つみたてNISAはやめたほうがいい?3つの理由を解説

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最長20年にわたって非課税が適用される「積立NISA(つみたてNISA)」。今後の将来の資産形成のひとつとして注目している人も多いのではないでしょうか。

巷ではメリットの部分が多く聞かれますが、つみたてNISAにも注意すべきリスクがあります。

そこで本記事では、つみたてNISAをやめたほうがいい理由や損しやすい人の特徴、知っておくべき注意点について徹底解説します。

マガジン編集部

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併せて、失敗しないためのコツや向いている人の特徴、2024年1月から始まった新NISA制度についても解説しているのでぜひ最後までご覧ください。
※本記事では2023年までの旧制度の内容を中心に記載しています。

この記事の要点

  • つみたてNISAはやめたほうがいいと言われる理由は「すぐにはお金が増えない」「投資できる商品が限られている」などです。
  • つみたてNISAは短期間で大きく儲けたい人や、投資のリスクを許容できない人は損しやすいでしょう。
  • 一方、長期間コツコツ投資できる人や、資産運用について相談できるプロがいる人は得をしやすいです。
  • 資産運用についてプロに相談したい方は、相談員全員がFP資格を取得している「ほけんのぜんぶ」で無料相談してみることをおすすめします。相談料は何回でも無料です。

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つみたてNISAとは?

つみたてNISAとは?
つみたてNISAとは、2018年1月からスタートした資産運用の方法の1つで、専用の口座内で運用した投資信託の利益が最長20年にわたって非課税になります。

もう1つ、同じNISAと呼ばれている制度に「一般NISA」もあり、こちらは年120万円まで最長で5年にわたって非課税になる制度です。

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それぞれに特徴がありますが、今回はつみたてNISAならではの特徴を紹介します。

特徴1.積立投資専用の方法である

つみたてNISAとは、積立投資専用の資産運用方法です。この制度では、株式投資やETFなど短期トレードを目的とした商品は認可されていません

あくまでも、長期・分散・積立投資に適した商品のみが対象となります。

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資産運用初心者でも、利用しやすくなっているのです。

中には「積立投資しかできないのは機会損失な気がする」と考えている方もいらっしゃるでしょう。しかし、積立投資に限定することで、投資初心者が複雑な選択肢に悩むことなく、低リスクで運用できるようにしているのです。

また、数十年単位で積立投資を行うことで、相場の変動に左右されにくくなり、リスクを軽減する効果も期待できます。

POINT
つみたてNISAは、投資初心者にとって比較的安全で長期的な資産運用を目指す制度と言えます。

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特徴2.最大20年まで運用益が非課税

つみたてNISAは、口座内で運用した投資信託の利益が最長20年にわたって非課税になる制度です。

POINT
本来であれば、20.315%の税金がかかるところ、つみたてNISAでは支払う必要がありません。

仮に1,000円の利益が得られた場合、通常であれば手元に残るのは800円弱です。1,000円まるごと再投資に回すことで、より効率的に資産運用ができるようになります。

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2024年以降は非課税保有期間が無期限となり、保有している限りずっと非課税で運用することが可能になりました。

特徴3.投資できるのは金融庁お墨付きの「投資信託」のみ

つみたてNISAで投資できるのは、金融庁から認可を受けた投資信託のみです。粗悪な投資信託を購入してしまわないよう、あらかじめ選別されています。

金融庁は「長期・積立・分散投資」に適した商品のみ認可しています。約6,000銘柄あるといわれていて、そのうちの約200銘柄のみ購入できるのです。

POINT
「認可=必ず利益が出る」というわけではありません。手数料の安さなど、あらゆる項目が審査の対象になっていることを理解しておきましょう。

選定されている242銘柄は、優良ファンドとして認可されたものばかりです。資産形成として活用するには十分なファンドのため、安心して購入できるでしょう。

※2024年10月時点

つみたてNISAをやめたほうがいい3つの理由

つみたてNISAをはじめた人のなかには「やめたほうがよかった」と後悔する人もいるようです。

ここからは、その理由を3つご紹介していきます。

1. 投資できる商品が限定されているから

紹介したとおり、つみたてNISAで購入できるのは金融庁が設定した条件をクリアした公募株式投資信託上場株式投資信託(ETF)のみです。

投資初心者であっても始めやすいメリットがあります。ただ、投資に慣れてくると、つみたてNISAの対象外である「個別株」「REIT(不動産投資信託)」などへの投資を考える人も出てきます。

