シングルマザーに生命保険はいらない?必要性や公的制度を解説

生命保険 母子家庭
この記事はPRを含みます
本記事にはアフィリエイトプログラムを利用しての商品のご紹介が含まれます。本記事を経由しサービスのお申し込みや商品のご購入をした場合、サービスや商品の提供元の企業様より報酬を受け取る場合がございます。

シングルマザー(母子家庭)では子どもを守る大黒柱が母親1人なので、「子どもの教育費」「自分自身の収入・生活費」「自分に万が一のことがあった場合の保障」など、お金に関する心配が尽きませんよね。

そんなシングルマザーにとって、生命保険は必要でしょうか?あるいは、なくても生活には問題ないものでしょうか?シングルマザーにおける生命保険の必要性を解説します。

この記事の要点

  • 1.家庭を支える収入を得られるのが母親しかいない以上、万が一のことがあった場合の備えを検討しておくことは非常に大切になります。
  • 2.とはいえ、シングルマザーは公的保障も手厚いため、本当に必要な保障額を見極めることが大切です。
  • 3.ご家庭の状況や将来設計に応じて、最適な保険を探していきましょう。
  • 4.  保険に加入する際におすすめなのは、プロに相談できる無料保険相談窓口の利用です。
  • 5.  保険相談窓口「ほけんのぜんぶ」なら、FP資格を保有したプロの相談員が無料であなたに最適な保険を提案してくれます。

この記事は5分程度で読めます。

※本コンテンツで紹介している保険会社及び保険代理店は、保険業法により金融庁の審査を受け内閣総理大臣から免許を取得しています。コンテンツ内で紹介する商品・サービスの一部または全部に広告が含まれています。しかし、各商品・サービスの情報や評価に一切影響する事はありません。詳しくは、広告ポリシー制作・編集ガイドラインをご覧ください。

シングルマザーに生命保険はいらない?必要な人の特徴

女性1人で子どもを育てていくことは、決して簡単なことではありません。「自分に万が一のことがあったら子どもは大丈夫だろうか」といつも悩んでしまいますよね。

そんな万が一に備えるため、生命保険への加入を検討することは非常に重要です。しかし、全員が全員に必要なのでしょうか。

こちらでは、シングルマザー(母子家庭)で各種生命保険への加入が必要な人といらない人それぞれの特徴を解説します。

生命保険の加入が必要な人の特徴

まずはシングルマザーで生命保険への加入が必要と考えられる人は以下に挙げる方です。

生命保険が必要な人

  • 収入に不安がある人
  • 子どもを大学まで通わせる予定の人

現在パートで働いている人や、正社員になりたてで十分な給与を得ていない人などは生命保険の加入をおすすめします。なぜなら母親が働けなくなってしまったとき、生活が成り立たなくなってしまうからです。

特に子どもが小さいうちは、母親の収入に頼りきりの生活になります。公的保障を活用してもご自身が全く働けないようであれば生活の全てをまかなうことはできません。

マガジン編集部
働けなくなってしまったときでも子どもを安心して育てられるように、保険に加入しておくことをおすすめします。
また、子どもを大学に通わせる予定の人も生命保険の加入をおすすめします。なぜなら、大学卒業までにたくさんの資金が必要になるからです。

文部科学省日本政策金融公庫の調査によると、幼稚園から大学卒業までに必要な金額は、全て公立学校の場合が約800万円、私立の場合は約2,200万円となっています。

POINT
特に高校から大学は公立校以外の選択肢を取る人も多くなってきます。どのような進路でも安心して進学させられるように生命保険に加入しましょう。

\プロがあなたに最適な保険を提案!/

生命保険がいらない人の特徴

対して、生命保険への加入が不要・いらないと考えられるのは以下に当てはまる方です。

生命保険がいらない人

  • 教育資金や生活費をまかなえる資産がある人
  • 子どもが独立している(独立間近)の人

シングルマザーで生命保険が必要ない人は、上記リストの通りです。特に教育資金や生活費をまかなう資産が用意できている人は生命保険に加入する必要はないでしょう。

生命保険はあくまでも、経済的負担を軽減するためのものです。すでにお金の準備ができている人は毎月支払う保険料が負担になってしまうため、加入せずに貯蓄や生活を充実させるために使いましょう。

