



今回は、生命保険文化センターが発表している令和元年度「生活保障に関する調査」を参考に、がん保険の加入率の推移を見てみましょう。
この記事の要点
- 1.がん保険の加入率は、平成13年で21.2%だったのが最新の調査では42.6%と、20年弱の間に2倍近くに上昇している。
- 2.特に、既婚で子どもが独り立ちしていない世代やローン付きのマイホームを持つ世帯の加入率が高い。
- 3.がんになると治療の長期化が予測されるため子どもの教育費や住宅ローンといった大きな出費に影響が出る家庭においてはがん保険への加入を検討するとよい。
この記事は5分程度で読めます。
がん保険の加入率について
保険の加入や見直しを行う際、何を基準にしていいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。

生命保険文化センターが発表している令和元年度「生活保障に関する調査」から、加入率の高さと過去からの推移をチェックしてみましょう。
ポイント
-
生命保険文化センターでは、3年ごとに同調査を実施しており、その推移を見ていくことで、がんを始めとした保険の加入トレンドを知ることができるはずです。
-
同調査では、民間の生命保険会社・JA・生協・全労災で扱っているがん保険・がん特約の加入率を「全生保」として調査・発表しています。
こちらの調査結果により、がん保険の加入率は42.6%と、2人に1人程度が加入しているということが分かります。
加入率(全生保) | |
令和元年 | 42.6% |
平成28年 | 37.8% |
平成25年 | 37.3% |
平成22年 | 33.1% |
平成19年 | 31.2% |
平成16年 | 25.3% |
平成13年 | 21.2% |
出典:生命保険文化センター|令和元年度「生活保障に関する調査」|63P

がん保険の加入者が増えている理由
- がん保険そのものが認知され、加入率が上がっていると考えられます。
- また、人生100年時代といわれるほど寿命が長くなっていることも一因でしょう。
- 寿命が長くなるほど、がんに罹患する可能性は上がっていくためです。
今現在がん保険に加入していない人は、加入の検討を始めるべき時代を迎えているともいえるかもしれません。
特定疾病保障保険・特定疾病保障特約の加入率
がんへの保障としては、がん保険以外にも特定疾病保障保険に加入する、あるいは同様の保障を付けられる「特約」を付加する方法があります。

特定疾病保障を得るには、単独で特定疾病保障保険に加入する方法と、死亡保険などの加入時特定疾病保障特約を付帯する方法から選択します。
その加入率は36.1%になっており、3人に1人以上が特定疾病保障保険ないし特約で備えていることになります。
加入率(全生保) | |
令和元年 | 36.1% |
平成28年 | 33.6% |
平成25年 | 33.7% |
平成22年 | 29.8% |
平成19年 | 28.2% |
平成16年 | 24.5% |
平成13年 | 22.0% |
出典:生命保険文化センター|令和元年度「生活保障に関する調査」|64P
こちらも、がん保険と同様に綺麗に右肩上がりになっているのが特徴です。
がんに対して保険で備えるという考え方が浸透していると考えられます。
【性別・年代別】がん保険の加入率
がん保険の加入率が40%を超えているという事実を見て、どのように感じたでしょうか?

