
カードローンの借入残高をまとめて返済する「一括返済」。
いち早くカードローンを完済したい方の中には一括返済を考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、カードローンの一括返済について解説。一括返済の方法から、メリット・デメリットに至るまでを詳しくまとめています。
まずは、カードローンを一括返済するメリットを確認していきましょう。
カードローンを一括返済する主なメリットは3つです。
- 借金の返済総額を減らせる
- 自由に借入できる
- 金融機関の審査に通りやすくなると考えられる
各メリットを解説していますので、ぜひ目を通してみてください。
1借金の返済総額を減らせる
一括返済1つめのメリットは、借金の返済総額を減らせることです。
一括返済すると、最終的に支払う利息が少なくて済みます。
その理由は?
カードローンで発生する利息は借入期間の長さに比例します。実際の例を用いて確認してみましょう。
まず利息の計算式は以下の通りです。
例えば、10万円(金利18%)を借入た場合。借入日数別の利息は以下のように計算できます。
30日で返済 | 0.18×100,000÷365×30≒1,479円 |
300日で返済 | 0.18×100,000÷365×300≒14,794円 |
上記例の場合、10万円を30日で返済した場合の1,479円です。
一方、300日で返済すると、同じ10万円でも利息は14,794円。10倍にまで膨れ上がります。
このように、借入金額・金利が全く同じでも、借入日数が長期化するほど高額な利息が発生します。
2自由に借入できる
一括返済2つめのメリットは、自由に借入できることです。
一括返済するとカードローンの利用可能枠が、最大まで回復します。
よくある間違いが「一括返済=カードローンの解約」と考えることです。
カードローンを解約するには、一括返済した後に更に手続きが必要です。
今あるカードローンは、一括返済後も利用可能。一括返済後は、利用限度額の範囲内で自由にお金の借入が可能です。
お金が急に必要になった際、限度額いっぱいまで余裕を持って使えることも、一括返済のメリットです。
3金融機関の審査に通りやすくなると考えられる
一括返済3つめのメリットは、金融機関の審査に通りやすくなると考えられることです。
一括返済すると、一括返済した履歴が残ります。
カードローンの一括返済履歴は信用度UPに繋がることが予測できる情報です。そのため、新たにカードローンを申し込み際、審査に通りやすくなると考えられます。
また、今使っているカードローンの増枠もしやすくなると予想できます。
おすすめカードローン会社
金利や審査スピード・実際の利用者の口コミを比較して作成したおすすめのカードローン会社を紹介します。1プロミス

- 利用者数&顧客満足度No.1※1
- カードレスでWeb完結が可能
- 最短30分審査・最短30分融資

金利(実質年率) | 4.5%~17.8% |
限度額 | 500万円 |
審査期間 | 最短30分 メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
融資スピード | 最短30分 |
WEB完結 | 可能 |
学生の利用 | 可能 |
2アコム

- 最短30分の審査&最短即日振り込み
- 最大30日間金利0円サービス
- 全国5万台以上※の自社・提携ATM

金利(実質年率) | 3.0~18.0% |
限度額 | 1万円〜800万円 |
審査期間 | 最短30分 |
融資スピード | 最短即日可能 |
WEB完結 | 可能※在籍確認が行われる場合があります。 |
学生の利用 | 可能 ※20歳以上で本人に安定した収入がある方 |
返済方式 | 定率リボルビング方式 |
返済期間・回数 | 最終借入日から最長9年7カ月・1回〜100回 |
担保・保証人 | 不要 |
3三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

- 電話・インターネット・テレビ窓口の申込に対応
- キャッシングの提携ATM手数料完全無料
- 毎月1000円からの返済が可能※お借入利率(金利)によって返済額が異なります。
- 申し込みに三菱UFJ銀行の口座不要

