FXのスプレッドとは?各社比較と計算方法を徹底解説!

「FXのスプレッドの意味がわからず不安で、うまく取引できない」と悩んでいませんか?

本記事ではそんな方のために、FXのスプレッドの基礎知識や計算方法各FX会社の比較を解説していきます。

本記事で紹介するFXのスプレッドの基礎知識を学ぶと、スプレッドにうまく向き合いながら取引できるようになるでしょう。

実際に多くのトレーダーは、FXのスプレッドを理解してから利益を増やすことに成功しています。読み終える頃には、スプレッドに精通していることでしょう。
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FXのスプレッドとは

FXのスプレッドとは

「スプレッド」とは?
「スプレッド」とは、「FXの1回の取引にかかるコストのこと」です。
※サービスによっては、手数料等スプレッド以外の取引コストがかかる場合があります。

スプレッドは基本的に「狭い」「広い」と表現されますが、その意味は以下のようになります。

スプレッドの「狭い」「広い」とは
  • スプレッドが狭い=コストが安い
  • スプレッドが広い=コストが高い

仕組みがわからなくても、上記のシンプルな理解があれば、スプレッドの最低限の知識を身につけたといえます。

FXのスプレッドの仕組み

そもそもスプレッドは、なぜ・どのようにして生じるのでしょうか?それについて説明するには、まずは海外旅行で通貨交換(外貨両替)をするときをイメージするとよいでしょう。

例えば今、ドルと円で以下のようなレートになっていたとします。

日本円→ドル ドル→日本円
1ドル120円41銭 1ドル110円41銭

この交換レートが成立している場合、日本円でドルを交換(1ドル120円41銭)してから、すぐにドルで日本円を戻す(1ドル110円41銭)と、10円の損失をしてしまいますよね。

どうしてこのようなことが起こるのでしょう?

その理由はシンプルで日本円とドル間で、それぞれレートが異なっているためです。レートは基本的に為替市場の売買状況によって変動しますが、実はこのときに生じた10円の差額こそが「スプレッド」と呼ばれるものの正体なのです。

普通、外貨両替を行う金融機関は、この差額(スプレッド)をコストとして収益に加えることになります。

ポイント
  • 通貨間で生じる交換レートの「差額」をスプレッドと呼ぶ
  • 金融機関はその差額を収益として得ている

外貨両替のスプレッドの理解は、FXにそのまま当てはめて考えられます。FXでは日本円とドルのように、通貨の組み合わせ(ペア)の「Bid(売値)」と「Ask(買値)」の差額をスプレッドと呼んでいます。

例えば今、ドルと円で以下のようなスプレッドが発生しているとしましょう。

Bid(売値) Ask(買値)
105.777 105.774

あなたが円でドルを購入するなら、「買値-売値」でスプレッドは0.003円。つまり「スプレッド=0.3銭」ですね。このことから、「いかに狭いスプレッド差で取引を行うか」が利益を増やす(損をしない)ための基本的な立ち回りになります。

FXのスプレッドはわずかな差が利益になる

スプレッドの説明を聞いて、「ほんのちょっとのレートの差額で、そこまで変わるの?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。たった数銭のスプレッドでは、利益に直結しているという実感はなかなか得られないかもしれません。

スプレッドはそこまで気にしなくてもいいのでは……?

だからこそ、このように考えてしまう方がいてもおかしくはないでしょう。

 しかし、取引量が多くなればなるほど、手数料の差はどんどん広がっていきます

例えばスプレッド0.3銭(0.003円)でドルを1,000ドル購入すれば、支払う手数料は3。一方でスプレッドが3円なら、どうでしょうか?そのときの手数料は3,000円です。

「できる限り狭いスプレッドで取引を行う」のがFXの定石である理由が、おわかりいただけたかと思います。

ポイント
  • FXは必然的に取引数が多くなるため、わずかなスプレッド差が損得に大きく関わってくる
  • スプレッドが狭ければ狭いほど得をすることに繋がる

つまりスプレッドは、FX会社選びの基準にもなるわけですね!