それでは、性別や年齢によっても加入率は変わるのでしょうか。
より細かい数値を見ていきましょう。
性別によるがん保険への加入率の違い
性別による加入率を見てみると、男性が43.2%、女性が42.2%です。
ほとんど違いがないとはいえ、女性よりも男性の加入率が若干高くなっています。
そのほか、性別・年齢別のがん保険の加入率は以下のとおりです。
N | 加入率(全生保) | |
男性 | 1,765 | 43.2 |
20歳代 | 205 | 22.0 |
30歳代 | 296 | 46.3 |
40歳代 | 422 | 52.8 |
50歳代 | 389 | 46.8 |
60歳代 | 410 | 42.2 |
女性 | 2,249 | 42.2 |
20歳代 | 197 | 28.9 |
30歳代 | 383 | 46.5 |
40歳代 | 526 | 49.2 |
50歳代 | 511 | 43.1 |
60歳代 | 593 | 39.0 |
出典:生命保険文化センター|令和元年度「生活保障に関する調査」|63P
一方、特定疾病保障保険への加入率も男女別に公表されています。
これによれば、男性は37.7%、女性は34.9%と、こちらも女性より男性の加入率のほうが高くなっているのが特徴です。
性別・年代別の加入率は以下のとおりとなっています。
N | 加入率(全生保) | |
男性 | 1,765 | 37.7 |
20歳代 | 205 | 20.5 |
30歳代 | 296 | 42.6 |
40歳代 | 422 | 44.1 |
50歳代 | 389 | 45.5 |
60歳代 | 410 | 32.7 |
女性 | 2,249 | 34.9 |
20歳代 | 197 | 20.8 |
30歳代 | 383 | 36.0 |
40歳代 | 526 | 37.3 |
50歳代 | 511 | 41.1 |
60歳代 | 593 | 33.4 |
出典:生命保険文化センター|令和元年度「生活保障に関する調査」|64P
年齢による加入率の違い


年代 | 加入率 |
20代 | 25.4% |
30代 | 46.4% |
40代 |
50.8% |
50代 | 44.7% |
60代 | 40.3% |
引用元:生命保険文化センター|令和元年度「生命保険に関する調査」|第Ⅱ章医療保障|ガン保険・ガン特約、特定疾病保障保険・特定疾病保障特約の加入率
働き盛りの30~50歳代の加入率が高い反面、引退した世代である60歳代以降は加入率が低くなっているのも特徴です。


現役世代に関していえば、20歳代より30歳代、30歳代より40・50歳代の加入率が高くなっています。
年齢が高くなるほど年収が上がる一方で、50歳代後半では「役職定年」などの仕組みで年収減になることから、世帯年収別の加入率の高まりは年収に比例すると考えることもできます。
世帯年収によって加入率も異なる
年齢に関係する項目として、世帯年収によっても加入率は異なります。
世帯年収 | 加入率 |
300万円未満 | 26.9% |
300万~500万円 | 44.1% |
500万~700万円 | 54.7% |
1,000万円以上 | 51.9% |

年収が高ければ高いほど住居費・食費などの絶対に必要な金額を払ったあとに多くのお金が残ります。

【ライフステージ別】がん保険の加入率
がん保険に加入する目的は人それぞれですが、やはり「長期間の収入減に備える」というのはもっとも大切な目的です。

ここでは、以下のようなライフステージの変化による加入率の推移を解説します。
ライフステージ別の加入率推移
- 既婚・未婚による加入率の違い
- 住居の種類による加入率の違い
これらについて詳しく見ていきましょう。
既婚・未婚による加入率の違い
結婚しているのか、既婚の場合は子育てがどの程度進んでいるのか、このようなライフステージの違いによっても加入率に差が出てきます。
まずは、既婚の場合、末子の年齢によって加入率がどの程度異なるのかを見てみましょう。
既婚・末子小学生
既婚・末子中学生・高校生
既婚・末子短大・大学・大学院生
既婚・末子未就学児


ポイント
-
加入率が50%を超えるのはいずれも子どもの教育資金にお金がかかる時期であり、この時にがんにかかると治療費を捻出するのに苦労することが懸念されます。
-
がん保険の加入率が高まるのは自然なことといえるのです。
一般的に、結婚して家族ができるライフステージとなる30歳代で生命保険の加入を検討します。
そして、死亡保険と同時にがん保険に加入する、あるいは死亡保険にがん特約を付帯するため、30~50歳代の加入率が高まると考えられます。
一方の未婚(独身)の人は28.9%と、既婚のどのステージと比較しても加入率は低いです。
引用元:生命保険文化センター|令和元年度「生命保険に関する調査」|第Ⅱ章医療保障|ガン保険・ガン特約、特定疾病保障保険・特定疾病保障特約の加入率

