JCBゴールドのメリット・デメリットや口コミを解説｜特典が充実？！

ハイステータスかつ信頼できる1枚として人気の「JCBゴールド」。ゴールドカードでありながら、初年度の年会費が無料で保険やサービスなどが充実しているのが特徴です。

ただ、申し込みを検討している方の中には、「JCBゴールドの審査に通るか不安」「JCBゴールドの審査基準が知りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、JCBゴールドのメリット・デメリットについて徹底解説。その他、JCBゴールドの審査基準や審査難易度のほか、インビテーションを受けられるJCBゴールド ザ・プレミアについても紹介します！

JCBゴールドを実際に利用している方の審査に関する口コミ・評判もまとめていますよ。

JCBゴールドの最新キャンペーン情報

現在、JCBゴールドでは以下のキャンペーンが実施されています。

• Amazon.co.jp利用で利用額の20%キャッシュバック！（JCBゴールドは最大23,000円）
  キャンペーン期間：2024年4月1日〜2024年9月30日
  
• Apple Pay、Google Pay(TM)、MyJCB Payの利用orApp Storeなどの
  Appleのサービス利用orGoogle Play(TM) 利用で支払額の20%キャッシュバック（最大3,000円）
  キャンペーン期間：2024年4月1日〜2024年9月30日
• 家族カード同時入会・追加入会で最大4,000円キャッシュバック！
  キャンペーン期間：2024年4月1日〜2024年9月30日
• キャッシングサービス枠の設定＆条件達成した方の中から抽選で200名に5,000円キャッシュバック！
  キャンペーン期間：2024年4月1日〜2024年9月30日

上記のなかでも特におすすめなのは「Amazon.co.jp利用で利用額の20%キャッシュバックキャンペーン」です。

こちらのキャンペーンはJCBカードのランクによって最大キャッシュバック金額が異なり、JCBゴールドの場合は最大で23,000円のキャッシュバックを受けられます。

ただ、カードに入会した月の翌々月15日までに条件を達成しないと報酬を受け取れないので注意が必要です。

いま実施されているキャンペーンを全て組み合わせると、最大35,000円のキャッシュバックが受けられます。

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JCBゴールド
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1ポイント有効期限3年間

JCBゴールドのメリット1つめは、ポイント有効期限が3年間ということです。

有効期限は、一般カードの1.5倍の長さなので、余裕を持ってポイントを貯められます。

また、JCBゴールドはポイントアップ特典が豊富なことも魅力です。以下に、JCBゴールドの主なポイントアッププログラムをまとめました。

JCBゴールドのメリット2つめは、最高1億円の保険が付帯していることです。

他のゴールドカードと比較してみても、JCBゴールドの補償内容はかなり充実していると言えるでしょう。

ゴールドカード	JCBゴールド	三菱UFJカード ゴールドプレステージ	楽天プレミアムカード	アメックスゴールド プリファードカード	三井住友カード ゴールド（NL）
年会費	初年度無料 11,000円	初年度無料 11,000円	11,000円	39,600円	5,500円※1
基本 ポイント還元率	0.5%	0.5%	0.5%	1.0%	0.5%
海外旅行保険	最高1億円補償 （利用付帯）	最高5,000万円 （利用付帯）	最高5,000万円 （利用付帯）	最高1億円 （利用付帯）	最高5,000万円 （利用付帯）
国内旅行保険	最高5,000万円 （利用付帯）	最高5,000万円 （利用付帯）	最高5,000万円 （利用付帯）	最高5,000万円 （利用付帯）	最高2,000万円 （利用付帯）