そうなると、つみたてNISAでは非課税の恩恵を受けられません。

ポイント

  • 投資信託はつみたてNISAで運用し、特定口座で個別株を購入する
  • 投資信託も個別株も非課税になる一般NISAを利用する

このような対策が必要です。ただし、一般NISAは非課税期間が最長5年であり、長期的な資産運用には向きません。

2.非課税枠の上限が少ないから

つみたてNISAの非課税枠は年40万円です。一方、一般NISAは年120万円と実に3倍の金額が非課税になります。

POINT
現在の手持ちのお金が数百万円以上ある場合で、短期的に効率よく資産を増やしたいときは一般NISAのほうが向いている場合もあります。

一方、1万円以内の少額からコツコツと資産を積み立てたい場合や、初心者向けの投資方法を探している人にはおすすめです。自身の資産目標や投資スタイルに合わせて、つみたてNISAを始めるか検討することが重要でしょう。

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2024年に始まる新NISA制度つみたて投資枠の非課税枠は年40万円→120万円と上限が大幅に増えましたよ

3.損失が出た場合の恩恵がないから

つみたてNISAは主に利益に対する非課税特典がありますが、損失を補填する仕組みは備わっていません。また、投資であるため、絶対に利益が出せると決まっているわけでもないです。

注意点

つみたてNISA口座内での投資において損失が生じた場合、その損失を他の非課税口座や一般の金融口座(銀行)から補填することはできません。

つみたてNISA内での損失は、そのまま吸収される形となります。したがって、投資のリスクを負いつつも、潜在的な損失が非課税特典の対象外であるため、慎重に運用する必要があります。

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一方で、つみたてNISAは中長期的な資産形成に向いているため、損失が生じたとしても、時間をかけてリカバリーする機会があるかもしれません。

つみたてNISAで損しやすい人の特徴

やっぱり投資なんて難しそうだからやめたほうが良いのでしょうか?投資をしても、損するだけならやりたくない気持ちが出てきてもおかしくはありません。

実際、積立NISA(つみたてNISA)も投資に関する制度であり、運用方法や市場の変動によっては元本を下回るリスクもあります。

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ここでは、つみたてNISAで損しやすい人の特徴を解説し、どのような人が積立NISAを避けたほうが良いのかを紹介します。

すぐにでも資産を大きく増やしたい人

つみたてNISAで選択できるのは投資信託のみです。そしてその多くがインデックスファンドと呼ばれています。

インデックスファンドとは?
東証株価指数(TOPIX)や日経平均株価S&P500NYダウなどの指数(ベンチマーク)と連動する値動きを目指す商品のことです。

ニュースに出てくる単語ばかりですが、1年で株価が2倍になったという話を聞いたことがあるでしょうか。結論からいえば、投資信託では1年で資産を2倍・3倍にすることはできません

ポイント

  • 一般的に投資信託のリターンは1年で5~7%程度といわれています。
  • なかには1年で10%以上増える年もあれば、10%以上下落する年もあるでしょう。
  • それを平均すると、一般的には5~7%程度に収まるといわれています。

仮に6%とすると、2倍にするには12年の歳月が必要です。もし1年で資産を2倍にするような取引を希望するのであれば、値動きが激しい個別株FX仮想通貨など、つみたてNISAとは全く別の投資を検討する必要があります。