POINT
貯蓄が貯まるまでは保険をつなぎ役として活用しつつ、目標金額に達したら見直しまたは解約という選択肢も考えられます。

また、子どもが独立間近の家庭は保険に加入する必要性は高いとは言えません。なぜなら子どもの生活費をまかなう必要がなくなるため、必要な保険金額が小さくなるからです。

「高校卒業したら就職する」「大学卒業間近」の家庭は、子どもが独立するまでの数年間を手元の資産でまかなえないか確認し、必要ない場合は保険に加入しなくてもよいでしょう。

マガジン編集部
もしもあなたのご家庭やあなた自身に生命保険が必要かいらないか判断が難しいと思われる際は、ほけんのぜんぶをはじめとする無料保険相談所でお金のプロに相談することをおすすめします。

子どもの教育費や生活費にかかる具体的な金額を知っておこう

子どもの教育費や日々の生活費に、どれくらいのお金が必要なのか具体的な数字を把握しておく必要性があります。

POINT
生命保険の保障内容や保障額を決めるためには、毎月の生活費がどのくらい必要で、万が一の際はどれくらいのお金が減るかを知っておくことが必要不可欠だからです。

ここでは「子どもの教育費の相場」と「シングルマザー(母子家庭)の生活費」について解説します。

子どもの教育費

文部科学省や日本政策金融公庫の調査によれば、幼稚園~大学まで全て公立を選択した場合は約700万円、仮に全て私立を選択した場合には約2,000万円の学費がかかるとされています。

以下は幼稚園から大学までにかかる1年間の学費の一覧です。

区分1年間の学習費総額
公立幼稚園22万3,647円
私立幼稚園52万7,916円
公立小学校32万1,281円
私立小学校1,59万8,691円
公立中学校48万8,397円
私立中学校1,40万6,433円
公立高等学校45万7,380円
私立高等学校96万9,911円
国公立大学115万円
私立大学文系152万1,000円
私立大学理系192万2,000万円

出典:日本政策金融公庫|令和2年度「教育費負担の実態調査結果」文部科学省|平成30年度子供の学習費調査の結果について

最低でも700万円、私立の大学まで通う場合には1,500万円から2,000万円の学費が合計で必要になることを念頭に、学費を確保する手段を検討する必要があります。

\プロがあなたに最適な保険を提案!/

シングルマザー(母子家庭)の生活費

「2019年全国家計構造調査 家計収支に関する結果」によると、母子世帯(母親と18歳未満の未婚の子どもの世帯)の実収入と支出の比較は以下のとおりです。

実収入勤め先収入20万0,447円
その他6万1,140円
収入合計26万1,587円
非消費支出2万8,961円
可処分所得消費支出19万6,379円
黒字3万6,247円
可処分所得計23万2,626円

出典:総務省統計局|2019年全国家計構造調査|15P

この調査では3万6,000円の黒字がでていますが、収入約20万円が前提の数字であることには注意が必要です。

シングルマザーが備えるべきお金とおすすめの生命保険を徹底解説

ここまで、子どもの学費とシングルマザー(母子家庭)の毎月の生活費のイメージを解説しました。それを踏まえたうえで、シングルマザーの方が検討したい生命保険について見ていきましょう。

シングルマザーの方が特に備えておきたい項目と、備えるために有効な生命保険は、以下のとおりです。

備えておきたい項目有効な生命保険
自分に万が一のことがあったとき
  • 生活費…死亡保険
  • 教育費…死亡保険・学資保険
  • 葬儀代…死亡保険
子どもの教育費
  • 死亡保険
  • 学資保険
自分や子どもがケガや病気になったとき
  • 医療保険・就業不能保険