金利(実質年率) | 1.8~14.6% |
限度額 | 10~500万円 |
審査期間 | 最短翌営業日※2 |
融資スピード | 最短翌営業日※3 |
WEB完結 | 可能 |
パート・アルバイト | 申し込み可能 |
4SMBCモビット

- Web完結で面倒な電話連絡不要
- SMBCグループ
- カードレスで最短即日融資可能
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行

金利(実質年率) | 3.0~18.0% |
限度額 | 800万円 |
審査期間 | 10秒簡易審査 |
融資スピード | 最短即日可能 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります |
WEB完結 | 可能 |
学生の利用 | 可能 |
カードローンを一括返済するデメリット
次に、カードローンを一括返済するデメリットを解説していきます。
カードローンの一括返済はメリットばかりだけではありません。デメリットを理解しておくことで、本当に一括返済すべきか判断できます。
カードローンを一括返済する主なデメリットは以下2つです。
1生活に余裕がなくなる
一括返済1つめのデメリットは、生活に余裕がなくなる可能性があることです。
一括返済には、まとまったお金が必要不可欠です。毎月少額ずつ返済していたお金を一気に返済するので、家計への負担は避けられないでしょう。
一方、通常通りの返済であれば、毎月1万5千円程度の支払いで問題ありません。
そのため、一括返済するタイミングや貯金にもよりますが、一括返済後は生活に余裕がなくなる可能性があります。
できれば、前もって一括返済後の生活をイメージしておくのがおすすめです。
一括返済しても十分な資金がある場合のみ、利用しましょう。
2急な出費に対応できない
一括返済2つめのデメリットは、急な出費に対応できないことです。
一括返済後は預金残高が一気に減少します。手元にお金がなく、結婚式や病気・ケガなど、予定外の出費に対応できないケースも考えられます。
一括返済後、生活が安定するまではカードローンを保有しておくのがおすすめです。
一括返済しても解約しない限り、カードローンを使っていつでも借り入れできます。カードローンを手元に残しておけば、もし一時的にお金が足りない場合も対応可能です。
一括返済しても生活に困らない資金がある場合を除き、カードローンを手元に残しておいた方が、その後の生活は安心できます。
一括返済の方法
カードローンの一括返済を検討している方の中には「一括返済の方法が分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、一括返済の方法を紹介します。カードローンの一括返済は、たったの3ステップで完了します。ぜひ参考にしてみてください。
ステップ1:完済金額を確認する
一括返済するには、まず完済金額を確認しましょう。
基本的には「電話orネット」どちらかで完済金額を確認できるケースがほとんどです。
カードローンを利用している金融機関の会員ページから確認したり、窓口に電話したりして、完済金額を調べてみてください。
ステップ2:一括返済の方法を確認する
次に、一括返済の方法を確認します。
カードローンを一括返済するには、以下のような方法があります。
- 振り込み
- 提携先ATM
- 店舗
- インターネットバンキング
一括返済の方法も、金融機関によって異なるので、事前の確認が必要です。各カードローン会社の公式HPから確認しましょう。
ステップ3:金額を返済する
完済金額と返済方法が分かれば、あとは金額を入金するだけです。
同じ金融機関のカードローンでも、一括返済の方法によって手数料の有無が異なります。
- 手数料が無料or有料か
- 手数料が有料の場合、いくら必要か
一括返済する際は、上記2点を必ず確認しましょう。できれば手数料無料の返済方法を選ぶのがおすすめです。
一括返済がキツイなら、繰り上げ返済がおすすめ
借金の返済総額を減らせたり、金融機関の審査に通りやすくなったりと、メリットが多い「一括返済」。
しかし、一括返済すると手元のお金が一気に減少します。
