
一般社団法人日本クレジット協会によると、年間約3万枚が発行されている「クレジットカード」。
初めてクレジットカードを作る方の中には「クレジットカードの作り方が分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、クレジットカードの作り方を解説。必要なものや作成手順をまとめています。
目次
クレジットカード作成に必要なもの
まずは、クレジットカード作成に必要なものを確認していきましょう。
クレジットカードに必要なものは基本的に以下3点です。
- 本人確認書類
- 銀行口座
- 住所
それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
本人確認書類
クレジットカード作成には、本人確認書類が必要不可欠です。
クレジットカードの申し込みで用意する本人確認書類は、基本的に以下のような本人確認書類のいずれか2点です。
- 運転免許証のコピー
- パスポートのコピー
- 健康保険証のコピー
- 住民票の写し
本人確認書類が用意できなければ、クレジットカードは作成できません。
クレジットカードの申し込みでは、運転免許証を本人確認書類として提出する方が大半を占めています。
運転免許証を持っていない方は「パスポート」「健康保険証」「住民票」などの方法で代替できることがあります。
もし本人確認書類として住民票の写を利用する場合、発行から6ヵ月以内のものである必要があります。必ず発行期限を確認しましょう。
※本人確認方法の詳細については各サービスによって異なる場合もあるので公式サイト等で発表されているものを参照しましょう。
銀行口座
クレジットカードで利用代金は、銀行口座から自動で引き落とされます。
そのため、クレジットカードの作成には代金を引き落とす銀行口座が欠かせません。
クレジットカード作成に利用する銀行口座は自分名義である必要があります。
また、クレジットカード会社によっては登録できる銀行口座が指定されているケースもあります。
自分が使っている銀行口座が対象外の場合は、
- 新たに銀行口座を作る
- 他のクレジットカードに申し込む
どちらかで対応しましょう。
住所
クレジットカードは、郵送で送られてくるのが一般的です。
クレジットカードを受け取る住所を決めましょう。とくに本人確認書類の住所とカードの受け取り住所が異なる方は、注意が必要です。
本人確認書類と異なる住所でクレジットカードを受け取る方は、以下のような書類のいずれかを用意してください。
- 受け取り住所と氏名が記載されている公共料金の領収証
- 受け取り住所と氏名が記載されている社会保険料の領収証
- 受け取り住所と氏名が記載されている税金の領収証
これら全ては発行から6ヶ月以内であることが条件です。
受け取り先の住所が自分名義と証明できなければ、クレジットカードは受け取れません。
クレジットカードの作成方法3つ
クレジットカードの作成方法には、主に3つの方法があります。
- ネットで申し込む
- 店頭で申し込む
- 郵送で申し込む
ここでは、各クレジットカードの作成方法を紹介しています。ぜひ自分に合った作成方法でクレジットカードを作ってみてください。
ネットで申し込む
クレジットカードをネットで作成する手順は以下の通りです。
- クレジットカードを選ぶ
- 希望するクレジットカードへ申し込む
- 必要事項を記入する
- 審査
- カードを受け取る
1クレジットカードを選ぶ
まずは、クレジットカード会社のサイトにアクセスします。前もって作りたいクレジットカードを選んでおきましょう。
クレジットカードを選ぶ際のポイントは
- 還元率
- 年会費
- 国際ブランド
- ステータス
- 保険・補償内容
- 特典・サービス
などです。クレジットカードによって特徴は大きく異なるので、よく比較・検討し自分にピッタリの1枚を選んでみてください。
2希望するクレジットカードに申し込む
希望するクレジットカードに申し込みます。
希望するクレジットカードの申し込みページにアクセス。申し込みボタンを押しましょう。
申し込みボタンを押すと利用規約が表示されますので、内容をよく読み問題がなければ同意して次に進みます。
3必要事項を記入する
次に、必要事項を記入します。
クレジットカードの申し込みで記入する必要事項は
- 名前
- 住所
- 年収
- 職業
- 生年月日
- メールアドレス
- 銀行口座
などです。必要事項を全て記入すれば、申し込み完了です。
またクレジットカード会社によって、記入する内容は若干異なりますので、カード会社の案内に従いましょう。
4審査
記入した必要事項をもとに、カード会社が審査を行います。
クレジットカードで審査されるのは主に「返済能力があるのか」の1点です。
クレジットカード発行会社は
- 収入
- 過去の取引履歴
- 他社の借入状況
- 職業
- 属性
などを総合的にチェック。最終的に返済能力があると判断されれば、審査通過となりクレジットカードが作れます。
