下	20〜69歳	満20以上満66歳未満	満20歳以上満65歳未満	満20以上満69歳以下
詳細	詳細	詳細	詳細	詳細	詳細	詳細	詳細

※金利は全て実質年率です。
※ムリなくご返済いただける範囲で、計画的にご利用ください。

1三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」：毎月1,000円からの返済ができる

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、三菱UFJ銀行の口座がなくても申し込みできる銀行カードローンです。

また、メガバンク（三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行）の中で最も2020年版オリコン顧客満足度ランキング「銀行カードローンランキング」での順位が高く※2、人気の銀行カードローンといえるでしょう。

三菱UFJ銀行ATMをはじめ、セブン-イレブン・ローソン・イーネットでATM利用手数料が無料なのも嬉しいですね。

監修者

返済サポートが手厚く、返済日3日前にメールが届いたり、返済期日を自分で指定できたりすることもメリットです。

三菱UFJ銀行カードローンに関する口コミ募集＞＞

2楽天銀行カードローン：新規口座開設の必要なし

楽天銀行カードローンは、実質年率1.9〜14.5%の金利が魅力的な銀行カードローンです。

楽天銀行スーパーローンは、いつも使っている銀行口座で利用可能。カードローンを申し込むにあたって、わざわざ楽天銀行口座を開設する必要がありません。

さらに、最短翌日の融資にも対応しており、借り換えにも好適な金利かつ早めの融資を希望する方におすすめです。

楽天銀行カードローンに関する口コミ募集＞＞

3三井住友銀行カードローン：三井住友銀行と提携コンビニATMなら手数料0円

三井住友銀行カードローンは、金利が年1.5〜14.5%と低めなのが魅力。他の銀行カードローンだと15%近くなることもありますが、三井住友銀行なら利息を抑えられます。

また、毎月の返済額は2,000円からと少額返済ができるのも嬉しいポイント。家計の収支を圧迫することなく、お金を返していくことができるでしょう。

さらに、カード発行とカードレスを選べるようになりました。カードを発行すれば提携ATMから現金を引き出すことができ、カードレスなら借入・返済がスマホで完結するので周囲に知られにくいです。

三井住友銀行の口座がなくても、曜日・時間を問わずスマホから申し込み可能です。

三井住友銀行カードローンに関する口コミ募集＞＞

4横浜銀行カードローン：借入限度額は最大1,000万円

横浜銀行カードローンは、最短即日の融資が可能な銀行カードローン。カードの発行を待たずお金を振り込んでくれるので、すぐにお金がほしいときも安心です。

横浜銀行の口座がなくても申し込み可能。Web完結で手続きできるので、借入までスムーズに進められます。

横浜銀行カードローンに関する口コミ募集＞＞

5みずほ銀行カードローン：住宅ローン併用で金利マイナス0.5％

みずほ銀行カードローンの特徴は、住宅ローンとの併用で金利がお得になる銀行カードローンです。みずほ銀行住宅ローンを利用中であれば、金利が年0.5%引き下がります。

また、来店や郵送なしでスマホ・パソコンからいつでも申し込み可能。全国各地のコンビニATMでも利用でき、手数料もかかりません。

返済方法が豊富なのもおすすめ。口座から自動引き落とし以外に、ATMでの返済やインターネットバンキング「みずほダイレクト」からも返済ができます。

借入限度額が最大800万円と高めなので、まとまったお金が要るときも安心です。

みずほ銀行カードローンの口コミ募集＞＞

6千葉銀行カードローン：契約と同時に入金してもらえる

千葉銀行の「ちばぎんカードローン」は、契約と同時に入金してもらえる銀行カードローンです。契約が完了すれば、ローンカードが到着しなくても返済口座にお金を振り込んでくれます。