注意点

ただ、1年で2倍になる可能性があるということは、1年で資産が2分の1になる可能性もあるということです。
このことからも、長期的な資産形成には向かない点を理解しておかなければならないことがわかりますね。

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10年~20年にわたって資産をほったらかしにできない人

つみたてNISAの最大のメリットは、なんといっても20年もの長い期間にわたって非課税が継続することです。

ポイント

投資は、長い時間をかけて運用するほど「複利効果」で利益が大きくなりやすい性質があります。

複利とは?
複利とは「配当にも配当がつく」ということです。100万円投資して毎年5%のリターンを得る条件で考えてみましょう。
たとえば…
初年度は5万円の利益です。 次の年度は105万円の5%ですから、受け取れるリターンは5万2,500円になります。 さらにその次は110万2,500円の5%……といった具合に、受け取れる分配金が少しずつ大きくなっていくのです。

20年もの長きにわたって複利効果を得ることで、元本にしか利子がつかない単利の定期預金と比較して大きく資産を増やせる可能性があります。

投資のリスクを許容できない人

つみたてNISAも投資である以上、元本を大きく下回るリスクがあります。たとえば2020年3月に発生したコロナショックでは日経平均株価は約30%下落しました。

その直前に投資を開始した人は、投資した資産の30%を失っていることになります。しかし、ここで「投資なんて始めなければよかった…」と投資をやめてしまうのはもったいないのです。

POINT
暴落後は、逆にいえば株を安く買える状態ですので、投資をやめずに毎月同じ金額を買い付けることで、いつもより多い口数を購入できます。

また、前述の日経平均株価ですが、2020年3月に暴落したあと11月にはもとの水準に戻っています。

参考:Yahoo!ファイナンス|日経平均株価

一時的な元本割れでも、長く投資を続けることで利益を目指すことは十分に可能とも考えられます。「元本割れは絶対に許容できない」という人の場合、長期で投資を続けることは難しいでしょう。

つみたてNISAで得しやすい人の特徴

積立NISA(つみたてNISA)は少額から始められ、20年以上の長期運用が可能です。また、投資対象は金融庁が定めた条件を満たした商品に限定されているため、比較的安心して利用できます。

こういった積立NISA(つみたてNISA)の特徴を最大限に活用できるのは、どのような人でしょうか?その特徴を見ていきましょう。

投資の経験がない・または少ない人

投資の経験がない・または少ない方は、つみたてNISAをおすすめします。なぜなら金融庁が厳選したファンドを購入できるからです。

つみたてNISAでは、金融庁がおよそ6,000銘柄の中から「長期・分散・積立投資」に適した約200銘柄に厳選しています。ある程度絞り込まれた中から購入でき、トラブルを未然に防げるのです。

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投資信託の中には手数料が高いなど、資産形成に不向きのファンドも存在しています。このようなファンドを排除した状態で選定できるため、初心者でも向いているのです。

将来の支出に備えたい20代から30代の人

20代や30代の若い世代は、まだライフプランが定まっておらず、目的を持った貯蓄をする段階にはない人が多いでしょう。

POINT
今後、結婚資金や住宅購入資金、子どもの教育資金などの大きな出費に備えて、貯蓄できるうちに積立NISA(つみたてNISA)を始めておくと良いでしょう。

積立NISA(つみたてNISA)はいつでも解約できるので、お金が必要になったときにいつでも引き出すことができます。

子どもの教育費を準備したい人

積立NISA(つみたてNISA)は、子どもの教育費を準備する方法としてもおすすめです。

子どもが生まれる前から始めることができれば、大学入学の18歳までに20年弱の運用期間を確保できるので、まとまった資産が形成できるでしょう。

子どもが大学入学になる年にいくら貯めたいのかを検討し、そこから毎月の掛け金を逆算すると必要な金額を導き出せます。

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もしも学資金や老後資金について悩まれる際は、無料保険相談窓口で専門家に相談してみることをおすすめしますよ。