ただし、審査期間もクレジットカード会社によって大きく異なります。作りたいクレジットカードの審査期間を事前に調べておくと良いでしょう。
5カードを受け取る
審査が通過すれば、クレジットカードを受け取るのみです。
クレジットカードが受け取り先に指定した住所へ送られます。受け取りにお金は一切必要ありません。
後々トラブルに繋がる可能性もありますので、できる限り早く対応しましょう。
店頭で申し込む
店頭でクレジットカードを作成する手順は以下の通りです。
- お店へ行く
- クレジットカードの申し込み情報を記入する
- 審査
- カードを受け取る
1店頭へ行く
クレジットカードによっては、店頭で申し込めるものもあります。
- エムアイカード
- PARCOカード
- セゾンカード
- エポスカード
- ACマスターカード
店頭でクレジットカードを作成する場合、申し込みカウンターの場所と営業時間をよく確認しておきましょう。
審査や手続きにかかる時間も考えて、営業時間終了の1時間半前までには、店頭に足を運ぶようにしてください。
2クレジットカードの申し込み情報を記入する
クレジットカードの申し込み情報を記入します。
店頭申し込みでは
- 本人確認書類
- 金融機関の口座番号
- 金融機関の届け印
などが必要ですので、忘れず持参しましょう。もし1つでも不足していれば、カードへ申し込みできません。
3審査
申込書の内容をもとに、クレジットカードの審査を行います。
店頭申し込みできるクレジットカードの審査は、即日完了が一般的です。審査スピードが短いことは、店頭申し込みの大きな魅力でしょう。
※申込みの時間帯などによっては即日での審査ができない場合もあります。
ただし、クレジットカードによっては店頭で申し込みだけ行い、後日審査結果が連絡されるケースもあります。
4カードを受け取る
審査が通過すれば、その場でカードを受け取ります。
ただし、即日発行・店頭受け取りを行うには、カードカウンターの営業時間を確認し、必要書類などを準備しておくことが大切です。
営業時間外ギリギリに行ったり、書類が不足していたりすると、手続きのやり直しが必要なこともあります。
郵送で申し込む
郵送でクレジットカードを作成する手順は以下の通りです。
- 郵送申込書を取り寄せる
- 書類に必要事項を記入して送る
- 審査
- カードを受け取る
1郵送申込書を取り寄せる
郵送でクレジットカードを作成する場合、まず郵送申込書を取得する必要があります。
郵送申込書の取得方法は、主に以下3つです。
- 店頭などで直接もらう
- ネットから申し込み方法で「郵送」を選択する
- 電話で問い合わせる
郵送申込書の取得方法や発送までの期間は、クレジットカード会社によっても異なります。
作りたいクレジットカードを選んでから、郵送申込書を取り寄せるとスムーズです。
2書類に必要事項を記入して送る
届いた書類に必要事項を記入します。郵送申し込み書を送る際の注意点は、本人確認書類を忘れず同封することです。
郵送申し込みの場合、申込書と別に本人確認書類を提出しなければなりません。
3審査
返送した書類がカード会社に届き次第、審査が行われます。
通常クレジットカードの審査期間は2週間程度です。しかし、郵送で申し込みした場合は郵送期間がプラスされるため、審査期間も若干程度長くなります。
4カードを受け取る
審査に通れば、クレジットカードが発送されます。
クレジットカードは、申込本人に直接郵送されるのが一般的です。受け取りに運転免許証が必要なことがありますので、準備しておきましょう。
未成年がクレジットカードを作りたい場合の作成方法
未成年でもクレジットカードを作ることは可能です。
ただし、未成年がクレジットカードを作る場合、3つの条件を満たしている必要があります。
- 18歳以上
- 高校生でないこと
- 親権者の同意があること
それぞれ条件を解説していきます。
118歳以上
未成年でクレジットカードが作れるのは、18歳以上のみです。18歳未満は、どれだけ収入があろうとクレジットカードを作成できません。
2高校生でないこと
18歳以上でも高校生はクレジットカードが作成できません。未成年でクレジットカードが作れるのは
- 大学生
- 社会人
いずれかに該当している場合のみです。
3親権者の同意があること
未成年がクレジットカードを作るには、親権者の同意が必要です。
同意確認方法は、クレジットカード会社から親権者に電話がかかってくることが一般的です。
大学生がクレジットカードを作りたい場合の作成方法
大学生であれば、基本的に問題なくクレジットカードを発行できます。20歳以上であれば、親権者の同意も必要ありません。
大学生がクレジットカードを作る場合、おすすめは学生専用クレジットカードへ申し込むことです。
学生専用クレジットカードは、収入が少ない大学生でも発行しやすいのが最大の特徴です。
無職でもクレジットカードは作成できる?
無職でもクレジットカードは作成できます。
ただし、無職だとクレジットカードの審査に通りにくくなる傾向にあることは事実です。
その理由は?
