今回は、株式会社hokan 執行役員 事業責任者 阿部隼さんにお話しを伺いました。
株式会社hokan
保険業界のアップデートを目指し、InsurTechSaaSを開発している会社です。
2018年6月23日から保険代理店向けにクラウドベースのビジネスアプリケーション「hokan」を提供しています。
株式会社hokanに入社した理由
ほけんのぜんぶマガジン編集部
株式会社hokanへ入社した理由を教えてください。
阿部さん:
コンシューマーサービスが発展してきた時代にビジネスアプリケーションは遅れをとっており、その差を埋めることで保険業界の発展に貢献ができると実感できました。
また保険加入率が高く募集従事者の多いこの日本で適正な募集活動を実現するビジネスを展開することで、貢献のインパクトが最大化されることが根底にあります。
株式会社hokanで現在取り組んでいること
ほけんのぜんぶマガジン編集部
株式会社hokanで現在どんなことに取り組んでいますか?
阿部さん:
私は執行役員事業責任者としてhokanのロードマップから実現機能の優先度、方向性の決定、経営判断における最終意思決定を行っています。
また、自身でもお客様への提案活動、ユーザーヒアリングを行い現場目線の飽くなき追及とテクノロジーの発展から逆算した事業成長の根幹を担っています。
クラウド型 保険代理店システム「hokan」について
サービスの概要・特徴
ほけんのぜんぶマガジン編集部
クラウド型保険代理店システム「hokan」とはどんなサービスですか?サービスの概要や特徴を教えてください。
阿部さん:
CRM(顧客管理)/SFA(営業支援)機能を中心とした、意向確認などの証跡管理、契約管理、保全管理など一元的な情報管理ができるクラウドサービスです。
業務プロセスの効率化と情報の追跡性を向上し、保険代理店業務のオールインワンプラットフォームを実現しております。
サービスの強み
ほけんのぜんぶマガジン編集部
クラウド型保険代理店システム「hokan」の強みを教えてください。(他社との差別化ポイントなど)
阿部さん:
監査対応や募集プロセスなど保険代理店の業務を設定変更で瞬時に反映できる柔軟性があります。
また、共通プラットフォームで業務を行うことによるBPR※、最新のテクノロジーの活用、利用後の継続的なカスタマーサクセスによる活用の発展などが挙げられます。
※業務プロセスを抜本的に見直し、企業活動を顧客志向で最適化すること
サービスを通して解決したい課題
ほけんのぜんぶマガジン編集部
クラウド型保険代理店システム「hokan」を通して解決したい課題や実現したいことを教えてください。
阿部さん:
保険代理店業務にテクノロジーを活用し、業務品質の向上や文化の改善を促進し、適切な募集活動を実現するための基盤となることを目指しています。
これにより、日本のリテール金融の一つである保険業界のアップデートを実現していきたいと考えております。
将来の展望
ほけんのぜんぶマガジン編集部
クラウド型保険代理店システム「hokan」の将来の展望を教えてください。
新たな市場や顧客層の開拓、拡大計画/機能拡充など可能な範囲で教えてください。
阿部さん:
直近では精算管理機能のリリースにより、企業代理店や金融機関代理店のマーケットにおける新規流入、導入も加速し、新規マーケットでの実績拡大も進んでいます。
今後はCRM/SFAに限らず、人材管理やリードナーチャリング、グループウェア等、オンラインで一連のビジネスアプリケーションの提供を構想しています。また、テクノロジートレンドの応用やトレンドを先回りした新規事業にも着手しているため、保険流通の最適化に向けより前進していきます。