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老後の生活費を準備し始める40代の人

40代はまだ子育てや住宅ローンの返済などにお金のかかる世代です。しかし、あと数年後には子どもも独立し、住宅ローンの完済も近づいてくることから、老後の生活費の準備を始める人もでてきます

特に「老後の生活費には2,000万円が必要」といったことを耳にするようになってから、老後資金は早めに準備した方が良いと考える人も多いでしょう。

POINT
積立NISA(つみたてNISA)は、最長20年非課税枠の利用が可能なので、40代から始めると60代まで活用できます。

積立NISA(つみたてNISA)は長期間の運用をすることでより大きな資産を築くことが可能なので、40代のうちから積立NISA(つみたてNISA)で老後資金を準備するのもおすすめです。

老後の生活費不足が心配な50から60代の人

老後資金の準備は40代から始めておくと余裕をもって取り組めますが、50代や60代になってから「退職金が少ない」、「預貯金を切り崩してしまった」などの理由で老後資金が足りなくなる恐れがある人も出てくるでしょう。

注意点

老後資金の準備方法としてはiDeCo(個人型確定拠出年金)もありますが、掛け金を拠出できるのは60歳までなので、十分な期間利用することができません。

しかし、積立NISA(つみたてNISA)は「日本に居住する満20歳以上」の人ならだれでも利用できるので、50代や60代からでも問題なく始めることができます。

定年退職後も働いて、その間積立NISA(つみたてNISA)での運用を続けると、高齢期の生活費に充当することができます。

つみたてNISAを成功させるための4つのコツ

つみたてNISAは投資のため、必ず成功が保障される方法はありません。しかし、成功に近づけるコツはいくつかあります。

以下ではつみたてNISAを成功させるための4つのコツを紹介します。これから始める方はぜひ参考にしてください。

1. 支出を抑えて入金額を増やす

これからつみたてNISAを始める方は、支出を抑えて入金できる金額を非課税枠いっぱいに使えるようにしましょう。なぜなら入金力があれば将来的に複利の力が大きく働くからです。

年間40万円の非課税枠を余すことなく使うには、月額3.3万円程度の入金が必要になります。これから始める方は無駄な支出を省いて満額入金できるようにしましょう。

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入金額を上げるためには「収入を増やす」か「支出を減らす」のどちらかの対策を取る必要があります。誰でもすぐに始められるのは「支出を減らす」ことです。

2. ネット証券を活用する

これからつみたてNISAを始める方はネット証券を活用されると良いでしょう。なぜなら取扱い銘柄数が多かったり、少額から投資できたりするからです。

また、20年間の非課税期間が終わった後も投資を続ける場合、ネット証券であれば取引にかかる手数料が安くなります。手数料は投資金額が大きくなるほど差が出てくるため、初めから手数料のかからない証券会社で取引しましょう。

つみたてNISAにかかる手数料

  • 販売手数料:購入時にかかる
  • 信託報酬:投資信託を保有している間にかかる
  • 信託財産留保額:解約時にかかる

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3. 毎月一定額積立続ける

つみたてNISAを成功させたい方は、毎月一定額積立続けることをおすすめします。なぜなら毎月積立続けることでリスクが分散されるからです。

POINT
投資信託などの商品を一定の金額で定期的に購入し続けることを「ドルコスト平均法」と呼びます。

ドルコスト平均法を活用すると、銘柄の価値が高い時も安い時も買い続けられるため、リスクが平準化されます。相場を読んだり買いのタイミングを判断したりできない初心者の方は活用されると良いでしょう。

4. 長期的な目線を持つ

つみたてNISAを利用するときは長期的な目線を持つことが大切です。なぜならつみたてNISA自体の方針が「長期・積立」を推奨しているものだからです。

金融庁は少額からの長期・積立・分散投資を支援するために、つみたてNISAの制度を開始しました。対象となっている商品はインデックスファンドが多いことからも長期的な投資を支援していることがわかります。