しかしながら、一定の条件を満たしていれば無職でもクレジットカードを作れる可能性はあります。
無職でクレジットカードが作れるケースは以下3つです。
- 被扶養者
- 学生
- 資産が豊富にある
それぞれ解説していきます。
1被扶養者
自分が被扶養者で、扶養者に十分な収入があれば、無職でもクレジットカードを作成できる可能性があります。
自分を扶養してくれる方がいる場合、クレジットカードに申し込む価値は十分あります。
2大学生
クレジットカードには、学生向けカードがあります。
学生向けカードに申し込むことで、無職の大学生でもクレジットカードを作成できます。
3資産が豊富にある
働いていなくても、預貯金など資産が十分にある場合、クレジットカードを作成できることがあります。
人気のおすすめクレジットカード
1JCB CARD W
まずは当サイトで人気のJCB CARD Wです。JCB CARD Wは、JCBが発行する39歳以下限定のクレジットカードです。
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年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率(通常時) | 1〜7% |
ポイントアッププログラム |
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ポイント利用例 |
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国際ブランド | JCB |
ETCカード | あり |
保険・補償 |
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申し込み対象 | 18歳以上35歳以下 |
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三菱UFJカードは2021年7月1日に誕生した新券種です。使えば使うほどポイント還元率が上がる特徴があります。年会費は初年度無料です。
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年会費 | 1,375円(初年度年会費無料) |
ポイント還元率(通常時) | 0.495%〜 |
ポイントアッププログラム |
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ポイント利用例 |
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国際ブランド | JCB、Mastercard、VISA、AMEX |
ETCカード | あり |
保険・補償 |
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申し込み対象 | 原則として18才以上で、安定した収入のある方(学生を除く) ※未成年は親権者同意要 |
三菱UFJカードのキャンペーン情報
3三菱UFJカード VIASOカード
三菱UFJカード VIASOカードは、三菱UFJニコスが発行するクレジットカードです。三菱UFJカード VIASOカード最大の特徴は「オートキャッシュバック機能」です。
オートキャッシュバック機能とは
一般的なクレジットカードの場合、貯まったポイントの使い方を調べて、商品やポイントと交換したり換金したりする必要あります。
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年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率(通常時) | 0.5%〜 |
ポイントアッププログラム |
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ポイント利用例 | 自動で現金還元 |
国際ブランド | MasterCard |
ETCカード | あり |
保険・補償 |
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特典・キャンペーン | 新規入会で最大20%還元 |
申し込み対象 | 高校生を除く18歳以上で安定した収入のある方 |
4三井住友カード
三井住友カードは、18歳以上であれば発行可能なクレジットカードです。
三井住友カードの特徴は、ポイントを電子マネーや他社のポイントに交換するなど多くのお店でポイントが活用することが可能です。
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などデメリットもありますが、それ以上にメリットの多いクレジットカードです。
年会費 | 初年度無料(オンライン入会。2年目以降税込1,375円) |
ポイント還元率(通常時) | 0.5〜2.5% |
ポイントアッププログラム |
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ポイント利用例 |
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国際ブランド | Visa,Mastercard |
ETCカード | あり(年会費税込550円) |
保険・補償 | ショッピング補償:年間100万円 |
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申し込み対象 | 18歳以上 |
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ライフカードは、年会費無料のクレジットカードです。
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※1 一部有料のカードがあります。
国際ブランドは、 VISA、MasterCard、JCBの3つから選択可能。最短3営業日で発行できるため、いますぐクレジットカードが欲しいという方にもピッタリのカードです。
年会費 | 永年無料 |
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ポイントアッププログラム |
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ポイント利用例 |
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国際ブランド | VISA、MasterCard、JCB |
ETCカード | – |
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申し込み対象 | 18歳以上 |
6ACマスターカード
ACマスターカードは三菱UFJファイナンシャル・グループのアコムが発行しているクレジットカードです。
審査は最短30分で完了し、自動契約機からでもクレジットカードの即日発行が可能です。
おすすめポイント
- 審査時間最短30分
- 即日カード発行可能
- 毎月利用額の0.25%を自動キャッシュバック
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ACマスターカードでは、自動でその月の利用額の0.25%を現金で還元しています。
毎月20万円、年間240万円ACマスターカードを使うと自動で現金6000円のキャッシュバックされます。
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ポイント還元率(通常時) | 0.25%(自動でその月の利用額の0.25%を現金で還元) |
ポイントアッププログラム | - |
ポイント利用例 | - |
国際ブランド | MasterCard |
ETCカード | - |
保険・補償 | - |
申し込み対象 | 成人以上の安定した収入(アルバイト)と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方 |
クレジットカード作成時の注意点
本記事で紹介したように、クレジットカードは18歳以上の人であれば誰でも作れる可能性があります。ただし、クレジットカードの作成に際には、次のような注意点があります。
- 虚偽情報を入力しない
- 一度に複数に申し込まない
- リボルビング払い(リボ払い)の設定をしない
1虚偽情報を入力しない
クレジットカードを作るときの大前提ですが、虚偽情報の申請をしてはいけません。なぜならすぐにバレて、信用を失うからです。
2一度に複数に申し込まない
注意が必要なのは、一度に複数のクレジットカードの作成を申請することです。それがいけないのは、クレジットカード会社に「お金に困っている」と思われる恐れがあるからです。
3リボルビング払い(リボ払い)の設定をしない
クレジットカードを作成するときに、一括払いや分割払い、リボルビング払い(リボ払い)など、返済方法をあらかじめ設定できることがあります。そのときにリボ払いを選ぶのは、できるだけ避けてください。
まとめ
ここまで、クレジットカードの作り方を解説してきました。
クレジットカードの申し込みはネットから簡単にできます。必要な書類や作成の流れを確認して、スムーズに手続きを進めましょう。
ぜひ今回の内容を参考に、クレジットカードを作ってみてください。