株式会社Wizleap 事業開発から見た、自社サービスの魅力

谷川さん：
Wizleapでは、主に以下のサービスを提供しています。
・マネーキャリア
お金の相談プラットフォームとして、資産形成やライフプラン作成、保険の見直しなどの相談をいただけるサービスです。
LINE登録から簡単に専門家とマッチングし、オンライン面談を実施していただけます。
・MCマーケットクラウド
保険代理店向け案件管理・配信サービス。
保険代理店に特化することで、業界特有の顧客管理ニーズに対応したVertical SaaSのプロダクトです。

谷川さん：
創業時にあらゆる市場を俯瞰してみる中で、20年以上イノベーションがなく、この先10年で確実に不確実な変化がある市場だと感じ、人生をかけてチャレンジできるマーケットだと感じました。この業界でマーケティングの側面で戦っていけると感じたこともチャレンジ理由の一つです。

谷川さん：
Wizleapでは、お金の相談プラットフォームの「マネーキャリア」、保険代理店向け案件管理・配信サービス「MCマーケットクラウド」の2事業を行なっています。
ソフトウェア、デジタルマーケティング、保険代理店、の3つの切り口で様々な新規の取り組みを行なっており、例えばchatGPTなどに代表されるLLMsを活用したオペレーション構築などにも取り組んでいます。

谷川さん：
マネーキャリアは人生100年時代のお金の不安を解消する、お金の相談プラットフォームです。
資産形成やライフプラン、保険の見直しなどの相談が可能です。登録はLINEで簡単、評判の良い専門家をマッチングします。
オンラインマネーセミナーも開催しており、スマホ1つでお金の勉強ができるようになります。

谷川さん：
マネーキャリアでの差別化の要素として、
① 気軽に相談ができること
② 質の高い専門家に相談ができること
の2点があります。
① については、LINEのチャットを活用して、予約から相談までで発生するコミュニケーションを取っており、不必要な電話やメールを必要としません。また、オンラインでマネーセミナーに参加することもできるようになっています。忙しい主婦の方などにとことん使いやすくなるよう、サービス設計をしています。
② については、専門家側の方の品質を上げる取り組みをいくつか行なっています。違反者への利用停止などプラットフォームとしての役割はもちろん、プロフィールに過去の相談の評判を記載したり、専門家の方の勉強会を開催したりして、品質向上に取り組んでいます。

谷川さん：
Wizleapは、「ソフトウェアの力で、すべての人のお金にまつわる意思決定をサポートする」をミッションに掲げています。これには、金融セールスのデジタル化、人生100年時代の課題解決の2つの要素があります。
まず、「金融セールスのデジタル化」という要素ですが、現状、保険や証券のセールスの方の生産性は高い方と低い方で二極化しており、生産性を上げる再現性が低いと考えている方も多いようでした。まずは分析体制の情報整理をし、ダッシュボードなどを提供（無料）することで、改善などを取り組みやすいようにしています。
また、相談以外の業務（日程調整や日程変更、アンケート回収など）の分業化により、よりご相談者に時間を使えるようになる、そんな未来を作っていければと考えています。さらには、相談業務の中で非効率となっている要素を洗い出し、ツールの提供なども行なっていく予定です。
ご相談者の悩みは多様化しており、一元的に解消できないものです。だからこそ、「人生100年時代の課題解決」という要素の達成に対しては、専門家が要であり、金融セールスのデジタル化の手段が必要である、と大前提考えています。

谷川さん：
プラットフォームとして、利用者の方の体験をさらにアップデートしていきたいと考えています。
そのためには、単にシステムの仕様を変更する、という話ではなく、専門家の品質向上や、カスタマーの品質向上が欠かせないものだと思っています。
また、特に注力する内容としては、オンラインのマネーセミナーがあります。過去に十数回開催してきたのですが、非常にユーザーの方からの満足度も高く、数百人規模のマネーセミナーを頻繁に開催していきたいと考えています。
さらに、保険の共同募集の効率化と成約率改善を実現する案件配信システム「MCマーケットクラウド」のサービス提供を開始しました。
共同募集の業務の複雑さや成約率の低さなどの問題の解決に取り組んでいきたいと考えています。