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相場の上げ下げに一喜一憂せず、コツコツと投資し続けられる人が成功できるのです。

つみたてNISAに関する悩みは専門家に相談しよう

つみたてNISAのメリット・デメリットを理解しても、自分に適しているか判断が難しい場合があります。これは、人それぞれ収入や環境、考え方が異なるためです。

POINT
将来の資金準備は重要ですが、途中で見直すことにはリスクが伴います。最初から適切な方法を選び、効率的に進めることが望ましいです。

お金や投資の悩みがある方は、無料でFP(ファイナンシャルプランナー)に相談できる保険相談窓口を活用するのがおすすめです。あなたの収入やライフスタイルに合った最適なプランを提案してくれます。

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ここでは、信頼できる保険相談窓口3選を紹介します。

ほけんのぜんぶ

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ほけんのぜんぶのおすすめポイント
  • つみたてNISAを含めたさまざまなお金に関する相談が可能
  • 41社の保険商品を取り扱っており、ぴったりのプランを見つけやすい※1
  • 累計申込数が多く口コミや評判を重視してサービスを選びたい人にもおすすめ

ほけんのぜんぶは、お金のプロであるファイナンシャルプランナーにつみたてNISAを含めたさまざまお金の相談ができる無料相談所です。

生命保険や資産運用などを相談して、今加入している保険の見直しや新規加入することで、利用者にとってベストな保険の契約に繋がるかもしれません。

ポイント
ほけんのぜんぶは、41社の保険商品を取り扱っているため、選択肢が広い点もメリットの1つです。※1

そのため、幅広い選択肢からベストな商品を見つけることが大変という人でも、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーが厳選してくれることは嬉しいポイントでしょう。

また、日本コンシューマーリサーチで「信頼度」「安心して相談できると思う」「子育て世代のママ・パパにおすすめしたい」という3部門で1位を獲得していることから、信頼度が高いサービスを選びたい人にもおすすめです。

マガジン編集部

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ほけんのぜんぶの累計申込数は21万件以上※2と多く、子育て世代の利用率が高いことも特徴です。

出典:ほけんのぜんぶ
※1 2024年4月25日時点
※2 2023年2月時点

マネードクター

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マネードクターのおすすめポイント
  • 日常生活や家庭に関する幅広いお金の悩みを相談できる
  • 最短翌日に相談でき、好きな場所・日時を選べる
  • 自分のための積み立てだけでなく残された家族のために相談できる

マネードクターは、つみたてNISAに関すること以外にも「固定費を見直したい」「毎月の貯金額をアップさせたい」という日常生活や家庭の幅広いお金の悩みを相談できます

相談をした後は契約が必須というわけではないため、些細なことでも気軽に問い合わせてみると良いでしょう。

ポイント
何度でも相談は無料のため、コストを気にする必要はありません。また、相談の日時や場所は利用者の都合を優先してくれるため、時間の確保が難しい人でも利用しやすいでしょう。

そして、マネードクターはマネードクタープレミアというサービスも提供しています。マネードクタープレミアは高級感・プライベート空間をコンセプトとしており、終活のような深い相談もしやすいことが特徴です。

自分のための積み立てだけでなく、残された家族のための資産運用なども相談できるため、終活にも備えられます。

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マネードクタープレミアも無料で相談可能です。

出典:マネードクター

保険マンモス

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保険マンモスのおすすめポイント
  • 自分のニーズにマッチした優秀なファイナンシャルプランナーに相談できる
  • 申し込み件数が多く、顧客満足度も高い
  • 相談は何回でも無料でアフターフォローが充実している

保険マンモスはニーズに応じて、住んでいるエリアで優秀なファイナンシャルプランナーを選出します。自分の状況や将来の不安などを把握した上で担当者を紹介してくれるため、お金に関する幅広い悩みや課題を解決しやすいでしょう。