WEB上で申込手続きが完結するため、わざわざ店舗に出向く必要がありません。平日に時間を取れない方でも安心して申し込める、使い勝手の良いカードローンと言えます。

初めてカードローンを利用する方の中には、審査に通るか不安な方もいるでしょう。そこで千葉銀行カードローンでは、申込可能かどうか診断してくれる「10秒クイック診断」※2を用意しています。

ただ、利用できるエリアが限られているので、その点だけ注意してください。

7東京スター銀行カードローン：自動融資サービスで残高の心配いらず

東京スター銀行の「スターカードローンα」は、Web完結申し込みが可能な銀行カードローンです。来店は不要で、24時間いつでも申し込めます。上限金利は14.6%と、比較的低めに設定されています。

最大1,000万円まで融資を受けることができるため、高額融資を希望する方にもおすすめ。また、契約日から30日間は利息0円で利用できます。

借入は、東京スター銀行ATM・提携ATMを利用できるほか、インターネットバンキングでの融資も可能。ローン残高が10万円以下の場合、月2,000円からの少額返済ができるのも嬉しいポイントです。

監修者

借入だけでなく、返済にもインターネットバンキングが使えます。

東京スター銀行カードローンに関する口コミ募集！＞＞

8りそな銀行カードローン：オートチャージ機能がついている

りそな銀行カードローンは、年3.5〜13.5%と金利の低さが魅力の銀行カードローンです。

また、オートチャージ機能があることも、りそな銀行カードローンの特徴です。預金残高が足りないときでも、スムーズに返済できるのは嬉しいですね。

りそな銀行カードローンの契約手続きは、全てWEB完結。原則来店不要で24時間365日申し込めるうえ、手持ちのキャッシュカードでそのまま借りることができるのも便利です。

監修者

アプリを入れれば、返済日前に通知が来るので延滞を防げますよ。

りそな銀行カードローンに関する口コミ募集！＞＞

9イオン銀行カードローン：配偶者に所得があれば主婦でも申し込み可能

イオン銀行カードローンは、毎月1,000円からの少額返済可能な銀行カードローン。借入限度額を10万円から最大800万円まで10万円単位で設定できます。返済額は前月の借入残高に応じて決定します。

契約後の借入・返済は提携ATMやイオン銀行ATMからでき、24時間365日いつでも利用手数料は0円です。

配偶者に所得があれば主婦でも申し込めるので、幅広い方に利用いただけるカードローンとなっています。

金利もかなり低めなので、なるべく利息を減らしたい人に最適です。

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10ソニー銀行カードローン：初回振込サービスですぐ利用できる

ソニー銀行カードローンは、急ぎでお金が必要なときにおすすめの銀行カードローンです。口座がなくても、申し込みで初回振込サービスを指定すれば、カードを受け取る前に入金してもらえます。

全ての手続きはWEBで完結し、利用状況もWebで確認可能。取引履歴の郵送もないため周囲の人に利用がわかりにくいよう配慮もなされています。

全国のコンビニATMでも利用可能。返済手数料はかかりません！

ソニー銀行カードローンに関する口コミ募集！＞＞

11PayPay銀行カードローン：仮審査の結果が最短60分でわかる

銀行カードローンにしては珍しく、初回借入から３０日の無利息期間があるのがPayPay銀行カードローン。３０日間は利息が発生しないので、期日までに完済すれば、元金のみの返済でOKです。

さらに、24時間Web申し込みができます。本審査の前の仮審査なら、最短60分で審査結果が分かるため、おおよその結果だけでも知りたい場合にもおすすめです。

主婦やアルバイトの方も申し込みできますよ。

PayPay銀行カードローンに関する口コミ募集！＞＞

12オリックス銀行カードローン：ガン保障特約付きプランを選べる

オリックス銀行カードローンは、上限金利が年14.8%。低金利でお金を借りたい方におすすめの銀行カードローンです。

借入残高が0円になるだけでなく、保険料はオリックス銀行が負担。少しでも不安がある方は、「Bright」への加入を検討してみましょう。

また、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMをはじめとした提携ATMでは、借入も返済も手数料が終日0円。提携ATMは全国に10万台以上もあるので、地方にお住まいの方でも利用しやすいでしょう。