多くの場合は自宅の大きさもコンパクトなため、賃貸なら家賃が安く、自宅なら固定資産税が安くなりやすいです。

住居の種類による加入率の違い
住居の種類によっても加入率に違いがあるのでしょうか?
調査の結果によれば、「持ち家世帯」のがん保険加入率が43.9%と、半分に近い世帯が加入しているのに対し、「借家世帯」は37.4%と、持ち家のほうが加入率は高くなっています。
持ち家の場合のがん保険加入率
借家の場合のがん保険加入率
また、持ち家世帯の中でもローン無しの家庭のがん保険加入率は43.4%なのに対し、ローンありの家庭の加入率は48.8%と約5ポイント高まる結果になっているのが特徴です。
さらに社宅の人の加入率は36.8%と、通常の賃貸物件よりも低くなっているのが特徴です。

がんに罹患すると長期間にわたって治療が必要であり、収入が激減して住宅ローンの返済が滞ってしまうことが考えられます。
ゆえに、賃貸よりもローンありの持ち家のほうが加入率が高まるのは至極当然といえるでしょう。
がん特約付きの団体信用生命保険も登場している
最近では、保険会社によっては団体信用生命保険にがん特約が付いた商品も増えています。
がんのリスクを軽減するために、がん保険と並ぶ選択肢になるでしょう。
団体信用生命保険に加入して万が一の事態が起こった場合は、残された家族に住宅ローンの債務が残らず、返済の心配をせずにマイホームに住み続けることが可能です。
おすすめのがん保険商品2選
チューリッヒ生命
「終身ガン治療保険プレミアムZ」
チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムZ」なら、お手頃な保険料で今の時代にぴったりな保障を受けられる!
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チューリッヒ生命 「終身ガン治療保険プレミアムZ」保険料例 |
||
年齢 | 男性 | 女性 |
25歳 | 1,360円 | 1,485円 |
30歳 | 1,605円 | 1,710円 |
35歳 | 1,910円 | 1,970円 |
40歳 | 2,335円 | 2,200円 |
50歳 | 3,640円 | 2,630円 |
保険期間・保険料払込期間:終身
[主契約]抗がん剤治療給付金 月額10万円、自由診療抗がん剤治療給付金Ⅰ型 月額20万円[特約]ガン治療特約、悪性新生物保険料払込免除特約(Z03)、ガン通院特約(Z03)日額5,000円
※2022年4月1日現在
アクサダイレクト生命
「がん終身」
商品の特徴
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- 手厚く備えたい場合は必要な分だけ保障を追加できる!
- オプション追加で、がんにならなかった場合、3年ごとに5万円または10万円受け取れる!
アクサダイレクト生命 「がん終身」保険料例 |
||
年齢 | 男性 | 女性 |
20歳 | 595円 | 530円 |
30歳 | 855円 | 720円 |
40歳 | 1,275円 | 955円 |
50歳 | 1,930円 | 1,225円 |
60歳 | 2,880円 | 1,585円 |
保険期間・保険料払込期間:終身
がん入院給付金日額:5,000円
がん診断給付金:50万円
※2022年3月現在
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ただし、プレゼントはこちらのページからの無料保険相談のみ限定となりますのでご注意ください。
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4.保険市場
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5.保険無料相談ドットコム
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- 2.相談担当者が専門知識を有しているか
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1.保険相談をする場所はどこが良いか

2.相談担当者が専門知識を有しているか
無料の保険相談窓口は多くありますが、相談に乗ってくれる担当者はどこも同じではないかと思われがちですが、実は、担当者は相談窓口によって異なることはもちろんのこと、店舗によっても異なります。
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- 保険
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3.取り扱っている保険会社数の多さ
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まとめ
今回は、がん保険の加入率と、過去からの推移を見てみました。
平成13年ではわずか22.0%だった加入率も、令和元年度「生活保障に関する調査」では42.6%と20年足らずの間に加入率は2倍近くに上昇しています。特に「子どもが独り立ちしていない既婚世代」「ローン付きのマイホームを持つ世帯」の加入率が高いことが分かりました。
がんになると入院が長期化することがあり、その後の生活に大きな影響を与えることが考えられます。子どもの教育費や住宅ローンといった大きな出費に影響が出てしまいそうであれば、積極的にがん保険への加入を検討するべきでしょう。