ポイント
相性がイマイチ合わないファイナンシャルプランナーが担当に付いた場合でも、イエローカード制により変更可能です。変更時には直接本人とやり取りすることはないため、遠慮する必要はありません。

そして、保険マンモスの申し込み件数は累計57万件※1と多く、顧客満足度についても95%※2という高い数値を誇っています。そのため、人気の高いサービスを選びたい、口コミ・評判の良さを重視する人にとってもおすすめのサービスです。

また、相談は何回でも無料で行えるため、コストを気にせず納得できるまで話を聞ける点もメリットと言えるでしょう。

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契約後のサポートも充実しており、契約内容で不明点があっても安心して相談できます。

出典:保険マンモス
※1 公式ページより
※2 保険マンモス公式調べ(集計期間 2015年1月~2015年6月、インターネットによるアンケート調査:回答数3,775)

つみたてNISAの注意点

積立NISA(つみたてNISA)を始める際は、以下の3点に注意する必要があります。

短期解約してしまうとメリットを活かしきれない

つみたてNISAはほかの有力な非課税制度であるiDeCo(個人型確定拠出年金)と比較して、以下のメリットがあります。

つみたてNISAのメリット

  • お金の引き出しが自由
  • 途中解約・引き出してもペナルティがない

しかし、このメリットは考え方によってはデメリットにもなります。

iDeCoの場合は60歳まで投資した元本と利益を引き出すことができませんが、強制的に老後資金を準備できると考えることもできます。

一方のつみたてNISAでは、お金が必要で困ってしまったときに簡単に出金できてしまうのです。

注意点

  • 投資で最大限の利益を狙うには、長期の運用が必須です。
  • つみたてNISAは20年の非課税の仕組みで長期的な運用を助けてくれますが、短期で解約してはそのメリットを活かせません。

簡単に解約できるからこそ、続けるには相応の意思の強さが求められます。

口座を開設できるのは1つの金融機関のみ

つみたてNISAの口座は、複数の金融機関で開設することはできません。金融機関ごとにつみたてNISAで投資できる銘柄が異なるため、自分が積み立てたい投資信託が採用されている金融機関を選択することが必須です。

POINT
また、A証券につみたてNISA、B証券に一般NISAの口座を開設することはできますが、各年で利用できるのはいずれか1つの口座のみです。

毎年どちらかの口座に切り替えて交互に利用することも不可能ではありませんが、口座の管理が難しくなるためあまりおすすめはできません。

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投資する目的を明確にして、一般NISAとつみたてNISAのどちらを使うかを決めることが必要です。

投資非課税枠は復活させられない

つみたてNISAの口座内で積み立ててきた投資信託を解約して、新しい投資信託に乗り換えたいと思うこともあるでしょう。

たとえば「今までは日本株に投資する投資信託しか選んでこなかったけれど、今後は米国に投資する投資信託の保有比率を上げたい」といった具合です。

注意点

新しい投資信託を積み立てる原資にするために投資信託の一部、あるいは全部を売却することもできますが、使った非課税枠が回復することはありません

これまでの投資信託の運用を続けたまま、新しい投資信託を購入することはできます。丸ごと新しい商品に鞍替えするような「預け替え」はできません。

つみたてNISA以外の老後資金の準備方法

老後資金を準備する方法には、積立NISA(つみたてNISA)以外にもいくつか方法があります。ご自身にとって利用しやすい方法を選んで着実に老後資金を準備しましょう。