LINEで残高や次回の返済日なども照会できますよ。

オリックス銀行カードローンに関する口コミ募集！＞＞

13auじぶん銀行カードローン：au IDがあれば金利優遇

auじぶん銀行カードローンは、au IDがあれば最大年0.5%の金利を優遇してもらえる銀行カードローン。誰でもコースなら年0.1%、借り換えコースなら年0.5%も金利が引き下がります。

また、auじぶん銀行の口座をお持ちでない方でも申し込みできるのが魅力。さらに、「振込で借入」を選べば最短即日で融資してもらうこともできます。

セブン銀行やローソン銀行などの提携ATMなら、借入も返済も手数料無料です。

auじぶん銀行カードローンの審査に関する口コミ募集！＞＞

銀行カードローン金利ランキング｜金利を比較

ここまで紹介した銀行カードローンの金利ランキングを発表します。それぞれの下限金利を比較しました。

下限金利を比較したところ、年1.4〜14.8%の「千葉銀行カードローン」が1位となりました。

ただ千葉銀行カードローンは、千葉、東京、茨城、埼玉、神奈川（横浜市、川崎市）に住んでいる、もしくは勤務地がある人しか申し込めないので、それ以外の方は「auじぶん銀行カードローン」や「三井住友銀行カードローン」が最適でしょう。

特に三井住友銀行カードローンは、三井住友銀行の普通預金口座がなくても申し込めますよ。

おすすめ銀行カードローンの3つの選び方

いざ銀行カードローンを利用しようと思っても、どの銀行のカードローンを選べばいいのか迷う方もいるでしょう。自分に合った銀行カードローンを選ぶためにどこを比較したらよいか知りたいですよね。

ここでは、おすすめ銀行カードローンの選び方のポイントをお伝えします。

1金利が安いかどうか

カードローンを選ぶ際に、金利を気にする方は多いようです。当サイト独自のアンケートでも、カードローンを選ぶ上の最重視ポイントは「金利の低さ」がトップになりました。

銀行カードローンを利用する際は、まずは金利がどのくらいなのかをチェックしましょう。

この記事でお伝えしているように、それぞれの銀行カードローンの金利は異なり、また借り入れの金額によっても金利は違ってきます。

監修者

銀行によっては借入金額に対する金利を一覧で見られるようにしているため、銀行のホームページであらかじめ調べておくのもおすすめです。

銀行カードローンは、消費者金融のカードローンよりも金利が低い傾向にあります。「時間がかかってもいいから金利が少しでも低い方がいい」という場合は、銀行カードローンがおすすめです。

低金利なカードローンは、借り換えとしても利用できるでしょう。消費者金融から銀行カードローンに借り換えれば、利息や返済総額を減らせる可能性があります。

おすすめ銀行カードローンの金利を比較

本記事で紹介した銀行カードローンの金利をまとめました。

2審査・融資にどのくらいの時間がかかるか

カードローン申し込みをして実際に融資を受けるまでにかかる時間は、銀行によって変わります。

お金がなくて今すぐにお金が必要！という方は、申し込みから審査・融資にかかる時間にも注意してください。

おすすめ銀行カードローンの審査・融資時間を比較

3周囲にバレにくい配慮がされているかどうか

当サイト独自のアンケート調査によれば、在籍確認によってカードローンの使用が周囲にバレなかった人は87.7％という結果でした。

在籍確認の時に周囲に知られにくい配慮がされているかどうかは、特に重視したいポイントです。そこで、実際の本人確認方法についてもアンケート調査をしてみました。

アンケート調査では、「ネット上で書類を提出」「自宅・携帯に電話」が19.3％となりました。また、「勤務先に電話」が10.5%となっています。

周囲にカードローンの利用がバレないようにするには、勤務先に電話が入る場合には、会社名を名乗らないカードローン会社を選ぶようにするといいでしょう。

自分が選んだカードローン会社が、どのような方法で在籍確認をするのか、あらかじめ聞いておくことも大切です。

銀行カードローンのメリット

銀行カードローンのメリットには、以下3つの内容があがります。

銀行が運営するカードローンならではのメリットを紹介しています。一つずつ詳しい内容を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

