債務整理の金額は?弁護士・司法書士費用相場と払えない時の対策

借金を減額・免除できる制度「債務整理」。実は、債務整理するのにも費用がかかります。

債務整理を検討している方の中には「借金生活が苦しく費用が払えない」「債務整理の詳しい金額が知りたい」という方も多いでしょう。

そこで今回は、債務整理の費用相場を徹底解説。各債務整理手続きの金額はもちろん、弁護士費用や司法書士費用もまとめています。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

費用が払えない場合の解決策も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

債務整理とは、借金を減額する手続きのことです。

債務整理は国が認めた借金救済制度として、合法的に借金を減額できます。

債務整理には、主に3つの種類があります。

任意整理  借金の利息をカットする手続き
個人再生  借金を5分の1程度に減額する手続き
自己破産  借金を全額免除する手続き

ここでは、各債務整理ごとの費用相場を解説。具体的な金額をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

1任意整理の費用相場

費用相場  50,000〜100,000円程度

任意整理の費用相場は、5〜10万円程度です。

任意整理をすると、着手金と報酬金を含めて1社あたり5〜10万円程度がかかります。

任意整理は、裁判を介さず行える債務整理。手続きが簡単なため、債務整理の中でも費用リーズナブルに済むことが期待できます。

任意整理の特徴は、整理する借金を1社ごとに選べること。複数の借入先に対して任意整理する場合は、そのぶん費用も高額になります。

たとえば、4社に対して任意整理する場合、単純計算で費用は4倍になります。

ただし、弁護士や司法書士事務所の費用は、一度にまとめて依頼することで割安となるケースが大半です。

もし複数借入先に対して任意整理する場合は、同じ事務所にまとめて依頼するのがおすすめです。
\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

2個人再生の費用相場

裁判費用相場  170,000〜300,000円程度
専門家費用相場  200,000〜500,000円程度
合計  350,000〜800,000円程度

個人再生の費用相場は、35〜80万円程度です。

個人再生は、裁判所を介して借金を大幅減額します。そのため、裁判所に支払うお金が必要です。

個人再生で裁判所に支払うお金
  • 申し立て手数料:1万円程度
  • 官報掲載料:1万円程度
  • 郵便切手代金:5千円程度
  • 個人再生委員会の報酬:15〜25万円程度

個人再生は「任意整理」「自己破産」に比べて、手続きが複雑かつ困難な債務整理です。そのぶん、専門家への依頼費用も高額となっています。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

3自己破産の費用相場

裁判費用相場  100,000〜500,000円程度
専門家費用相場  200,000〜500,000円程度
合計  300,000〜1,000,000円程度

自己破産の費用相場は、30〜100万円程度です。

自己破産は、借金を免除できる唯一の債務整理です。自己破産の費用は「裁判所に支払う費用」「専門家に依頼する費用」の2つに大別できます。

自己破産の裁判所費用

裁判所に支払う費用の内訳は以下のものなどが挙げられます。

自己破産で裁判所に支払うお金の例
  • 郵便代:3,000円〜
  • 収入印紙代:1,500円×借入先件数
  • 予納金:100,000〜500,000円程度

自己破産の費用を大きく左右するのが、予納金です。

予納金とは

自己破産の申立て人が手続きするにあたって裁判所に支払うお金のこと

自己破産の予納金は、自己破産の種類によって異なるのが特徴です。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

自己破産の種類

自己破産には以下2つの種類があります。

自己破産の種類(必要な予納金) 説明
同時廃止事件(10〜30万円程度) 破産者に財産がない場合の自己破産手続き
管財事件(20〜50万円程度) 破産者に財産がある場合の自己破産手続き

破産者に財産がない場合、同時廃止事件として扱われます。

管財事件に比べて同時廃止事件の費用は安い傾向にあり、合計15〜50万円程度で自己破産することが期待できます

破産者に財産があれば、裁判所が管財事件と判断します。
 管財事件になると、財産の調査・処分などが必要なため破産管財人を選定しなければなりません。
破産管財人とは
破産者の財産を調査したり処分したりする専門の人です。

そのため、予納金だけで20〜50万円程度が必要です。自己破産の費用相場は、同時廃止事件と管財事件で大きく異なることを頭に入れておきましょう。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