それぞれ概要とともに、メリットとデメリットもご紹介していきます。

個人年金保険

「個人年金保険」も、老後資金の準備のための方法としてメジャーな方法のひとつです。

POINT
個人年金保険は、契約時に定めた年齢まで保険料を支払うことで、所定の年齢に達したときに年金を受け取れるという仕組みの年金です。

たとえば、60歳まで保険料を支払い65歳から受け取るといったようなイメージです。年金の受け取り方法は、年金として受け取るほかにも一括で受け取ることもできます。

また、個人年金保険は、受取期間などによって「確定年金」「有期年金」「終身年金」の3つのタイプに分かれます。

種類 特徴
確定年金
  • 年金の受取期間が一定期間(5年や10年など)と決められている。
  • 年金受取期間中に被保険者が死亡した場合は遺族が残りの年金を受け取れる
有期年金
  • 年金の受取期間が一定期間(5年や10年など)と決められている。
  • 年金受取期間中に被保険者が死亡した場合は、そこで年金の支払いはストップする
  • 「保証期間付き」タイプなら被保険者が死亡しても保証期間内の年金は遺族が受け取れる
終身年金
  • 被保険者が生存中ずっと年金を受け取れ、死亡した時点で支払いはストップする
  • 「保証期間付き」タイプなら被保険者が死亡しても保証期間内の年金は遺族が受け取れる

なお、個人年金保険は運法方法によって、契約時に年金受取額が決まる「定額年金」と運用次第で受取額が異なる「変額年金」に分類できます。

個人年金保険のメリット

個人年金保険には以下のようなメリットがあります。

個人年金保険のメリット

  • 個人年金保険料控除を受けられる
  • 老後資金を着実に貯められる

個人年金保険料は、生命保険料控除の「個人年金保険料控除」として所得控除の対象になりますが、以下の条件をすべて満たしている必要があります。

  • 「個人年金保険料税制適格特約」が付いている
  • 受取人が契約者または配偶者である
  • 保険料払込期間が10年以上ある
  • 受取期間が10年以上ある
  • 受取人と被保険者が同一人である

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また、個人年金保険は積立NISA(つみたてNISA)のような投資商品ではないので、大きなリターンは期待できなくても元本割れリスクがないというメリットがあります。

個人年金保険のデメリット

一方で、個人年金保険には以下のようなデメリットがあります。

  • 大きなリターンが期待できない
  • 中途解約すると元本割れする

リターンについては先ほど触れましたが、もうひとつのデメリットとして中途解約すると元本割れするということがあります。

中途解約をすると解約返戻金を受け取れることが多いですが、払い込んだ保険料よりも少額となることがほとんどです。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoは、ご自身が拠出した掛け金を、自らが選んだ金融商品で長期間運用して年金原資を増やしていく仕組みの年金です。

POINT
加入できるのは、日本に居住している20歳以上60歳未満で国民年金などの公的年金に加入している人で、2017年に対象者が拡大され、専業主婦や公務員なども加入できるようになりました。

掛け金は月額5,000円から1,000円単位で決めることができますが、職業や加入している年金制度の種類によって月額の上限が次のように決められています。

職業 掛け金の上限(月額)
自営業、個人事業主など 68,000円
会社員 企業型確定拠出年金に加入 20,000円
上記以外の企業年金に加入 12,000円
企業年金への加入なし 23,000円
公務員 12,000円
専業主婦(夫) 23,000円

iDeCoのメリット

iDeCoには、次のような税制上のメリットがあります。

iDeCoのメリット

  • 利息や運用益に税金がかからない(非課税)
  • 掛け金が全額所得控除の対象になる
  • 年金受取時に所得控除を受けられる

一般的に、投資信託や預金から出た利息や運用益には税金がかかりますが、iDeCoでは利息や運用益に税金がかかりません。

また、iDeCoの掛け金全額が「小規模企業共済当掛金控除」の対象となるので、年末調整や確定申告の際に手続きすることで所得控除を受けられます。

さらに、年金受取時にも控除が設けられており、一時金として受け取った場合には「退職所得控除」の対象に、また、年金として受け取った場合には「公的年金等控除」の対象になります。