カードローン選びで迷っている方にとって、必見の内容です。

1. 上限金利（実質年率）が低い傾向にある

銀行が運営するカードローンは、金利（実質年率）が低い傾向にあります。特に消費者金融が運営するカードローンと比較したときに、金利の低さが目立つでしょう。

上記は、人気消費者金融カードローンの金利（実質年率）です。上限金利は18.0%程度が相場だとわかります。

ただし、はじめてカードローンを利用する場合は、上限金利が適用されるケースが一般的です。そのため、できるだけ低金利でお金を借りるためには、上限金利の低いカードローンを選択する必要があります。

銀行カードローンなら上限金利が低い傾向にあるため、お得にお金を借りたい方に最適だといえるでしょう。

利息の支払いをおさえたい方に最適なカードローンです。

2. 安心して利用できる

カードローンに対して「怪しい」という感情を抱く方もいるかもしれません。

しかし、銀行カードローンを提供しているのは、メガバンクや地方銀行などです。信頼度も知名度も十分のため、安心して利用できるでしょう。

ちなみに、全国銀行協会の調査で、最も借り入れたい金融機関に銀行カードローンを選んだ人へ理由を聞いたところ、「信頼できるから」が70.3%、「安心感があるから」が61.4%という結果になりました。※

カードローンが初めての方や、安心してお金を借りたい方は銀行カードローンを利用するのがおすすめです。

3. 借入先が豊富にある

大手メガバンクだけでなく、ネットバンクや地方銀行もカードローンサービスを提供しています。

一方、大手消費者金融カードローンとなると選択肢が少なめです。とくに金融庁認定の消費者金融カードローンは限られており、慎重に判断しなくてはなりません。

ちなみにカードローンサービスを提供している銀行は、100行以上あるといわれています。

銀行カードローンのデメリット

一方、銀行カードローンのデメリットには、以下2つの内容があがります。

多くのメリットがある銀行カードローンですが、もちろんデメリットも存在します。メリットとデメリットの両方がわかれば「本当に銀行カードローンを利用するべきか」判断できるでしょう。

メリットだけでなくデメリットについても確認してみてください。

即日融資はできない

銀行カードローンは、融資までにある程度の時間がかかります。理由としては、審査時に警視庁のデータベースにアクセスして照会を行っているからです。

そのため、早くても2～3日程度の時間がかかってしまいます。混雑時や申し込み情報に問題がある場合、さらに時間がかかることも考慮しておきましょう。

一方、消費者金融カードローンなら、即日融資に対応してもらえます。当日中にお金が必用な方の場合、銀行カードローンではなく、消費者金融カードローンを選択しましょう。

銀行カードローンはお金を調達するまでに、1週間前後の余裕がある方のお金を借りる方法として最適です。

返済日の自由度が低い

銀行カードローンの返済日は、基本的に銀行が指定した日にちになります。仮に給料日前だった場合、返済しにくくなるため注意が必要です。

どうしても返済日を指定したい方には、以下の銀行カードローンをおすすめします。

上記の銀行カードローンなら、返済日を柔軟に選べます。上限金利（実質年率）も比較的低、ぜひ検討してみてもいいでしょう。

給料日に合わせて返済日を選べれば、無理なく返済し続けられますよ。

銀行カードローンの審査は甘い？ゆるい？

インターネット上には「銀行カードローンは審査が厳しい」や「消費者金融カードローンは審査が甘い」などの意見が飛び交っています。

ですが、こういった意見はどれも憶測に過ぎないものです。そもそも審査基準については一切公開されていません。

ポイント

平成29年に全国銀行協会は、カードローンなどの貸付けを行っている銀行に対し、過剰な広告表現の禁止や厳格な審査制度の確立を促す申し合わせを発表。銀行の融資は比較的厳しくなったと考えられます。