債務整理の弁護士費用相場

債務整理の弁護士費用相場は以下の通りです。

任意整理  4〜5万円+成功報酬10%
個人再生  30〜50万円程度
自己破産 30〜50万円程度 

弁護士に債務整理を依頼する場合、ぜひ確認したいのが費用の内訳です。弁護士費用の内訳は3つなどに分類できます。

相談料 債務整理の相談をする際に発生する料金のこと
着手金  債務整理を依頼する際に支払う料金のこと
成功報酬 債務整理が成功した場合にのみ支払う料金のこと

法律事務所によって、費用の内訳は異なります。内訳が違えば合計で支払う費用も異なるので注意が必要です。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

例、任意整理して借金50万円減額できた場合の弁護士費用

事務所の費用内訳 費用
A事務所
相談料:無料
着手金:4万円
着手金:4万円
9万円
B事務所
相談料:5千円
着手金:5万円
成功報酬10%
10万5千円
C事務所
相談料:無料
着手金:無料
成功報酬:25%
12万5千円

債務整理の費用は、法律で決まっているわけではなく法律事務所が自由に設定できます。

 そのため、法律事務所によっては、不当に高額な料金設定をしていてるケースも0ではありません。

債務整理を依頼する場合は、必ず料金相場を確認。見積もりをとり合計料金が相場の範囲内の法律事務所を選びましょう。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

債務整理の司法書士費用相場

債務整理は司法書士に依頼することもできます。

債務整理の司法書士費用相場は以下の通りです。

任意整理  2〜4万円+成功報酬10%
個人再生  20〜40万円程度
自己破産 20〜40万円程度

司法書士の債務整理費用は、法律事務所に比べて安い傾向にあります。債務整理の費用を抑えたい方は、司法書士に依頼するのもひとつの選択肢です。

ただし、司法書士にはデメリットもあります。司法書士のデメリットは、対応できる債務整理に制限があることです。

司法書士が債務整理手続きを代行できるのは、借金140万円以下の案件のみです。
 司法書士が借金140万円を超える債務整理を行うことは、法律上禁止されています。借金140万円を超える債務整理は、そもそも司法書士に依頼できません。

また、司法書士は弁護士と比べて対応できる法律業務に制限があります

司法書士は

  • 全ての裁判に対応できない
  • 書類作成の代行が中心業務

などの特徴があるため、債務整理で裁判が必要となった際、弁護士に依頼し直すケースもあります。

代行できる手続きも限られているため、依頼者の負担が増え得ることもデメリットです。

債務整理費用が安い傾向にある司法書士ですが、サポート体制は弁護士に劣ることもあります。司法書士を活用する際は、メリット・デメリットを理解して依頼しましょう。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

債務整理を自分でやった場合の平均費用は?

債務整理は自分で行うことも可能です。

債務整理を自分で行う場合の平均費用は以下の通りです。

任意整理  20,000円程度
個人再生 170,000〜300,000円程度 
自己破産  100,000〜500,000円程度

債務整理を自分で行えば、弁護士や司法書士に依頼する費用を削減できます。そのため、大幅に費用を抑えることが可能です。

ただし債務整理には

  • 借入先との交渉
  • 書類の作成
  • 裁判所とのやり取り

など、膨大な手続きが必要。素人が自分で債務整理することは、ほぼ不可能と言っても過言ではありません。

そのため、自分で債務整理したものの失敗し、お金と時間が無駄になってしまうケースも多々あります。
\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

債務整理の費用が払えない時の対処法5つ

ここまで解説してきた通り、債務整理の費用は決して安くありません。

債務整理の費用が払えない、、、

と感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし、費用が払えなくても債務整理は可能です。

ここでは、債務整理の費用が払えない時の対処法5つを紹介しています。債務整理の費用が不安な方は、ぜひ参考にしてみてください。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

1分割払いにする

債務整理の費用が払えない時の対処法1つめは、分割払いにすることです。

ほとんどの法律事務所は、債務整理費用の分割払いに対応しています。

 分割払いの支払い回数は平均6〜12回程度。

「一括で費用を用意できなくても分割なら支払える」という方であれば、ほぼ問題なく債務整理できます。

分割払いへの具体的な対応は法律事務所によって異なります。手元にまとまったお金がない方は、一度弁護士に相談してみてください。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