iDeCoのデメリット

一方で、iDeCo には次のような注意点がありますので注意してください。

注意点

  • 原則60歳までは引き出せない
  • 運用次第では「元本割れリスク」がある

iDeCoは一度加入すると原則として60歳まで引き出すことができません。しかし、逆をいえば、簡単に引き出してしまうのを防ぐことができます

また、iDeCoは投資商品なので運用次第では元本割れしてしまう可能性があります。

つみたてNISAはやめたほうがいい?よくある質問

つみたてNISAは必ず儲かりますか?
つみたてNISAは金融庁が認可した商品のみ販売していますが、元本保証はありません。相場によっては元本割れしてしまう可能性もあるため、理解が必要です。つみたてNISAを成功させるための4つのコツはこちらからチェックしてください。
ネット証券と窓口での開設どちらがおすすめですか?
普段からネットを利用していたり、手数料を安く抑えたりしたい方はネット証券をおすすめします。職員の手を借りながら開設や銘柄選定をしたいという方は窓口のある証券会社で開設しましょう。
具体的にどの銘柄を購入したら良いでしょうか?
具体的な銘柄は個人の考え方によって異なります。「自分では選定できない」という方は「ほけんのぜんぶ」をはじめとする無料相談所等を活用しながら選定されると良いでしょう。無料で質の高い相談員に相談するならこちらをチェックしてください。
手数料は証券会社ごとに変わりますか?
つみたてNISAの場合、どこの証券会社でも販売手数料は無料です。しかし銘柄によって他の手数料が異なるため、取引前に確認しましょう。

【重要】2024年1月から始まった新NISAについて

新NISAとは、2022年末に「令和5年度税制改正」が公表された新制度のことです。2024年1月からは「新NISA(新しいNISA制度)」が始まりました。

2023年までの現行NISA制度と2024年からの新NISA制度の主な違いは以下のとおりです。

新NISA

新NISAでは、一般NISAとつみたてNISAの併用が可能になり、年間投資上限額が最大360万円まで引き上げられました。

また、非課税保有期間が無期限になり、非課税保有限度額も大幅に拡大し、制度の恒久化が実現されました。これにより、投資家はより多くの資産を長期間にわたり非課税で運用できるようになります。

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2024年1月からスタートし、すでにNISA口座を持っている人は手続き不要で新NISA口座が自動開設されます。

まとめ

今回は、積立NISA(つみたてNISA)をやめたほうがいい3つの理由をはじめ、損しやすい人の特徴や知っておくべき注意点などを詳しく解説しました。

つみたてNISAはあくまでも投資商品であるため、経済動向次第では元本を大きく下回ってしまう可能性があります。また、最大限の複利効果を期待するためには、最長20年にわたってしっかりと投資を続けられることが重要です。

すぐにでも資産を大きく増やしたい人や投資のリスクを許容できない人、10年以上の長期間にわたって投資を続けられない人には向いていないでしょう。

「なんとなくやったほうが良さそう」で始めてみて後悔する人も少なくありません。デメリットや注意点も理解したうえで始めるかどうか判断しましょう。

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つみたてNISAの活用について悩まれている方は、一度「ほけんのぜんぶ」をはじめとする無料保険相談所で専門家に相談することをおすすめします。
監修者の紹介
岡田行史

人材派遣会社17年経営したのち、保険代理店に転身後16年従事、2級FP技能士・トータルライフコンサルタントMDRT成績資格会員2度取得。 ファイナンシャルプランナーとしてライフプランニングや家計診断を通して老後資金の対策、節約術などを提案。 また自らのがん闘病経験をふまえた生きる応援・備えるべき保障の大切さをお伝えしています。

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辻佳崇

生命保険の業界歴10年。年間500世帯の相談実績。 社会保険・税金の効率化、家計・固定費の見直し、保険の新規加入・見直し、住宅購入・住宅ローン、資産形成・老後の年金対策・少額投資(iDeCo・NISAなど)、不動産投資と幅広い分野に精通。

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辻本剛士

大学卒業後、医薬品・医療機器会社に就職。在職中にFP1級CFP宅地建物取引士に独学で合格。 会社を退職後、未経験から神戸で数少ない独立型FPとして起業。現在は相談業務、執筆業務を中心に活動中。

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