FXのスプレッドは通貨ペアごとに異なる

「ドル/円」0.3銭、「ユーロ/円」0.2銭、「ポンド/円」0.8銭、「トルコリラ/円」0.7銭など通貨ペアによって、スプレッドはさまざまです。その理由は大まかに2つ挙げられます。

  • 外貨取引の盛況具合(その外貨の人気度)
  • FX仲介業者が決める手数料

通貨が今、政府や投資家によってどれくらいやりとりされているか(貨幣流通量)等によって、スプレッドは常に変動しています。それをふまえた上で、通貨取引を仲介する側はコストとしてのスプレッドを決定するのです。

FXに慣れてきたら口座は複数持って、スプレッドを比べながら取引するのがより良い戦略です!
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FXのスプレッドの単位とは

スプレッドの単位は主に「銭」「pips」の2種類があります。こちらも必須の知識ですので、ぜひ習得しておきましょう。

● 「銭(せん)」

「銭(せん)」とは?
「銭(せん)」とは、日本円で他の外貨をやりとりする際に用いられるスプレッドの単位のことです。

つまり、ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円といった通貨ペアのときに表されます。「1ドル120円41銭」が実際の使い方です。まずは「1銭=0.01円」ということを覚えておきましょう。

「日本円」が通貨の組み合わせになっているときに必ず登場するスプレッドの単位として理解すれば大丈夫です!

● 「pips(ピップス)」

「pips(ピップス)」とは?
「pips(ピップス)」とは、米ドル/ポンド、NZドル/米ドル、カナダドル/韓国ウォンなど、日本円以外の外貨の組み合わせで使うスプレッドの単位のことです。

もともとは”pip (percentage in point)“の略称で単数形扱いされていますが、pipが2以上になると複数形がついて”pips”となります。

 いうなれば、“国際的なスプレッド単位”というわけです。

FXの世界では非常に頻繁に登場する単語であるため、これを知らなければ「取引画面が何を意味しているのかサッパリわからない」という困ったことになってしまいます。

1pipは1銭(0.01円)。ドル円が「120.00円→120.003円」に変動した場合、「3pips(3銭)」アップしたといえるわけです。

FXのスプレッドの「原則固定」とは

基本的にスプレッドは、さまざまな要因で常に変動しています。しかも同じ通貨の組み合わせでも、FX会社によってスプレッドが異なり、複数の口座を使い分けて賢く運用することが重要と考えられます。

毎日パソコンの画面とにらめっこして、各FX会社のスプレッドをみるのはさすがに大変では…?

しかしご安心を。実は多くの証券会社では、顧客が混乱しないよう“わかりやすいスプレッド”を提示するため、「固定スプレッド」を行っているのです。

 これを「原則固定」ともいいます。

固定スプレッドとは文字通り「ドル円0.3銭」とあらかじめ決めておき、このスプレッドに基づいて投資家に取引を行ってもらう方法のことです。

なるほど!原則固定のおかげで、投資家はある程度見通しのある戦略を立てることできるようになるわけですね。

FXのスプレッドは変動する

しかし「原則固定があるから安心」と油断してはなりません。

 FX会社からすれば、原則固定はあくまでも「顧客の投資のしやすさ&自分たちの手数料収益の確保」を両立できる範囲で行っているだけです。

原則固定ができなくなると、必然的に現行のスプレッドは解除されてしまうことになります。

では、原則固定が解除されるのはどのような場合なのでしょうか?

以下に、原則固定が解除されるシナリオの一例を示してみましょう。

原則固定が解除されるケース
  1. 何らかの出来事がきっかけで、世界的な経済不況が訪れる
  2. 投資家は“守り”に入り、外貨や株などの資産を「売り」にだして現金に換えようとする
  3. しかし他の投資家も“買い控え”のムードなので、なかなか外貨が売れない
  4. 必然的に為替市場における「Bid(売値)」と「Ask(買値)」の差がひらいていく
  5. 証券会社は経済不況以前の固定スプレッドを維持するのが難しくなる
  6. 原則固定を解除せざるを得なくなる

株式市場と同じく経済不況や国際社会の混乱が生じると、為替市場に元気がなくなっていきます。すると外貨の売買に活況がなくなり、結果としてスプレッドが大きく開いてしまう可能性があるのです。

「スプレッドが大変動して予想以上の手数料を支払わなければならなくなった」というのはFXで起こり得ることです。
くれぐれも気を付けましょう。
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FXのスプレッドの計算方法

FXのスプレッドの計算方法

スプレッドがFXにおけるコストである以上、取引の際には常にスプレッドを注視しておく必要があります。以下ではスプレッドがどう算出されるのか、具体例をみていきましょう。

例えばスプレッド「0.2銭」で「NZドル/円」を「1万通貨」取引した場合のコストは、通貨数×スプレッド」で簡単に算出できます。

コスト計算
  • 「1銭=0.01円」なので「0.2銭=0.002円」
  • 1万通貨×0.002円=20円

まず最初に銭を円に変換しておくと計算がしやすいですよ!