それぞれについて見ていきましょう。

自分に万が一のことがあったとき

自分に万が一のことがあったときに有効な保険

  • 生活費:死亡保険
  • 教育費:死亡保険・学資保険
  • 葬儀代:死亡保険

自分に万が一のことがあったときに有効な保険は、上記表の通りです。このようなときに中心となる保険は「死亡保険」になるでしょう。

死亡保険とは?
「定期保険」「収入保障保険」「終身保険」で構成される保険のことです。被保険者(保険をかけられる人)が死亡または高度障害状態になってしまったときに保険金が受け取れます。
死亡保険は、数ある保険の中でも大きな金額を受け取れる保険のひとつです。子どもの生活費や教育費などまとまったお金を用意しなければいけないシングルマザーの方は、必ず加入しておくべきでしょう。
POINT
死亡保険の中でもまとまった保険金を受け取りたい人は「定期保険」、保険料をより安く抑えたい人は「収入保障保険」の加入をおすすめします。
定期保険とは、一定期間死亡または高度障害状態に備えるための保険です。10年・20年などで契約する「年満了型」と60歳・70歳などで契約する「歳満了型」の2種に分かれます。

マガジン編集部
子どもが独立するまでの期間を保障したい人は年満了型で加入し、20年などの期間を選択すると良いでしょう。
また、収入保障保険とは、一定の期間死亡のリスクに備えられる死亡保険の1種です。保険期間は定期保険と同じですが、収入保障保険は契約から期間が経過するごとに保険金が漸減していきます。
このような契約形態にすることで、必要な保険金だけを用意しながら保険料を抑えられるのです。

\プロがあなたに最適な保険を提案!/

子供の教育費

子どもの教育費は「死亡保険」または「学資保険」で備えられます

子どもの教育費を用意する保険

  • 死亡保険
  • 学資保険

「教育費以外の保障も同時に用意したい」という場合は死亡保険を用意し、「教育資金だけ用意したい」という場合は学資保険に加入しましょう。

学資保険は、子どもの教育資金を用意するための保険です。保険料を支払うことで満期保険金や祝金を用意でき、各課程への進学に備えられます。

マガジン編集部
学資保険は万が一親が死亡しても、満期に設定していた保険金は受け取れます。そのため、親に万が一のことがあっても教育資金を用意できるのです。
とはいえ、学資保険に加入する方は死亡保険などで他の資金を用意できていることが前提になります。教育資金以外が用意できていない人は死亡保険に加入し、教育費も含めた保険金を設定しましょう。

自分や子どもがケガや病気になったとき

自分や子どもがケガや病気になったときの保障は「医療保険」または「就業不能保険」で備えることをおすすめします。

自分や子どもがケガや病気になったとき

  • 医療保険
  • 就業不能保険

これらの保険は生存中の保険のため、ケガや病気に対して保障されるからです。医療保険は、ケガや病気になったときに日額保障や一時金が受け取れる保険です。公的医療保険ではまかないきれない差額ベッド代や食事代などを補てんできます

マガジン編集部
一方就業不能保険は、長期間働けなくなったときに備える保険です。給料のような形で保険金を受け取れるため、働けないときでも、保険金でこれまで通りの生活を送れます。
医療保険と就業不能保険は、どちらも用意することでより手厚い保障になります。しかし、ご自身の予算に合った保障を選ぶことが最優先のため、専門家と相談しながら自分に合った保険を用意してみてください。

注意点

子どもに保険をかける前に、まずは居住している自治体の公的保障を確認しましょう。子どもに対して手厚い保障を用意している自治体が多く、保険に加入する必要性がない場合があります。

ケガや病気の保障は、子どもよりも親を優先しましょう。親が働けなくなってしまうと、経済的な負担が増加します。さらに子どもは自治体の保障でまかなえる可能性があるため、子どもより親に対して保険を用意すべきなのです。