金融庁の取りまとめ報告では、適切な融資を行うため年収証明書の取得基準を引き上げたり、年収や借入状況を踏まえて融資上限額を設定したりする銀行が、申し合わせ以降増加していると公表しています。※

そのため、「審査が甘い」や「審査なし」などの謳い文句は法令違反です。以上のことから、銀行カードローンだけでなく、カードローン全般の審査基準に関して「甘い・厳しい」といった判断はできません。

銀行カードローンの審査に通る可能性がある人

銀行カードローンの審査は厳しくなったと言われていますが、以下の人なら審査に通る可能性があります。

銀行カードローンの審査に通る可能性がある人

• 申し込み条件に該当している
• 反社会的勢力ではない

申し込み条件に該当している

銀行カードローンの申込条件に該当している人であれば、審査に通る可能性があります。銀行カードローンは以下のようなことを申込条件として設定している場合がほとんどです。

1. 申込年齢：一般的には20歳以上
2. 安定した継続的な収入がある
3. 保証会社の保証を受けられる

安定した継続的な収入とは、毎月決まった額が決まった日に振り込まれるような収入を指していると予想できます。バイト・パート・個人事業主といった不安定な雇用形態よりも、正社員や公務員の方が好印象でしょう。

また、銀行は保証会社と提携して融資を行うことがほとんど。そのため、銀行独自の審査と保証会社の審査の両方に通らなければなりません。保証会社の審査に落ちると、お金を借りることができなくなります。

反社会勢力ではない

また、反社会勢力ではない人も審査に落ちる可能性は低いでしょう。

一般社団法人 全国銀行協会は反社会勢力との関係遮断に向けた対応を公表しました。これにより、銀行カードローンの審査の際に警視庁データベースへ照会され、反社会勢力との関わりがないかが調べられます。

安定した収入がある20歳以上の方であれば、ほとんどの方が申し込めるでしょう。

＼低金利が魅力／

三菱UFJ銀行カードローン
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出典・注釈

※：金融庁「銀行カードローンの実態調査結果について 」

銀行カードローンとは？

銀行カードローンとは、銀行が提供しているカードローンのことです。

ポイント

銀行からお金を借りられるという安心感、消費者金融と比べて低金利、高額融資が可能などの特徴があります。

以下からは、銀行カードローンと消費者金融の違いを見ていきましょう。

銀行カードローンと消費者金融の違い

銀行カードローンと消費者金融の違いを分かりやすく表にまとめてみました。

違い	銀行カードローン	消費者金融
金利	◯ 低め	△ 高め
融資スピード	△ 最短翌営業日	◯ 最短即日
無利息期間	△ ないことが多い	◯ あることが多い
借入限度額	◯ 高め	△ 低め
Web完結	◯ できることが多い	◯ できることが多い

銀行カードローンと消費者金融の大きな違いは、金利です。銀行カードローンの場合、上限金利が年14.0〜15.0%と低めですが、消費者金融の場合、上限金利が年17.0〜18.0%と高めです。

また、借入限度額も異なり、1000万円まで借りられる銀行カードローンが多いのに対して、消費者金融の限度額の平均は800万円まで。限度額が高めな銀行カードローンは、おまとめローンとしても最適です。

ポイント

ただ、融資スピードは消費者金融の方が速く、無利息期間も銀行カードローンでは利用できません。無利息期間がある銀行カードローンはかなり稀です。

よって、低い金利でお金を借りたい人・高額融資を希望する人は銀行カードローン、なるべく早くお金が欲しい人・無利息期間を利用したい人は消費者金融がぴったりでしょう。

銀行カードローンは銀行法に則って運営される

銀行カードローンは、銀行法に則って運営される点も特徴の一つです。主に、預金・為替などの業務について定められており、カードローンといった融資に関することも、銀行法に記載されています。