JCBゴールドを持っていれば、海外旅行で家族にもしものことがあっても安心。最高1,000万円の補償が受けられます。

さらに、航空機遅延保険やショッピング保険も付帯しており、充実の内容です。手厚い保険が受けられるだけでも、年会費以上の価値は十分あるといえます。

JCBゴールドの付帯保険一覧

JCBゴールドのメリット３つめは、JCBゴールド ザ・プレミアの招待が届くことです。

JCBゴールド ザ・プレミアにアップグレードすると、ゴールドのサービスはそのままに、ワンランク上の充実したサービスが受けられます。

JCBザ・プレミアの特典（メリット）

• プライオリティパス
• JCBプレミアムステイプラン
• JCBラウンジ京都
• ダイニング30
• ポイント有効期限5年間
• 年間100万円利用でサービス年会費5,500円（税込）が無料

公式サイトにも、JCBゴールド・ザ・プレミアの招待が届く条件が掲載されています。

1. 2年間連続でJCBゴールドを100万円以上利用
2. 1年間でJCBゴールドを200万円以上利用

上記のいずれかを達成できれば、インビテーションが届きます。年間100万円以上は1ヶ月で84,000円以上、年間200万円以上は1ヶ月で167,000円以上使う計算です。

また、年会費はJCBゴールドの11,000円（税込）＋JCBゴールド・ザ・プレミアの5,500円（税込）がかかりますが、1年で100万円以上決済すれば、5,500円が免除となります。

JCBゴールド・ザ・プレミア狙いでJCBゴールドに申し込むのもおすすめ。招待制でかなり貴重なクレジットカードなので、高いステータスも得られます。

さらに、ゴールドカードの利用状況によっては、JCBが誇るブラックカード「JCBザ・クラス」の招待状が届く可能性もあります。

なお、「JCBゴールド ザ・プレミア」と「JCBザ・クラス」は完全招待制のカードです。自分から申し込むことはできません。JCBザ・クラスではハイクラスのサービスや優待を用意しています。

選ばれた人しか持てないクレジットカードとなっており、ステータスを重視したい方はぜひ挑戦してみてください。

4特典が充実している

JCBゴールドで利用できる空港ラウンジは、全45ヶ所です。JCBゴールドと当日の搭乗券または航空券を提示することで、年に何回でも利用できます。

また、ゴルフ優待サービスも付帯。通常は予約困難な名門コースをはじめ、全国約1,200ヵ所のゴルフ場の手配が可能。有名コースを舞台にしたゴルフコンペにも参加できます。ゴルフ好きの方必見の特典です。

JCBゴールドには、本カード会員と家族会員が利用できる優待サービス「JCB GOLD Service Club Off」があります。クラブオフはJCBゴールド ザ・プレミアやJCBザ・クラスでも使えます。

5身近な店舗でポイントがアップ

JCBゴールドのメリットとして、身近な店舗でポイントががアップすることも挙げられます。

• スターバックス：20倍
• Amazon：3倍
• セブン-イレブン：3倍
• ローソン：2倍
• ウェルシア：2倍…など

ポイントアップ登録をして対象のお店でJCBゴールドを使うだけで、ポイントがアップ。JCBゴールドをメインカードとして利用すれば、ザクザクポイントが貯まっていくでしょう。

上記以外にも、やよい軒・App Store・タイムズカーなど合計で176のお店やサービスが対象です。

61枚目の家族カードを年会費無料で発行できる

JCBゴールドにおける本会員の年会費は11,000円（税込）ですが、1枚目の家族カードは年会費無料で利用できます。

ステータスが高いゴールドカードを年会費無料で利用できるのは、JCBゴールドの大きなメリットと言えるでしょう。また、家族カードのポイントは本会員の利用分と合算されるため、より効率的にポイントを貯められます。

2枚目以降の家族カードは、年会費1,100円で利用することが可能です。

7最短5分の即時発行が可能

JCBゴールドはナンバーレスなら最短5分の即時発行に対応しているため、申し込みからすぐに発行・利用することが可能です。

発行後はJCBカードのアプリからカード番号が確認でき、JCBゴールドが自宅へ届く前にネットでの買い物や、あらゆる店舗ですぐに使用できます。

ナンバーレスの場合は最短5分で発行可能ですが、最短5分で発行できるのは9時〜20時までとなっているため、すぐにでも利用したい方は9時〜20時の間に申し込みましょう。