そのため「少しでも早く完済したいけど、一括返済は厳しい」という方も多いでしょう。
そんな一括返済がキツイ方におすすめの返済方法が繰上げ返済です。
繰上げ返済とは
繰上げ返済には主に以下2つのメリットがあります。
- 利息を減らせる
- 早期完済できる
ここでは、繰上げ返済2つのメリットを解説していますので、ぜひ確認してみてください。
1利息を減らせる
繰上げ返済1つめのメリットは、利息を減らせることです。
繰上げ返済で、支払ったお金は全て元金に充当されます。
元金とは
通常の返済では、返済額の中に利息が含まれています。毎月きちんと返済していても、その多くが利息に消えているケースも珍しくありません。
●カードローンで50万円借りている場合
毎月返済額 | 1万5千円(元金充当分8千円:利息7千円) |
返済後借金 | 49万2千円 |
上の例では、毎月1万5千円返済していますが、元金に充当されるのは8千円のみです。
大半が利息の支払いに充てられており、実際にはほとんど借金が減っていないことが分かります。
このように毎月少額ずつの返済は、元金が減りづらいのが特徴です。借り入れ期間が長期化しやすく、支払う利息も高額になります。
一方、繰上げ返済であれば利息には返済額は充当されません。繰上げ返済した金額だけ、確実に借金を減らせます。
●例、カードローン50万円借りている場合(繰上げ返済すると)
繰上げ返済 | 1万5千円(元金充当分1万5千円:利息0円) |
返済後借金 | 48万5千円 |
カードローンは、繰上げ返済するほど、支払う利息が削減できます。
ボーナス月や生活費に余裕がある月は、繰上げ返済のチャンスです。積極的に繰上げ返済を活用して、借金の返済総額を減らしましょう。
2早期完済できる
繰上げ返済2つめのメリットは、早期完済できることです。
ここまで紹介した通り、繰上げ返済では、返済額すべてが元金に充当されます。
月数千円程度、繰上げ返済するだけでも完済までの期間は十分短くなるでしょう。
今あるカードローンを少しでも早く完済したいという方は、意識的に繰上げ返済してみてください。
繰り上げ返済の方法
繰上げ返済は、銀行振り込みやコンビニATMへの入金が一般的です。
また、繰上げ返済のタイミングも自由です。基本的には、自分が好きなタイミングでいつでも返済できます。
ただし具体的な方法は、カードローン会社によって異なるので、事前に確認してみてください。
繰上げ返済の注意点
繰上げ返済する際の注意点は、繰上げ返済しても毎月の返済は無くなるとは限らないことです。
繰上げ返済は、毎月の返済とは全く異なるものとして処理されます。今月多く支払ったからといって、次回の返済が無くなるわけではありません。
●例、毎月27日に1万5千円返済している場合
日付 | 返済額 |
5月20日 | 3万円 |
5月27日 | 1万5千円 |
6月27日 | 1万5千円 |
上記例では、5月20日に3万円を繰上げ返済しています。
臨時で3万円返済しても、借入残高が0の場合を除き、毎月27日は通常通り1万5千円の引き落としです。
あくまで繰上げ返済は、毎月の支払い額に+αで返済することです。
まとめ
ここまで、カードローンの一括返済についてまとめてきました。
カードローンの一括返済の主なメリットは以下3つです。
- 借金の返済総額を減らせる
- 自由に借入できる
- 金融機関の審査に通りやすくなると考えられる
カードローンを少しでもお得に利用するなら、一括返済がおすすめです。一括返済すれば、カードローンの返済総額を大幅に減らすことができます。
もし一括返済が厳しい方は、繰上げ返済を検討しましょう。繰上げ返済すれば、一括返済までいかずとも、確実に支払う利息を少なくできます。
ぜひこの記事の内容を参考に、一括返済や繰上げ返済を活用し、カードローンをお得に利用してみてくださいね。
PROMISE プロミス
当サイトで最短即日融資が必要という方におすすめのプロミス。大手のプロミスは30日間無利息で、申し込みから返済までアプリ・webで完結可能です。
金利
4.5%〜17.8%
審査期間
最短30分※1
融資までの時間
最短30分
web完結
可能