2法テラスを利用する

債務整理の費用が払えない時の対処法2つめは、法テラスを利用することです。

法テラスとは

日本司法支援センターのこと。国によって設立された法的トラブル解決のための総合案内所です。

法テラスでは、支援制度のひとつとして費用の立替えを行なっています。

法テラスの費用立替えってどんな制度
法テラスが利用者に代わって弁護士や司法書士の支払いを立替え。その後、利用者が分割で法テラスに費用を返済する制度です。
立て替えてくれる費用の種類は?
債務整理にかかる着手金や実費を立て替えます。
費用の立替えを利用できる条件は?
「勝訴の見込みがあること」「民事法律扶助の趣旨に適すること」「収入が一定額以下であること」3つが条件です。

法テラス利用の収入要件

法テラスの立替え制度利用に必要な収入要件は、以下の通りです。

人数 手取り月収の基準
1人 18万2,000円〜20万200円以下
2人 25万1,000円〜27万6,100円以下
3人 27万2,000円〜29万9,200円以下
4人 29万9,000円〜32万8,900円以下

条件に該当する方は、ぜひ法テラスに相談してみてください。

法テラスへの相談は無料です ※1 。弁護士や司法書士の紹介も行なっていますので、有効活用しましょう。

※1 無料相談には回数や時間などに制限があり、また無料相談を受けるためには資力などの要件を充足している必要があります。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

3自分で手続きする

債務整理の費用が払えない時の対処法3つめは、自分で手続きすることです。

債務整理は自分でも行えます。自分で手続きした場合、カットできる費用は以下の通りです。

任意整理  8万円程度
個人再生  30〜50万円程度
自己破産  20〜50万円程度

ただし、自分での債務整理は高確率で失敗します。やる事が膨大なため、精神と時間をすり減らしかねません。

 自分で手続きすると、借入先や裁判所のやり取りも全て一人で行うため、債務整理が周囲にバレるリスクも上がります。

たとえ費用がかかっても、債務整理は専門家へ依頼するのがおすすめです。
\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

4借金の催促・返済を止める

債務整理の費用が払えない時の対処法4つめは、借金の催促・返済を止めることです。

債務整理では、受任通知を発送することで、借金の催促・返済を止めることができます。

受任通知とは

借入先に対して債務整理手続きの開始を知らせる通知のこと

受任通知を受け取った借入先が、債務者に借金を催促することは法律で禁止されています。

そのため、受任通知の発送と同時に借金の催促が一時的にストップ。返済が止まっている期間に、債務整理に必要な費用が貯められます

 ただし、自分で受任通知を発送することはできません。

受任通知を発送できるのは、弁護士と司法書士のみです。専門家に債務整理を依頼すれば、借金催促の電話や郵便などが、手続き終了まで止まります。

 法律事務所に債務整理を依頼する人は、借金の返済がストップしている期間でお金を貯める人がほとんどです。

借金の返済に使う予定のお金を弁護士費用にあてれば良いので、債務整理費用は思っているより安くすみます。
\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

5弁護士に相談する

債務整理の費用が払えない時の対処法5つめは、弁護士に相談することです。

債務整理の費用が払えないという方は、まず弁護士に相談しましょう。

 法律事務所は多くの債務整理を担当しており、債務整理する人の経済状況をよく理解しています。

そのため、個別のケースに応じて柔軟な支払い方法を提案してくれることも少なくありません。

法律事務所の中には、無料相談を受け付けている事務所も多くあります。

債務整理を少しでも迷っているのであれば、費用は気にせず一度無料相談するのがおすすめです。

費用についての不安や疑問など尋ねることからスタートしてみてください。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

まとめ

ここまで、債務整理の費用相場を解説してきました。債務整理の費用相場は以下の通りです。

任意整理 弁護士費用:4〜5万円+成功報酬10%
司法書士費用:2〜4万円+成功報酬10%
合計費用:
5〜10万円
個人再生  弁護士費用:30〜50万円
司法書士費用:
20〜40万円
合計費用:
35〜80万円
自己破産  弁護士費用:30〜50万円
司法書士費用:
20〜40万円
合計費用:
30〜100万円

債務整理の費用は、債務整理の種類や依頼する専門家によって異なります。

 費用の相場を把握し準備することはもちろん、適正費用の専門家へ依頼することが大切です。

費用が払えない方でも、債務整理はできます。まずは弁護士に無料相談することからはじめてみてください。

\借金がいくら減らせるか60秒で診断/ 借金減額シミュレーター
(無料)

関連記事

※本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
※本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。

おすすめの記事