子どもが生まれたら加入すべき生命保険とは?見直しの必要性も解説
子どもが生まれたら、何かしらの保険に加入すべきだと思っていても、どの保険に入ったらいいかわからず、悩んでいませんか?
赤ちゃんが生まれた時は、保険の新規加入や、見直しの絶好の機会です。
そのように思っている人は、この記事にあることを学ぶと、子どもが生まれた後に加入すべきおすすめの生命保険やその理由がわかります。
実際に、生命保険が「なぜ、必要なのか」がわかった人は、ご家庭に合った保険を選択されています。
この記事の要点
- 1.子どもが生まれたら加入すべき保険は「死亡保険」「医療保険」「就業不能保険」「学資保険」など。
- 2.子どもが生まれたら保険を見直すべき理由は、「子どもや配偶者などを扶養する責任・義務が生まれるから」「病気・ケガが自分だけの問題ではなくなるから」「子どもの将来の教育資金がかかるから」など。
- 3.子どもの生命保険として死亡保険に急いで加入する必要性は低いが、医療保険と学資保険は加入しておくべき
- 4. 子どもが生まれてから保険に加入・見直しをする際には、一度保険相談窓口で専門家に相談してみるのがおすすめ
- 5. 子育て世代からの信頼度No.1※の「ほけんのぜんぶ」なら、子育て世代の悩みをよく理解したプロが相談に乗ってくれるから心強い
目次
子どもが生まれたら加入すべき生命保険とは?
子どもが生まれたら加入を検討すべき生命保険
- 死亡保険
- 医療保険
- 就業不能保険
- 学資保険
ここでは、それぞれの特徴と加入を検討すべき理由を解説します。
死亡保険
死亡保険の主な目的の1つは、「家計の収入を主に支える人が亡くなったときの、遺族の生活資金を補填するため」です。
子どもが生まれたら加入すべき理由は、「生活資金を自力で得られない子どもの生活を、一定期間、支えなければならないから」です。
死亡保険には、主に次のような種類があります。
死亡保険の種類
- 定期保険:保険期間が一定に制限されているが、保険料が割安。貯蓄性はほぼなく、継続するには更新が必要。
- 終身保険:一生涯の保障があり、貯蓄性がある。定期保険より保険料が割高。
- 養老保険:死亡保険金と満期保険金が同額の死亡保険。定期保険と終身保険よりも保険料が高くなりやすい。
- 収入保障保険:定期保険の一種で、保険金を年金形式で受け取れる。
子どもを含めた将来設計も考えながら、ご家庭に適した死亡保険をお選びください。
\子育て世代の保険の悩みはプロにお任せ!/
医療保険
医療保険の主な目的は、「公的医療保険制度(健康保険など)」ではまかないきれない医療費を補填することです。
子どもが生まれた後では、必要な生活費が異なり、万が一の医療費負担はさらに重たいものになるため、加入を検討すべきです。
医療保険にも、定期医療保険や終身医療保険などの種類がありますが、特に魅力的なのが付加できる特約の多さです。
医療保険に付加できる主な特約
- がん保険特約:がんと診断されたら一時金を受け取れる
- 先進医療保険特約:重粒子線治療など、高額な先進医療にかかる技術料を補填してくれる
- 特定疾病保険特約:がんや脳卒中、急性心筋梗塞など、重い病気にかかったときに一時金を受け取れる
- 女性疾病保険特約:乳がんや子宮頸がんなど、女性特有の病気になったときに一時金を受け取れる
- 入院一時金特約:入院したときに、一時金を受け取れる
\プロがあなたに最適な保険を提案!/
就業不能保険
就業不能状態になると、収入が途絶え、子どもや配偶者の生活を維持できなくなります。そのリスクに備えるのが、就業不能保険の役割です。
公的保障だけでは不足する恐れも
- 厚生労働省の平成30年「国民生活基礎調査」と平成29年度「厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、一世帯あたりの平均収入は月35.3万円となっています。
- 一方で、就業不能状態になって受け取れる傷病手当金や障害基礎年金・障害厚生年金の合計平均収入は月10.2万円です。
- つまり働けなくなると、平均月25.1万円の赤字になると計算できます。
- あくまでも平均値を用いた概算ですが、収入減による生活水準の低下に耐えられる人は多くありません。
- 万が一、世帯で主に収入を得ている人が就業不能状態となれば、公的保障だけでは生活水準が下がってしまうことを念頭においておくのが懸命です。
\子育て世代の保険の悩みはプロにお任せ!/
学資保険
