学資保険の満期とは?種類や受け取り時にかかる税金について解説
本記事は、そのような疑問に答えるものとなっています。
本記事では、学資保険の満期の定義や、その種類、満期になるとどうなるのか、受け取った満期保険金や給付金にかかる税金や、おすすめできる学資保険について解説します。
この記事の要点
- 1.学資保険の満期とは、学資保険の保険期間が満了することをいい、通常、学資保険が満期となったタイミングで子どもの教育資金として満期保険金が支払われる。
- 2.学資保険の満期には主に「17歳/18歳満期」「20歳/22歳満期」「子どもの成長や進学に合わせて祝金が受け取れるタイプ」などの種類がある。
- 3.学資保険で満期保険金や祝金を受け取ると、一時所得または雑所得として課税されることに注意が必要です。
- 4. 学資保険の加入を検討している人は、あとで後悔しないためにも保険相談窓口で専門家に相談しながら検討しましょう。
- 5. 子育て世代の相談実績15,000件以上の「ほけんのぜんぶ」なら、40社以上の保険商品から専門家があなたの家庭にぴったりな学資保険をご提案します。
この記事は5分程度で読めます。
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学資保険の満期とは
学資保険の満期とは、学資保険の保険期間が満了することをいい、通常、学資保険が満期となったタイミングで子どもの教育資金として満期保険金が受け取れます。
学資保険が満期を迎えたら起こること
- 満期保険金を受け取れる
- 満期保険金を受け取ると税金が発生する
- 学資保険の保障がなくなる
- 保険料の払込が終了する(通常は、満期を迎えるまでに保険料払込期間を終えていることが多い)
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学資保険の保険料払込期間とは
学資保険の保険料払込期間とは、学資保険の契約を維持して保障を受けるために支払いを求められている保険料を、すべて払いきるまでの期間のことをいいます。
保険料払込期間の特徴
- 通常は満期と同じか、それよりも前に保険料払込期間が終了することが多いです。
- 例えば、22歳満期の学資保険では子どもが18歳になるまでに保険料払込期間が設定されていたり、18歳満期なら15歳までに保険料を支払い終えるようになっていたりします。
学資保険料の支払い方法
保険料の支払い方法には、次のような種類があります。
学資保険の保険料の支払い方法の種類
- 一括払い:契約時にすべての保険料を支払う
- 全期前納払い:契約時にすべての保険料分を保険会社に預けて、預けたなかから定期的に保険料が支払われる
- 年払い:1年間分の保険料をまとめて支払う
- 半年払い:6ヶ月分の保険料をまとめて支払う
- 月払い:毎月一定の保険料を支払う。この支払い方法が最もよく選ばれている
例えば一括払いなら、契約と同時にすべての保険料を支払うので、保険料払込期間はありません。
それは保険会社が、保険料から利益を早期に得られ、その分の割引が適用されるからです。
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学資保険の満期にはいくつか種類がある
学資保険の満期の種類
- 17歳/18歳満期(大学進学時に最も多くの保険金を受け取れるタイプ)
- 20歳/22歳満期(大学在学中に最も多くの保険金を受け取れるタイプ)
- 子どもの成長や進学に合わせて祝金が受け取れるタイプ
それぞれ見ていきましょう。
17歳/18歳満期
実際に、子どもの教育費として、最も多くの資金が必要になるのが大学進学時です。
大学進学時にかかる費用
- 日本政策金融公庫によって発表された『子ども1人当たりにかける教育費用(高校入学から大学卒業まで)は増加 ~令和2年度「教育費負担の実態調査結果」~』という調査報告によると
- 大学入学と1年目の在学にかかる費用の合計は、国立192万円で私立が247.2万〜286.4万円となることがわかりました。
- つまり大学進学だけでおよそ200万円の資金が必要になります。
17歳満期も選べる理由
- 早生まれで誕生日を迎えるのが大学入学直前だと、保険金の受け取りが大学費用の支払い期限に間に合わない恐れがあるから。
- 推薦入試やAO入試といった、通常の入試よりも早い時期に行われる試験に合わせて、早期に大学費用に備えられるようにするため。
17歳/18歳満期の特徴
- 最も多くの資金が必要な大学入学時に、まとまった満期保険金を受け取れる
- ただ高校までの教育資金は受け取れないので、別に準備しておく必要がある
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20歳/22歳満期
大学在学時にかかる費用
- 先ほども紹介した、日本政策金融公庫による『子ども1人当たりにかける教育費用(高校入学から大学卒業まで)は増加 ~令和2年度「教育費負担の実態調査結果」~』によると
- 大学入学時を含めて在学の4年間にかかる費用の合計は、国立537万円で私立は703.5万〜863万円となります。
20歳/22歳満期の保険金の受け取り方の種類
- 大学入学時にまとまった資金を受け取って、20歳または22歳に再度、まとまった資金を受け取る
- 大学進学後から一定の祝金と満期保険金を、20歳または22歳までの毎年受け取る
20歳/22歳満期も大学の費用に重点的に備えるようになっているため、高校以前の費用は別途、自分で蓄えておく必要があるでしょう。
子どもの成長や進学に合わせて祝金が受け取れるタイプ
具体例
- 幼稚園入学時:祝金10万円
- 小学校入学時:祝金10万円
- 中学校入学時:祝金10万円
- 高校入学時:祝金20万円
- 大学入学時:満期保険金200万円
- 総受取保険金額:250万円
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- 人生に必要なお金全般の相談が可能
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- 毎月更新の学資保険ランキングが閲覧できる
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そして、アプリ「folder」やLINEでの保険相談も対応しているので、気になることがあれば手軽に質問できます。
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学資保険が満期になったら?
再確認となりますが学資保険が満期を迎えると、次のようになります。
学資保険が満期を迎えたら起こること
- 満期保険金を受け取れる
- 満期保険金を受け取ると税金が発生する
- 学資保険の保障がなくなる
- 保険料の払込が終了する(通常は、満期を迎えるまでに保険料払込期間を終えていることが多い)
満期を迎えたときに、保険契約は消滅するので、すべての保障がなくなります。
一度も特約を利用しなければ、支払った保険金はいわゆる「掛け捨て」となり返還されることもないので注意しましょう。
学資保険の満期金額や給付金受取時に税金はかかる?
学資保険の満期保険金は原則、一時所得として、年金のように祝金を毎年受け取るなら雑所得として扱われます。
一時所得として課税される金額は、次のように計算されます。
一時所得として課税される金額の計算式
- (満期保険金額−それまでに支払った保険料−特別控除額50万円)×1/2=課税対象となる金額
一方の雑所得として課税される金額は、次のように計算されます。
雑所得として課税される金額の計算式
- 保険金/祝金(年額)×総支払保険料÷受取総額=必要経費
- 保険金/祝金(年額)−必要経費=課税対象となる金額
それぞれ、具体例を用いて計算してみましょう。
まとめ
学資保険の満期とは、学資保険の保険期間が満了すること。一般的に満期日には「満期学資金」が受け取れます。
そして学資保険の満期には、17歳/18歳満期や20歳/22歳満期などがあり、大学進学に重点をおいたり、高校以前でも祝金を受け取ったりするなどの工夫ができます。
ただ、学資保険で満期保険金や祝金を受け取ると、一時所得または雑所得として課税されることに注意してください。
・本コンテンツは情報の提供を目的としており、保険加入その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。
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