一方で日本円以外」の通貨ペアの取引は「pips」を用います。pips換算のスプレッド計算も非常にシンプルで、基本的には「通貨数×スプレッド」です。

 まずはpipを円に変換して計算すれば、日本円でスプレッドを導出できます。

例えばスプレッド「1.2pips」で「カナダドル/米ドル」を「1万通貨」取引すると、コストは次のようになります。

コスト計算
  • 「1pip=0.01円」なので「1.2pips=0.012円」
  • 1万通貨×0.012円=120円

ちなみにドル換算でいうと「1pip=0.0001ドル(0.01セント)」です。こちらも合わせて覚えておくと便利ですよ。
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FX会社のスプレッド比較

FX会社のスプレッド比較一覧

ここででは、証券会社ごとのスプレッドを比較しています。これからネット口座をつくろうと考えている方は、ご一読ください。

※本記事内で記載しているスプレッドは原則固定(例外あり)です。

1SBI FXトレード

SBI FXトレード

業界最狭水準のスプレッドの狭さを誇るのが「SBI FXトレード」です。取引可能な通貨ペアは全部で34と、非常にバリエーションが豊かなのも見逃せません。
公式ページの文言によります。

ドル円 無料
ユーロ円 0.28銭
ポンド円 0.50銭
豪ドル円 0.38銭
NZドル円 0.88銭
カナダドル円 1.40銭
スイスフラン円 1.40銭
南アフリカランド円 0.78銭
韓国ウォン円 3.3銭
ユーロドル 0.19pips
ポンドドル 0.50pips
豪ドルドル 0.59pips

出典:https://www.sbifxt.co.jp/lp/bl-sp1li/index.html

少額投資にも向いていますので、SBI FXトレードは初めてFX取引を行う学生や主婦の方にもおすすめですよ。

2外為どっとコム

外為どっとコム

スプレッド縮小キャンペーンが豊富!取引チャンスに恵まれているのが「外為どっとコム」です。取引数に関係なく、米ドル/円のクロス取引なら「0.1銭」を保証。「たくさん取引したい」方はかなりの恩恵を享受できるしょう。

ドル円 0.1銭(2021年5月3日16時~2021年5月29日午前1時まで)
メキシコペソ円 0.2銭(同上)
ポンド円 0.6銭(同上)
豪ドル円 0.4銭(同上)
トルコリラ円 1.7銭(同上)
:原則固定の適応対象外
南アフリカランド円 0.3銭(同上)
カナダドル円 1.7銭
スイスフラン円 1.8銭
人民元円 0.9銭

※表内も含め、スプレッドは原則固定(例外あり)。

出典:https://www.gaitame.com/g/lp_beginner.html

キャンペーンは頻繁に行われているため、複数口座を持ちつつ、オトクな時期に取引するのも手ですね。

3GMOクリック証券

GMOクリック証券

FX取引高、世界1位!信頼と実績のあるFX会社といえば「GMOクリック証券」です。小口から大口取引まで柔軟に対応しており、自分の投資スタイルに合わせて資産運用できます。

※ファイナンス・マグネイト社調べ2020年1月~2020年12月

「スマホでスピード本人確認」を利用すれば、口座開設から最短当日で取引をすることができます。

ドル円 0.2銭
ユーロ円 0.5銭
ポンド円 1.0銭
豪ドル円 0.7銭
NZドル円 1.2銭
カナダドル円 1.7銭
スイスフラン円 1.8銭
メキシコペソ円 0.3銭
トルコリラ円 原則固定適応対象外
ユーロドル 0.4pips
ポンドドル 1.0pips
豪ドルドル 0.9pips

スプレッドは原則固定(例外あり)

出典:https://www.click-sec.com/corp/lp/general/

低スプレッドFX会社といえば、GMOクリック証券です。口座選びに迷った際は、ここを選ぶことをおすすめします。

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  • スプレッド(通貨の売値と買値に生じる差)が狭い
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  • 最新のニュースを無料で受け取れる
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スプレッド ※原則固定, 例外あり
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  • 0.5銭(ユーロ/円)
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外為どっとコム

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    ※1 口座開設月から翌々月末まで(2021年2月1日 午前7時00分より開始)
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    4SBI FXトレード

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    FXのスプレッドに関するQ&A

    FXの「スプレッド」とは?