やはり子どもが生まれると、必然的にかかるのが教育資金なので、学資保険の活用は検討しておくべきです。
学資保険を活用するメリット
- 保険料払込免除特約があり、契約者が亡くなったり、所定の高度障害状態になったりしても、以降の保険料が免除され保障が継続する。(※払込免除は保険会社所定の条件を満たす場合に限られます。)
- 一般生命保険料控除の対象となり、節税になる。
- 特約をつければ、契約者や子どもの死亡や病気・ケガに備えられる。
- 育英年金保障があれば、契約者が亡くなったり、所定の高度障害状態になったりしても年金形式で保険金を受け取れる。
- 「加入時期を早める」「保険料の支払い期間を短くする」「保険金を受け取る時期を遅らせる」などの工夫をすることで、支払う保険料を少なくすることができる。
自力で貯めるのもいいですが、学資保険を活用するとより効率よく、教育資金に備えられますよ。
\プロがあなたに最適な保険を提案!/
子どもが生まれたら生命保険を見直すべき理由
子どもが生まれたら生命保険を見直すべき理由は、主に次の3点です。
子どもが生まれたら生命保険を見直すべき理由
- 子どもや配偶者などを扶養する責任・義務が生まれるから
- 病気・ケガが自分だけの問題ではなくなるから
- 子どもの将来の教育資金がかかるから
子どもや配偶者などを扶養する責任・義務が生まれるから
当たり前のことですが、子どもが生まれると子どもや配偶者などを扶養する義務と責任が生まれます。
そのため、特に死亡したときの経済的困窮を避けるために、死亡保険を手厚くする必要があります。
もし独身者もしくは共働きの夫婦なら、死亡したときにかかるのは葬儀費用の195万円ほど(日本消費者協会 2017年度「葬儀についてのアンケート調査」による平均値)で十分でした。
しかし子どもがいれば、少なくとも配偶者が安定的な収入を得られるまでの生活費は残さなければなりません。
子どもがいる家庭の死亡保険の必要保障額(概算)
- 総務省による令和元年「家計調査年報(家計収支編)」によると、2人以上世帯の1ヶ月あたりの平均消費支出は「29万3,379円」でした。
- このデータは、世帯平均人数が2.97人をもとに算出されているため、仮に世帯主が亡くなった家庭の消費支出を月20万円と仮定します。
- すると、年間「12ヶ月×20万円=240万円」必要になり、
- 配偶者が安定的な生活費を稼げるようになるまで3年かかるとすれば、「240万円×3年=720万円」となりますね。
- ただ、こちらの数字は最低限の数字でさらに葬儀代(約200万円)や、その他不確定要素への対応も欠かせません。
- となれば、最低限1,000万円は死亡保険金として準備しておくのが無難です。
\子育て世代の保険の悩みはプロにお任せ!/
病気・ケガが自分だけの問題ではなくなるから
今が若くて健康でも、誰しも病気・ケガをする恐れがあるため、医療保険への加入は子どもの有無に関係なく必要です。
ただし、子どもが生まれると、生活費や将来的に必要な資金が増えるため、より手厚い医療保障を備えるべきです。
例えば、病気・ケガが理由で、次のような経済的負担がかかります。
病気・ケガで入院した人が負う経済的負担
- 一度の入院で支払った平均自己負担額は20.8万円
- 病気・ケガでの入院が原因で逸失した収入の平均は32.0万円
(出典:公益財団法人生命保険文化センター 令和元年度「生活保障に関する調査」)
\プロがあなたに最適な保険を提案!/
子どもの将来の教育資金がかかるから
さらに、子どもの将来を考えると、一定以上の教育費が予想されます。
子どもにかかる教育資金 | ||
---|---|---|
国公立 | 私立 | |
幼稚園(3年間) | 約65万円 | 約158万円 |
小学校(6年間) | 約193万円 | 約959万円 |
中学校(3年間) | 約147万円 | 約422万円 |
高校(3年間) | 約137万円 | 約291万円 |
大学(4年間) | 約499万円 | 約769万円※ |
合計 | 約1,041万円 | 約2,540万円 |
※文系・理系の平均で算出しています。
出典元:文部科学省|平成30年度子供の学習費調査の結果について/日本政策金融公庫|令和元年度「教育費負担の実態調査結果」をもとに作成
最低でも約1,000万円の資金がかかります。
そのほかにも習い事や留学、大学卒業後の大学院進学などを考慮すると、教育費は大きな経済的負担になるのです。
\プロがあなたに最適な保険を提案!/
子どものための生命保険は必要?不要?