シングルマザーが生命保険に加入する際におすすめの無料相談所5選

表は右にスクロールできます。

名称ほけんのぜんぶマネードクター保険マンモス保険市場保険無料相談ドットコム
ほけんのぜんぶマネードクター保険マンモス保険市場保険無料相談
相談料
無料

無料

無料

無料

無料
取り扱い保険会社数
42社

43社

提携先による

98社

38社

プレゼントキャンペーン
6種から選択

6種から選択

4種から選択

4種から選択

5種から選択
対応エリア全国
(離島除く)
全国
(離島除く)
全国
(離島除く)
全国
(離島除く)
全国
(離島除く)
相談員FP取得率100%約2,300名のFPが在籍3,500人以上の提携FPが在籍230名以上のコンサルタントが在籍提携先による
店舗数なし 150店舗以上なし730店舗以上なし
オンライン相談
予約方法電話、WEB 電話、WEB 電話、WEB 電話、WEB 電話、WEB 
受付時間10:00〜19:00 09:00〜20:00 09:00〜19:0010:00〜20:0010:00〜20:00
詳細

※2024年3月時点・各社公式サイト

ほけんのぜんぶ

ほけんのぜんぶ LP

ほけんのぜんぶのおすすめポイント
  • 知識や経験豊富なファイナンシャルプランナーが適したプランを提案してくれる
  • 必要なお金や将来のためにすべきことを「見える化」してもらえる
  • 24時間365日相談予約で場所や日時を調整しやすい

ほけんのぜんぶは、知識や経験豊富なファイナンシャルプランナーが一人ひとりに合った保険プランを提案してくれるサービスです。

シングルマザーにおすすめの生命保険だけでなく、資産運用や貯蓄などお金に関する様々な提案に期待できるため、家計の見直しや将来の資金作りなどにも活用できるでしょう。

ポイント
ほけんのぜんぶは必要なお金や将来のためにすべきことを「見える化」しながら提案してくれるという特徴があります。

「今の家計状況を改善したいが何を節約できるかわからない」「将来の資金作りのために活かせる生命保険は無いか」など曖昧になっているポイントを明確にできるため、お金の不明点の解消にもおすすめです。

さらに、相談予約は24時間365日受け付けているため、仕事終わりや家事・育児の合間などでも利用しやすいでしょう。相談場所・時間も利用者の都合を優先してもらえるため、相談の機会を設けやすい点も魅力です。

保険の知識がない人でもプロ目線で丁寧に解説してもらえます。

出典:ほけんのぜんぶ

マネードクター

マネードクター LP

マネードクターのおすすめポイント
  • ライフプラン表やキャッシュフローで将来に必要なお金を把握しやすい
  • 41社と提携しているため、ニーズに合ったプランを見つけやすい
  • 相談はオンラインか対面かを選べる

マネードクターはライフプラン表キャッシュフローを使って、利用者の将来必要なお金や貰える年金額などを可視化しながら提案してくれます。シングルマザーであれば、子供のイベントが大きくお金の出費に影響するでしょう。

そのため、いつまでにいくら準備すれば良いかだけでなく、無理なく将来に備えられるかなどを把握したい人はマネードクターに相談してみることをおすすめします。

ポイント
知識や経験が豊富なファイナンシャルプランナーが固定費の見直しなどを提案して、今の収入でもキャッシュフローを改善できないかを一緒に考えてくれるでしょう。

そして、マネードクターは41社もの保険会社と提携しているため、豊富な商品ラインナップから利用者のニーズに合った保険を選びやすいです。

また、相談はいつでも何度でも無料で好きな日時・場所を選べるため、仕事や育児などで忙しい人でも相談の機会を設けやすいでしょう。

対面だけでなくオンライン相談も可能なため、日々のスキマ時間を有効活用できます。

出典:マネードクター

保険マンモス

保険マンモス LP

保険マンモスのおすすめポイント
  • 自分の状況やニーズにマッチしたファイナンシャルプランナーが担当してくれる
  • 顧客満足度が高く、良い口コミや評判が見られる
  • 全国4,500人のファイナンシャルプランナーがぴったりの商品を厳選してくれる

保険マンモスは、自動的に担当のファイナンシャルプランナーが決まるわけでなく、自分が住んでいるエリアからマッチした人が選出される仕組みです。

利用者一人ひとりの状況やニーズに応じた提案をしてもらえるため、シングルマザーならではの悩みや課題も相談しやすいでしょう。

ポイント
顧客満足度は95%と高く、利用者が投稿した良い口コミ・評判も多々見られます。申し込み件数は57万件を超えており、利用者の感想は公式サイトでチェック可能です。

また、保険マンモスは多数の保険会社と提携しており、提携先のファイナンシャルプランナーは全国で4,500人を超えています。厳しい採用基準をクリアした人ばかりのため、提案のクオリティは折り紙付きです。

そして、居住エリアに関わらず、対面での相談予約が取りやすいというメリットもあります。オンラインでの相談にも対応しているため、好きな相談スタイルを選びましょう。

自分が希望する相談方法をで悩みを解決できます。

出典:保険マンモス

保険市場

保険市場のおすすめポイント
  • アバターへの相談で気軽に予約を取りやすい
  • ニーズに合ったコンサルタントを指名できる
  • 相談は無料でオンラインでの申込みも可能

保険市場はコンサルタントだけでなく、アバターへの相談予約も可能です。アバターへの相談は事前登録不要で、何度でも無料で利用できます。

人と話すのが苦手な人でも緊張せずに利用しやすいため、気軽に保険やライフプランなどについて相談できるでしょう。

ポイント
保険市場のコンサルタントは自動的に選出されるのではなく、利用者がニーズに応じて指名できるスタイルです。コンサルタントの情報はサイトにアップされており、口コミや評判などを確認して選べます。

また、相談は何度でも無料で、オンラインにも対応しているため、対面の時間を確保しにくい人でも相談しやすいでしょう。

オンラインの相談で気に入ったプランがあれば、そのまま申し込める点も特徴の1つです。

出典:保険市場

保険無料相談ドットコム

保険無料相談ドットコム

保険無料相談ドットコムのおすすめポイント
  • おすすめの保険商品だけでなく、生涯必要なお金や家計の改善なども相談できる
  • 無理な勧誘があった場合は担当者をすぐに変更してもらえる
  • 口コミや豊富で他の利用者の感想を参考にしやすい

保険無料相談ドットコムは、経験が豊富なファイナンシャルプランナーが利用者のニーズや状況に応じてぴったりな保険商品を提案してくれます。

さらに、生涯必要なお金家計の改善も相談できるため、保険加入意志の有無に関わらず、お金に関する相談をしたい人はサービスの活用がおすすめです。

ポイント
保険無料相談ドットコムでは、無理な勧誘があれば担当者を変更してくれるため、自分が納得していない保険に加入する心配がありません。無理な勧誘に対応してくれる点は、安心して利用できる要素です。

そして、サイトには口コミやアンケート回答が豊富にアップされているため、他の利用者の感想を参考にしやすいでしょう。

他の利用者が保険無料相談ドットコムを利用したきっかけや契約した保険料、担当者への印象なども公式サイトから確認可能です。

出典:保険無料相談ドットコム

シングルマザーが生命保険に加入する際の注意点|公的制度も解説

シングルマザーが生命保険に加入する場合、知っておきたいポイントがあります。夫婦で子育てする世帯と違って収入が限られるため、毎日の生活を圧迫しないようにすることは重要なポイントになりますよね。

シングルマザーが知っておきたい、生命保険への加入に関するポイントを見ていきましょう。

シングルマザーが受けられる公的な手当を活用する

シングルマザーでは、自治体からさまざまな手当を受け取ることができます。

生命保険に加入する前に、公的給付の全体像を理解しておきましょう。

児童手当

児童手当とは?
児童手当とは、0歳から中学卒業までの児童を養育している人に対して支払われる手当です。

給付を受けられる金額は以下のとおりです。

児童手当受取り金額

  • 3歳未満=一律1万5,000円
  • 3歳以上小学校終了前=1万円(第三子以降は1万5,000円)
  • 中学生=一律1万円

出典:内閣府|児童手当制度のご案内

児童扶養手当

児童扶養手当とは?
児童扶養手当とは、離婚によるひとり親世帯など、父又は母と生計を同じくしていない児童が育成される家庭の生活の安定と自立の促進のために手当を支給しています。

支給対象は18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある児童を看護する母親で、子どもに障害がある場合の子どもの年齢上限は「20歳未満」になります。

支給される金額は以下の3種類で分かれています。

 児童扶養手当の支給金額

  • 全部支給
  • 一部支給
  • 全部停止

給付される金額は、児童扶養手当を請求した人の前年度の所得に応じて決定されます。

児童扶養手当の月額子どもが1人の場合

全部支給:43,160円

一部支給:43,150~10,180円

子ども2人目の加算額

全部支給:10,190円

一部支給:10,180~5,100円

子ども3人目以降の加算額

全部支給:6,110円

一部支給:6,100円~3,060円

(1人につき)

出典:厚生労働省|「児童扶養手当」が変わります

ひとり親医療費助成制度

ひとり親医療費助成制度とは?
ひとり親世帯の親または子どもが病気やケガで治療を受けた場合や、治療器具の費用を負担した場合に利用できる制度です。

シングルマザーや父子家庭で20歳までの児童を養育している場合、保険診療による医療費の自己負担の助成を受けられます。

ポイント

  • 病院や診療所で負担する医療費が1医療機関ごとに1日あたり最大で500円になるほか、3日目以降は自己負担する必要もなくなります。
  • また、同一月に負担した一部自己負担額が2,500円を超えた場合は、申請によって超過分の払い戻しも受けられます。

参考:大阪市|こどもの医療費を助成します

上下水道料金の減免

児童扶養手当または特別児童扶養手当を受給している場合、上下水道料金の減免の対象になります。

例えば東京都の場合、減免の条件は以下のとおりです。

・水道料金基本料金と1月当たり10m³までの従量料金の合計額に100分の110を乗じて得た額・下水道料金1月当たり8m³までの料金

引用元:東京都水道局|水道料金・下水道料金の減免のご案内

住宅手当

ひとり親世帯では、自治体から住宅手当を受けることでマンションやアパートの家賃負担を軽減できる場合があります。

マガジン編集部
名称は「住宅手当」のほか、「家賃補助」「住宅費助成」など自治体ごとで異なるのが特徴です。

例えば千葉県浦安市では「ひとり親家庭住宅手当」と呼ばれており、家賃1万円を超えた額に対し、月額1万5,000円を限度として支給されます。

ただし、給付を受けるには以下の条件をすべて満たすことが必要です。

  • 20歳未満までの児童を養育するひとり親家庭であり、本市の住民基本台帳に世帯主として登録されていること。
  • 自ら居住するための住宅(貸間を含む)を借り受け、月額10,000円を超える家賃を支払っていること。
  • 自らの名義の賃貸借契約により住宅を借り受けていること。
  • 所得制限限度額を満たしていること。

引用元:浦安市|ひとり親家庭住宅手当

また、ひとり親であればどの世帯でも手当を受け取れるとは限りません。

以下のように一定の所得制限があります。

税法上の扶養親族などの数

本人の所得額

0人

192万円

1人

230万円

2人

268万円

3人

306万円

4人

344万円

引用元:浦安市|ひとり親家庭住宅手当

助成の金額は自治体によって異なり、自治体によっては支給されない可能性もあります。

マガジン編集部
まずは、お住まいの自治体に確認してみましょう。

保険料の払込期間は長期間に設定する

生命保険によっては、保険料の払込期間を長くすることで毎月の保険料負担を減らせる場合があります。

学資保険の場合…

子どもが10歳で払い込みを終えるタイプに比べて18歳・20歳で払い込みを終えるタイプのほうが、毎月の保険料負担を抑えられます。

終身医療保険の場合…

払込期間の違いによって、保険料負担が異なります。

保険料を終身払いにするほうが、短期払いと比較すれば毎月の保険料が安くなります。

注意点

    ただし、学資保険では保険料払込期間が長くなると保険料の払込総額が増え、「返戻率」が低下します。

    マガジン編集部
    本来の貯蓄性能が発揮されなくなることは知っておきましょう。

    シングルマザーの生命保険に関するよくある質問

    シングルマザーに保険がいらない場合とは、どのようなときでしょうか?
    十分な貯金を確保できている場合や、子どもが独立している(または独立間近)である場合は必要ないでしょう。なお十分な貯金の程度は、個人の生活水準や進学の状況によって異なります。
    予算が限られているので、多くの保険は用意できません。どの保険を優先的に用意すべきですか?
    まだ保険を用意していない方は、死亡保険から加入することをおすすめします。一番大きなリスクに対して保険金を用意できるため、有効な保険になるでしょう。「定期保険」「収入保障保険」のどちらかで検討してみてください。
    シングルマザーが備えておくべきお金についてはこちらからチェックしてください。
    保険料を抑える方法を教えてください。
    「先に受け取れる公的保障を確認する」「保険料の払込期間を短くする」「掛け捨ての保険に加入する」などが考えられます。特にひとり親世帯は公的保障が手厚くなります。先に受けられる保障を確認してから、保険を検討してみてください。
    子どもに保険は必要でしょうか?
    個人のニーズによって異なりますが、あくまでも親が優先です。子どもは居住している自治体の保障を受けられる可能性が高く、親は働けなくなったときの経済的損失が大きくなります。そのため、まずは親に十分な保険を用意し、必要背を感じたら子どもに医療保険などの保障を用意すると良いでしょう。
    自分に合った生命保険がわかりません。
    自分に合った保険がわからない方は「ほけんのぜんぶ」をはじめとする無料保険相談所を活用することをおすすめします。自分に合った保険を無料で見つけてくれますよ。

    まとめ

    今回は、シングルマザーにおける生命保険の必要性について解説しました。シングルマザーに生命保険は必要ないという意見は、やはり保険料の負担に見合わないからという意見からでしょう。

    家庭を支える収入を得られるのが母親しかいない以上、万が一のことがあった場合の備えを検討しておくことは非常に大切になります。

    とはいえ、シングルマザーは公的保障も手厚いため、本当に必要な保障額を見極めることが大切です。

    ご家庭の状況や将来設計に応じて、最適な保険を探していきましょう。

    ・本コンテンツは情報の提供を目的としており、保険加入その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。
    ・本コンテンツは商品の概要を説明しています。
    ・詳細は「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり/約款」を、通信販売の場合は、「パンフレット」「特に重要な事項のお知らせ/商品概要のご説明/ご契約のしおり抜粋」「ご契約のしおり/約款」を必ずご確認ください。
    ・弊社は本コンテンツの正確性、確実性、最新性及び完全性等に関して保証するものではございません。
    ・本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。
    ・また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります

    執筆者情報

    ほけんのぜんぶ logo
    ほけんのぜんぶマガジン編集部

    ほけんのぜんぶマガジンは、保険やお金に関する情報を発信するマガジンで、株式会社ほけんのぜんぶが運営しています。

     

    日々の中で生まれる迷いに対して、一人ひとりが良い選択をできるよう、ユーザーに寄り添ったコンテンツ制作を心がけています。

     

    詳しくはコンテンツポリシーをご覧ください。

    募集代理店
    株式会社ほけんのぜんぶ
    〒171-0014
    東京都豊島区池袋2-40-13
    池袋デュープレックスビズ7階
    お問い合わせ 0120-20-8000

    当サイトでは、株式会社ほけんのぜんぶが保険契約締結の代理・媒介を行います。