    スプレッドとは、FXで一回の取引にかかるコストのことを指します。よく「スプレッドが狭い(広い)」といいますが、これは「コストが安い(高い)」と同じ意味です。

    おすすめのFX口座は?
    本記事では「DMM FX」をおすすめしています。DMM FXのおすすめポイントは3つ!
    ①口座開設数が80万以上
    ②初心者からプロまで満足できる取引ツールの充実度
    ③初心者も安心の24時間サポート
    新規口座開設でキャッシュバックキャンペーンなども開催しているので、気になる方は記事内で確認してみてください。

    スプレッドが狭いFX口座は?
    本記事でスプレッドが狭いFX口座として紹介しているのは、SBI FXトレード、外為どっとコム、GMOクリック証券の3つです。それぞれの特徴を簡単に以下にまとめました。
    SBI FXトレード:業界最狭水準のスプレッドの狭さ。少額投資に向いている。
    外為どっとコム:スプレッド縮小キャンペーンが豊富。たくさん取引したい方向き。
    GMOクリック証券:FX取引高が世界1位。さまざまな投資スタイルに柔軟に対応できる。
    通貨ペア数など詳細を知りたい方は、ぜひ記事内をチェックしてみてください。
    FXのスプレッドでコストを計算したい。方法は?

    FXの取引コストは「通貨数×スプレッド」で計算できます。

    コストの計算例
    スプレッド「0.2銭」で「NZドル/円」を「1万通貨」取引した場合のコストを計算する。
    • 銭を円換算する。
      1銭=0.01円なので、「0.2銭=0.002円」
    • 1万通貨×0.002円=20円

    日本円以外の通貨ペアの場合は、「銭」ではなく「pips」を使います。詳細は記事で確認できるので、気になる方は参考にしてみてください。

    FXのスプレッドが生じる仕組みを知りたい。
    FXのスプレッドは、通貨間で生じる交換レートの差によって生じます。通貨交換をイメージすると分かりやすいかもしれません。
    ・日本円→ドル:1ドル120円41銭
    ・ドル→日本円:1ドル110円41銭
    のとき、日本円でドルに交換して、すぐにドルで日本円を戻すと10円の損失となります。この10円という差額がスプレッドと呼ばれるものです。
    FXのスプレッドが変動するのはなぜ?
    為替市場の売買状況に影響されるためです。スプレッドの変動が生じやすいのは、
    ・市場の流動性が低下したとき(早朝などの時間帯)
    ・重要な経済指標の発表直前、直後
    といわれています。

    まとめ

    FX取引を本格的に行っていく上で欠かせない、「スプレッド」の理解。今回の記事を通じて、少しでもあなたの助けになることができれば幸いです。

    スプレッドの基本さえ知っておけば、FX会社選びも迷わなくなることでしょう。これまで解説してきた内容を以下にまとめましたので、ぜひお役立てください。

    FXのスプレッドの要点まとめ
    • スプレッド=Bid(売値)とAsk(買値)の差=取引に生じる「コスト」
    • スプレッドが狭い=手数料が安い・スプレッドが広い=手数料が高い
    • 手数料の計算は「通貨取引量×スプレッド」
    • 通貨取引が多ければ多いほどコストが増大する
    • 「銭(せん)」は日本円と外貨の組み合わせで使用するスプレッド単位(1銭=0.01円)
    • 「pips(ピップス)」は日本円以外の外貨の組み合わせで使用するスプレッド単位(1pip=1銭)
    • スプレッドは為替市場の相場に影響されて常に変動している
    • 多くの証券会社では投資がしやすいように一定期間スプレッドを原則として固定している

    取引は、スプレッドを狭くするのが基本!FX口座を複数持ち、スプレッドを比較検討しながら賢く取引しましょう。

     

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