子どもの生命保険の必要性は、保険の種類によって異なります。
ここでは、主に子どもが加入する可能性のある、次の3種類の保険ごとの必要性を検討します。
- 死亡保険
- 医療保険
- 学資保険
死亡保険の必要性
ただ葬儀には、平均的に約200万円の資金が必要です。その費用に備えておきたい場合は、加入することをおすすめします。
\子育て世代の保険の悩みはプロにお任せ!/
医療保険の必要性
医療保険の必要性は、死亡保険よりも高いものの、あわてて加入する必要はないでしょう。
なぜなら、自治体によっては、医療費の助成金や負担免除などの制度が整っているからです。
ただし、子どもはケガや子どもならではの病気をするもの。
万が一、高額な医療費になるリスクを考えると、最低限の医療保障があると安心です。
\プロがあなたに最適な保険を提案!/
学資保険の必要性
学資保険の必要性は高いです。
それは、先ほど確認したように、ほぼ確実に一定以上の教育費がかかるからです。
学資保険のほかにも、子どもの教育費に備える方法はあります。
学資保険以外の子どもの教育資金に備える方法
- 資産運用
- 貯金
- 財形貯蓄
- 奨学金
- 教育ローン
- 低解約返戻金などの生命保険
ただ資産運用には損する恐れがある上に、奨学金と教育ローンは借金であるため、利息をつけて返済しなければなりません。
さらに学資保険のように、契約者が死亡しても、教育資金に備えられる方法はほかにありません。
生命保険の加入や見直しにおすすめの無料相談所5選
fa-arrow-circle-o-right表は右にスクロールできます。
※2024年3月時点・各社公式サイト
ほけんのぜんぶ
- 「子育て世代のママ・パパにおすすめしたい」No.1※1
- 子育て世代の相談件数は40,000組以上※2の実績
- お金のスペシャリストFPからアドバイスが受けられる
- 希望の場所で相談ができる
「ほけんのぜんぶ」は、子育て世代に選ばれている無料の保険相談サービスです。保険の知識が豊富なファイナンシャルプランナーが「子供のための生命保険の必要性」を解説して、加入すべき生命保険のアドバイスをしてくれるでしょう。
子育て世代の相談件数は15,000組以上の実績があり、子育て世代の方551名を対象にしたアンケートでは「信頼度」「安心して相談できると思う」「子育て世代のママ・パパにおすすめしたい」の3つの部門でNo.1※1に輝いています。
取り扱っている保険会社は40社以上※3あるので、それぞれを比較して各家庭に合った最適な生命保険を提案してくれるでしょう。
また、ほけんのぜんぶは相談場所も問いません。相談者の都合に合わせてカフェ・オフィスなどの希望した場所や自宅での訪問相談に対応しているため、生まれたばかりの子供がいる家庭でも相談しやすいです。
※2 2023年2月時点
※3 2024年3月現在
マネードクター
- 子どもの将来の教育費や医療保険についてアドバイス
- 貯蓄の効率をあげるプランを提案
- オンラインFP相談が利用できる
- 生命保険、損害保険41社※1から最適な保険を提案
「マネードクター」は、将来のお金やライフプランについて相談できる無料の保険代理店です。子どもが生まれて環境が変わったご家庭にどんな保障をつけておくべきか、ファイナンシャルプランナーが丁寧に解説してくれます。
また、貯蓄の効率を上げる方法や老後の貯蓄額など、生涯必要となるお金についての相談も可能です。
そして、マネードクターでは店舗・訪問以外にもオンラインFP相談が利用できます。そのため、子どもから目が離せないというご家庭でも安心して面談を受けられるでしょう。
保険マンモス
- ライフプラン表を一緒に作成してくれる
- 子どもが生まれたときの保障の考え方を教えてくれる
- 家庭における課題を包括的に見極めた上で最適な提案
- 手数料や交通費などの経費は一切なし