一方、消費者金融は貸金業法という法律が適用され、総量規制や上限金利などが規制されています。

銀行カードローンは総量規制の対象外

総量規制とは、年収の3分の1でしか借入できないという制度。過度な借金から申込者を守るために定められました。

ポイント

ただし、総量規制の対象となるのは、消費者金融といった貸金業者からの借入。銀行カードローンは対象外です。

よって、銀行カードローンなら、年収の3分の1以上を借りられる可能性があります。

とは言うものの、貸付に上限がないわけではないため、返済が見込めないほどのお金を融資してくれるとは考えにくいでしょう。

少しでも多くお金を借りたい方は銀行カードローンがおすすめです。

銀行カードローンは専業主婦でも申し込める

銀行カードローンは配偶者貸付に対応している場合が多いため、専業主婦でも申し込める可能性が高いです。

配偶者貸付とは、申込者本人に収入がなくても、配偶者との収入を合算して年収3分の1まで融資してもらえるという制度です。

ポイント

この配偶者貸付を利用すれば、収入がない専業主婦でもお金を借りることが可能。ただ、消費者金融は配偶者貸付を行なっておらず、主に銀行カードローンのみが対応しています。

また、楽天銀行カードローンのように、申込条件に専業主婦でも申し込みできると記載されている場合も。以下が詳細です。

以下の全ての条件を満たす方

①満年齢20歳以上62歳以下の方（※1）
②日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方）
③お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
④楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方

楽天銀行スーパーローン商品概要説明書

このような場合は、専業主婦の方でも申し込みできます。

銀行カードローンに関するよくある質問

銀行カードローンのまとめ

ここまで、金利に注目しながらおすすめの銀行カードローンを紹介しました。当サイトでおすすめしている銀行カードローン3選は以下の通りです。

• 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
  →上限金利が年14.6%と低め！最低1,000円から返済できる
• 三井住友銀行カードローン
  →普通預金口座がなくても申し込みOK
• 楽天銀行カードローン
  →楽天会員の方は審査優遇あり

銀行カードローンは金利の低さが魅力の商品なので、なるべく余分な利息を抑えたい人に最適です。また、審査が極めて甘いわけではありませんが、各銀行カードローンの申し込み条件に当てはまっていれば申し込むことができます。

銀行カードローンごとの特徴を比較し、自分にピッタリのカードローンを選びましょう。ぜひこの記事の内容を参考に、銀行カードローンへの申し込みを検討してみてくださいね。

監修者の紹介

岡田行史

人材派遣会社17年経営したのち、保険代理店に転身後16年従事、2級FP技能士・トータルライフコンサルタント・MDRT成績資格会員2度取得。ファイナンシャルプランナーとしてライフプランニングや家計診断を通して老後資金の対策、節約術などを提案。また自らのがん闘病経験をふまえた生きる応援・備えるべき保障の大切さを伝えている。

岡田行史のプロフィール情報

監修者の紹介

祖父江仁美

大学卒業後、大手保険会社に入社し4年間生命保険・損害保険の営業職を経験。保険代理店へ転職後、副業として親子向けのマネーセミナーをスタート。2017年にはじんFP事務所を開業し、数字が苦手な女性起業家を専門に「家計」と「事業」2つのマネーサポートを行なっている。マネーセミナーや個別相談、日経WOMAN公式アンバサダーも務めており、一人ひとりに寄り添ったファイナンシャルプランナーとして活動中。著書「私たちの「お金の使い方・貯め方」教えて下さい」ではお金の失敗の実例を踏まえながら、賢いお金の使い方や国の制度を理解することができる。

祖父江仁美のプロフィール情報