20時以降に申し込んだ場合は、翌日の朝9時から順次審査が行われます。

8ホワイトデザインが選べる

JCBゴールドでは、環境にやさしい原料を使っている「バイオマスカード」を選択することが可能です。

バイオマスカードはエコでクリーンなホワイトデザインであり、ホワイトデザインのゴールドカードは非常に珍しいことから、他人と被るのが嫌な方にはバイオマスカードをおすすめします。

バイオマスカードには上記のような特徴があり、非常に環境へ配慮されたクレジットカードです。

JCBゴールドのデメリット

JCBゴールドにはメリットだけでなく、デメリットもいくつか存在します。JCBゴールドの主なデメリットは以下の3つです。

1年会費の設定が高く、平均還元率も低め

JCBゴールドの年会費は、税込み1,1000円（初年度無料）で特典が充実しています。

さらに、平均還元率も一般のJCB Wカードの1.0％に比べて、JCBゴールドは0.3〜0.5％であるためやや低めです。　

費用を抑えたい且つ、ポイント還元率1.0％以上を望む方は他のゴールドカードを選ぶという選択肢もあります。

２JCBカードは世界どこでも共通しているわけではない

JCBカードは国際ブランドではあるものの、Visa等と比べシェア率が５位と流通率はそこまで高くありません。

もしJCBに対応していない国に行く場合は、世界でシェア率の高いVisaやMastercardを予備で持っておくとよいでしょう。

3マイルの還元率がやや低い

JCBゴールドは利用金額1,000円ごとに1ポイント（5円分）が付与されますが、ポイントをANAマイルやJALマイルへ交換する場合は、1ポイントが3マイルになります。

つまり、実質的なマイル還元率は0.3%ということです。

クレジットカードでマイルを貯めるのが目的なのであれば、JCBゴールド以外のクレジットカードを選んだ方がいいかもしれません。

4ポイント還元率を上げる場合は一部事前登録が必要

JCBゴールドでポイント還元率を上げる場合、一部の店舗は事前にポイントアップ登録をしておく必要があります。ポイントアップ登録が必要となる主な店舗は以下の通りです。（2024年4月時点）

ポイントアップ登録をせずに上記の店舗を利用すると、通常のポイント還元分しかもらえないため、よく利用する店舗は事前にポイントアップ登録をしておきましょう。

スターバックにおいては、登録後に「オンライン入金もしくはオートチャージで1回1,000円以上(税込)の入金」をすることでポイントアップが適用されます。　

各店舗のポイントアップ条件はよく確認しておきましょう。

監修者の紹介

祖父江仁美

大学卒業後、大手保険会社に入社し4年間生命保険・損害保険の営業職を経験。保険代理店へ転職後、副業として親子向けのマネーセミナーをスタート。2017年にはじんFP事務所を開業し、数字が苦手な女性起業家を専門に「家計」と「事業」2つのマネーサポートを行なっている。マネーセミナーや個別相談、日経WOMAN公式アンバサダーも務めており、一人ひとりに寄り添ったファイナンシャルプランナーとして活動中。著書「私たちの「お金の使い方・貯め方」教えて下さい」ではお金の失敗の実例を踏まえながら、賢いお金の使い方や国の制度を理解することができる。

祖父江仁美のプロフィール情報   

監修者の紹介

岡田行史

人材派遣会社17年経営したのち、保険代理店に転身後16年従事、2級FP技能士・トータルライフコンサルタント・MDRT成績資格会員2度取得。ファイナンシャルプランナーとしてライフプランニングや家計診断を通して老後資金の対策、節約術などを提案。また自らのがん闘病経験をふまえた生きる応援・備えるべき保障の大切さを伝えている。

岡田行史のプロフィール情報