「保険マンモス」は、優秀で実績豊富なファイナンシャルプランナーとマッチングを行う保険相談サービス。保険マンモスのFPは相談者に寄り添った相談を得意としており、悩みをしっかりヒアリングしてくれます。
例えば、将来的に子どもにどんな教育を受けさせたいか、どんな風に育てていきたいかなどを整理して、ライフプラン表を一緒に作成してくれるでしょう。
家庭における課題を包括的に見極めた上で最適な提案をしてくれるので利用者の満足度も高く、「自分にあった保険が見つかる保険相談」ではNo.1※1、顧客満足度では95%※2と高い数字が出ています。
※2 保険マンモス調べ(集計期間 2015年1月~2015年6月、インターネットによるアンケート調査:回答数3,775)
保険市場
- 定期的な保険の見直しを行ってくれる
- 98社※1の中から最適な保険を提案
- オンライン保険相談ではコンサルタントの指名が可能
- アフターフォローも充実
保険市場は、保険の見直しや新規加入の提案などを無料で行っている保険相談サービス。取り扱っている会社は98社と、他の保険相談サービスと比較しても多いので、各家庭にぴったりの商品が見つけやすいことが特徴です。
また、公式サイトでは年代別の生命保険ランキングが公開されているので、他の子育て世代の方が加入している保険会社を参考にして選べます。
そして、契約後のアフターフォローまでを一貫して行っていることも特徴の1つです。そのため、相談後に悩み・疑問があったときや不安に感じたときもすぐに相談できることはメリットと言えるでしょう。
保険無料相談ドットコム
- 子どもが生まれたばかりの家庭に最適なプランを提案
- 生命保険の必要性や特徴を教えてくれる
- 家を空けられない方には自宅訪問やオンライン相談も可能
- お客様満足度が95.2%※1と高い
子どもが生まれたばかりでライフスタイルが変わったという方におすすめなのが「保険無料相談ドットコム」。保険やお金のプロであるコンサルタントが各家庭に必要な保険をアドバイスしてくれます。
そのため、保険の違いが分からないという初心者の方にも生命保険の必要性や子どもの学資保険のメリット・デメリットなどを分かりやすく教えてくれるでしょう。
保険無料相談ドットコムでは、強引に商品をすすめたり勧誘することは一切ありませんが、直接会うと断りにくいので抵抗あるという方にはオンライン相談を利用できます。
子供が生まれたらどうする?保険に関するよくある質問
まとめ
子どもが生まれたら、真っ先に加入を検討したいのは、次の保険です。
子どもが生まれたら加入を検討すべき生命保険
- 死亡保険
- 医療保険
- 就業不能保険
- 学資保険
子どもが生まれると、当然ながら一気に現在と将来の経済的負担が大きくなります。
保険は、万が一の際、子どもや配偶者が困窮しないために欠かせません。
本記事では、各保険の種類や特約などについても紹介しましたので、それらを参考に検討してみてください。
・本コンテンツは情報の提供を目的としており、保険加入その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。
・本コンテンツは商品の概要を説明しています。
・詳細は「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり/約款」を、通信販売の場合は、「パンフレット」「特に重要な事項のお知らせ/商品概要のご説明/ご契約のしおり抜粋」「ご契約のしおり/約款」を必ずご確認ください。
・弊社は本コンテンツの正確性、確実性、最新性及び完全性等に関して保証するものではございません。
・本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。
・また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります